最近ブログ書きながら思うこと
翌朝追記:昨日書きながら「こんなん明日になったら消したくなるかもしれんなー」と思ってましたが、やっぱり消したくなりました(笑)
かまってちゃんが夜一人で勢い任せに書くとこうなりますみたいな記事ですいません…
お恥ずかしい(*_*;
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こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
いや、本当に。
貴重なお時間を割いて私のブログにお越しくださいまして、感謝致します。
いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。
スターを付けてくださったり、コメントを書いてくださったり、読者登録してくださったりしている方。
そういったことをされない方も、アクセスの数字が1増えるたびに私は内心ガッツポーズしております。
ありがとうございます。
初めてこのブログに来てくださった方も、ありがとうございます。
たまに読んでくださっている方も、ありがとうございます。
別の記事も読んでみようかなと思っていただけたら大変嬉しいです。
最近ブログを書いたり読んだりしながら思うこと。
私のブログ、どの方向に進めばいいのか分からない。笑
Twitterでも同じことをつぶやきましたが…
書くからにはたくさんの人に読んでいただきたい。
Twitterも始めたし、自分で宣伝してはいるけど、それだけでは限界がある。
やっぱり検索流入がもっとほしいなと思う。
検索エンジンに評価されるには、少なくとも2000~3000字くらいは書いた方が良いらしい。
でも、そんなに長いブログを最後まで読んでもらおうと考えると…
・文章がとても面白い
・読者がほしがっている情報について書いてある
このどちらかには当てはまらないと厳しい。
一応、いずれは収益の出るブログを作りたいなーなんて思ってはいるけれども…
楽しくやっているとはいえ、結構時間も割いているんだし。
私のブログは情報提供に重きを置いたものは少ないし、かといって、続きが気になってどんどん読んじゃった!みたいな文章は書けない。
となると、現状私のブログを出来るだけ低ストレスで読んでもらうためには、あまり長すぎるのは良くない。
宣伝効果で私のブログを知ってせっかく読みに来てくださった方がいても、記事の最後に到達する前に離脱されてしまう。
でもそれだといつまでも検索流入は増えない。
あ 検索に引っかけられそうな内容の記事は、キーワードくらいは多少考えるんですけどね。
長くするべきか?
短くするべきか?
もちろん、内容の充実や文章力の向上が一番大事ですが、それは一朝一夕にできることではないので、とりあえず今書いている記事をどうするべきなのか。
それから、読者登録してくださっている方やTwitterのフォロワーさんが少しずつ増えてきたけど、本当の意味での読者さんを私は何人つくれたのだろう。
はてなブログの読者登録やTwitterのフォロワー数は、増やそうと思えばある程度できてしまう。
私が登録orフォローするとお返ししてくださる方が結構いらっしゃるから。
何千何百とかのレベルはそれだけじゃ無理だけど。
そういうふうに「この待宵って人、読者登録してもらったから自分もお返しでとりあえず登録したけど、結構面白いな」と何人に思ってもらえているのだろう。
何人かのブロガーさんの10月の運営報告を見たけど、(たぶん)Twitterやってなくても、読者登録が私より少なくても、そして雑記ブログでも、PVは私と比べものにならないくらい多いブログもあった。
ということは、私は一度読みに来てくれた方にリピートしてもらえる率がきっと低いのだ。
1つの記事を読んで、他のも読んでみようと思ってもらったり、更新されたら逃さず読もうとか、そういうのが少ないんだな。
実際、記事を更新した日にPVが全然伸びてなかったりするしなー
検索流入少ない上に、更新日に読まれないって…終わってる(爆)
明日は土曜日だけど夫が仕事だから、昼間は頑張って記事書くぞー
少しでも誰かの役に立ったり、共感してもらえるようなものが書けるといいなー
何だろうこの記事(笑)
1500字あるけど、ほんと内容的には昨日のツイートをぐだぐだ長くした感じだ…
お読みくださった方々…いや、お読みくださったあなた!
本当にありがとうございます。
いろいろありますが、お互い頑張りましょう!!!
ほんと何の記事だコレ…
待宵スークでした(*▽*)
誰にも聞かれてないけど、隠す必要もなかったかもしれないけど、日本にいた頃の仕事を明かすことにしました
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
最近ずっと悩んでいたことがありました。
悩んでいたっていうほど深刻な話ではありませんが(笑)
「ブログを始めて1か月になりました」にも書いた、「自分のことをどこまで明かしていいのか問題」。
↓↓例えばこんな感じです。
・出身の都道府県や住んだことのある都市
・現在住んでいる国や都市
・日本に住んでいた頃の仕事
・学生時代の部活
・現在のアルバイト
価値ある情報を提供することを考えたら、現在住んでいる都市を明かすのが一番いいでしょうね。
これからその都市に住むことになる方や、旅行する方のお役に立てるかもしれません。
日本とは違うこと、日本では知られていないことがやっぱりたくさんありますから。
それに、日常のことも綴ればネタも無限大(笑)
特化ブログにできちゃう!
私の親が私と同じ都市に住んでいる人のブログを検索して読んでいるらしいということで、国や都市を明記せずにいるのですが…
親はおそらく「国名 都市名 ブログ」とかで検索しているはずだから、国名を明記しなければ検索に引っかからないのでは?
つまり、「世界で一番面積が広い国(=ロシア)在住」とか「ピザとパスタの国(=イタリア)情報!」みたいな書き方をすれば、親に発見されることはないのでは??ナイスアイディア!!なんて考えたりもしたのですが、結局やめました(笑)
このブログとは分けて海外生活ブログをつくるか?とも思いましたが、「家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと」があったからブログを始めたのであって、どちらかというと内面的なことを書きたいので(笑)その案もなし。
といいつつ、海外生活ブログもいつか書くかもしれませんが。
最近は特に、日本に住んでいた頃の仕事について明かしてしまおうか、それを明かしたら書きたい記事がたくさんあるなぁ…とずっと考えていました。
ほんの数年間ではありますが、今の私にもさまざまな面で影響を与えた仕事です。
その仕事に就くまでの経緯、仕事で経験したこと・学んだこと、出会った人々のこと、挫折、仕事への想い…とにかくいろいろあります。
私の就職活動は散々なもので、これから就職活動する方のお手本には全くなりませんが、業界のことならば少しは書けますし。
30歳、既婚女性、子どもなし、アジアのどこか在住
これに前職の情報が加わったくらいじゃ誰にもばれないか(笑)
もっとPVが上がってから心配すれば十分ですね。
ということで…
明かしちゃえ。
別に職業そのものは珍しいとか驚くようなものではありません。
引っ張るほどのことではないんですけどね…この文をPCで打ちながらも、明かすかどうか迷ってるという(笑)
新卒から6年間、塾講師として働いておりました。
一度転職して、2つの会社を経験しています。
1つ目は正社員、2つ目はアルバイトでした。
そうなった経緯もいつか書けたらと思います。
過去の仕事に関する記事ではサービス業としか書いていませんでしたが、「お客様」と書いていたのは塾の生徒や保護者のことでございました。
あっ「元塾講師のくせに文章力ないなぁ」とか言わないで…汗
書いちゃえ書いちゃえー!!笑
次からどんどん書いちゃうもんねー!!
雑記ブログをやっていると、カテゴリがどんどん増えていくパターン(笑)
ブログ村、どのグループに入るか迷いますわー。
まぁでも書いた後でも記事の整理はできるし、書きたいと思ったときに書いてしまおう。
じっくり練って書くのも大切だと思いますが、勢いで書いた記事の方がシンプルで意外とまとまり良かったりします(笑)
想いもストレートに入ってて。
現在私のブログにあるカテゴリは以下の4つ。
「子無し専業主婦・駐在妻」
「歯列矯正」
「努力と才能・仕事」
「自分自身のこと」
ここに5つ目の「塾講師」が加わるのか。増えてきたなぁ。
しばらくは塾講師記事が続くかもしれません。
とか言って、突然自分語りをぶっ込むかもしれません。
まぁほとんど全部自分語りブログですけどね…(爆)
とりあえず、今後もお付き合いいただけますと幸いです!
それでは、今回はこの辺で。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
小さな小さなサービスに感動した話。こんな気遣いができるひとになりたい
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
はじめに
「サービスに感動した」というタイトルにしましたが、五つ星ホテルとか某有名テーマパークとかの話ではございません。
サムネホイホイか(笑)
感動というか、小さなことだけど「そこに気付いてくれる人がいたのか!」と思った話です。
レストランでものすごく美味しい料理が出てくるとか、ホテルの部屋がとてもきれいで快適だったとか、そういうことはそのサービスを利用する誰もが期待しますよね。
でもそうではなくて、サービスを受ける側も思いつきもしなかったような、それをやってくれた人は今までいなかったなーと思うような…「痒いところに手が届く」サービスと言ってもいいかもしれません。
いや、サービスというより気遣いや親切かな。
直接利益は生みださないけれども、お客さんの心には結構残るものではないかなと思います。
中学校の理科の先生
いきなり公務員の話かい(笑)
利益とか関係ないやん(笑)と言いたくなるかもしれませんが(^_^;)
でも、私はその先生がしてくれたことを16年経っても覚えていて、こうしてブログに書こうとするほど印象に残っているのです。
その先生は、私が中2のときの理科の担当でした。
生徒指導の先生でもあり、田舎の粋がった不良たちを相手にするのは大変だっただろうと思います。
その先生(K先生とします)は、授業にいつも自作のプリントを使っていました。
上の方に図や表があって、下の方に説明やまとめを書き込むための枠があります。
そして、その枠に書き込む内容を板書するときにこう言ってくれるのです。
「その枠に4行書くぞ」
これってめちゃくちゃ親切じゃないですか?
生徒たちは先生の板書を追っかけながら自分のプリントに書いていくので、何行になるのか先に言ってくれるのはとてもありがたい。
入りきらなくなった!とか、余白がすごく広くなっちゃった…とかならずに済むのですから。
本当に些細なことでなかなか表面化もしてこない生徒の要望に気付いてくれていた。
少なくとも私は他にはこういう先生に出会いませんでした。
特に女子に多いと思いますが、ノートやプリントをきっちりきれいにまとめたい子っていますよね。
私もそうでした。
カラフル派・シンプル派、吹き出しとか書いて工夫したり、ノートを縦に2分割して書いたり…
後から見て気持ち良くなるようなノートにしたいんですよね。
大人からしてみたら、「きれいに書くことに神経を使ってないで、もっといろいろ書き込めよ」と言いたくなりますが、生徒にとってはそれがある意味モチベーションになっていたりもします。
(ノートのきれいさと成績の良さは必ずしも一致しないですけどね…)
そんなノートきれいに書きたい系生徒の大敵といえば…
先生の「あ さっきのところにちょっと付け足しね~」攻撃。
前に戻って書かないでよ!もうそこには入らないよ!
あーあ…無理やり余白に書くしかない…(泣)
今思えばたいしたことではないけれども、せっかくきれいに書いてきたのにそれを崩されるのって、結構イラッとしませんでしたか?
また、毎回の授業内容をきっちり1ページや見開きに収めたいタイプの子もいますよね。
そういう子にとってはスペースの配分が重要になるため、授業の終盤で「先生、今日まだたくさん書きますか?」なんて聞いたりしていました。
…と、こんなことを書くとK先生がノートをきれいに書きたい生系徒のご機嫌取りをしていたかのように思われるかもしれませんが…
実際、生徒がノートを書きやすいように配慮してくれる先生はそこまで多くなかったように思います。
書き写した方がいいのかどうか分からないものをあれこれ書く先生や、みんな書き終わっていないのにさっさと消してしまう先生もいました。
そんな先生が当たり前にいる中で、これから何行書くか先に伝えた方が生徒にとっていいよなと気付いてくれたK先生は、非常に貴重な存在だったと思います。
ある美容師さんの一言
美容院に行くと、特に女性はカット・カラー・トリートメント・パーマと結構時間がかかりますよね。
特に大きい美容院の場合、自分がシャンプーをしてもらっている間に担当美容師さんが他のお客さんのカットに行っていたりして、戻ってくるまで待たされることもしばしば。
私はカラーもパーマもしないのですが、それでもトータルで2時間くらいかかることがあります。
私は美容師さんを指名しないので、いつも違う美容師さんに切ってもらいます。
その日も初対面の若い女性の美容師さんでした。
シャンプー、大まかにカット、トリートメントが終わって、あとはブローして細かいところを整えて…というところで、その美容師さんが言いました。
「お手洗いは大丈夫ですか?」
私は結構お手洗いが近い方なので、美容院ではいつも途中でお手洗いに行きたくなっていました。
でも言い出しにくいし、タイミングも分からないので、我慢していたのです。
私は思わず、「それを聞いてくれた美容師さん、初めてです!」と言ってしまいました。
彼女は少し意外そうに「そうですか?」と言っていましたが、その後別の美容院に行ったときは途中めちゃくちゃ待たされたけどやっぱり聞いてくれませんでした。
カラーやパーマをする人はもっと時間がかかるはずですし、お手洗いに行きたいけどいつも言い出せないという人は少なくないのではないでしょうか。
でも、それを聞いてくれるかどうかよりも、美容院としてはもっと重要なことがたくさんありますよね。
ヘアスタイルの仕上がりや美容院の清潔感、美容師の言葉遣いや態度など…
ですから、美容師さん自身がお客として美容院に行って、そのときお手洗いに行きたくなったとしても、自分がまた施術する側に立った時には忘れてしまうのかなぁと思います。
私に「お手洗いは大丈夫ですか」と聞いてくれた美容師さんは、お客さんの言い出しにくいその要望にどうやって気付いたのだろう。
また今度その美容室に行ったときは指名しようかな。
終わりに
今回は、本当に些細なことだけどありがたいと感じた親切について書かせていただきました。
どんな仕事でも、日常生活でも、小さな小さな表面化しない要望に気付けるようになりたいものです。
お客様を喜ばせるべく用意された一流のサービスと比べるものではないかもしれませんが、このようなちょっとした気遣いも非常に価値のあるものだと思います。
それでは、今回はこの辺で。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
いつも嫁が何で怒っているのか分からない男性へ
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
はじめに
男性の皆様。
あなたの奥さんが
- 何で怒っているのか分からない
- いつも急に不機嫌になる
- 何も悪いことはしていない・仕方がないことだったのに文句を言われた
こんなこと、よくありませんか?
そのたびに「またかよ…」「どうしろっていうんだよ…」とうんざりしてしまう方も多いのではないかと思います。
今回は、自分は何でそんなに怒られるんだと思っている男性に読んでいただきたい「嫁が怒る理由」についてです。
とはいっても、ほとんど私の夫に対する愚痴のようなものですが。
まだ結婚3年目の未熟な夫婦でして、ありのままを書くのは大変恥ずかしいのですが…
でもたぶん我が家だけではないはず!笑
(1)嫁が怒るポイントを勘違いしている
私が怒ってるのはそこじゃない!これだよ!と何回も伝えているんですけどね…
一度思い込んでしまうと、認識を変えるのは難しいようです。
例)その1
夫:残業や会社の飲み会で帰宅が遅くなったから嫁が怒っている
私:連絡がなかったことに対して怒っている
私は「帰宅が遅いこと」そのものに対して怒ったことはありません。
なぜなら、仕事のせいで遅くなるのは仕方がないことだからです。
残業や接待はもちろん仕事ですが、夫は現在の職場では一番下っ端なので、飲みに誘われたらなかなか断れません。
仕事とは関係なく夜遊びしている日もあるかもしれないとは思っていますが、問い詰めたとしてもどうせ言わないので、全部仕事関係ということにしています。
しかし、残業だろうが飲み会だろうが、連絡なしで突然帰ってこられるのは困るのです。
何も朝の時点で「今日は24時頃に帰る」とか決めろというわけではありません。
そんなのは無理だと分かっています。
「今会社を出た」とか「タクシーに乗ったところだから20分くらいで着く」とか、それだけでいいのです。
こちらは何時に帰ってくるのか分からない状態で待っているのですから、その程度の連絡はしてくれてもいいと思うのですが。
毎日「帰りは連絡してね」と頼んでいるのに、忘れるんですよね…
「ごめん、帰るの遅くなって」
そこじゃないんだってば。
しかも、私の夫はよく家の鍵を持たずに出かけてしまいます。
どんなに夜遅くなろうが、鍵を開けてあげるために待ってなければいけない嫁の身にもなってほしいものです。
実は、この記事を書いているときに実例紹介としては最適な出来事が起こりました。
今日は土曜日で、夫は会社の上司たちと早朝からゴルフ。
夜は食事会の予定になっていましたが、ゴルフから夜までぶっ通しか、ゴルフの後一旦帰宅して再集合か、朝の時点では決まっていませんでした。
ゴルフの後に一旦帰ってくるなら昼食後だから14時以降かな、そのまま夕食だったら帰りは22時~23時くらいかな…と私が想定できるのはこの程度。
それなのに、「どうなるか決まったら連絡してね」と言っておいたにも関わらず、ちょうどこの記事を書いていた15時過ぎ、何の事前連絡もなく突然帰宅。
夫は鍵を持っていきませんでしたし、こういうことがあり得るだろうと思って家にいて正解でした。
さらに、「早起きして眠かったから、帰りの車の中ですぐに寝てしまって連絡できなかった」と私に説明したのに、実は起きていたことが後から判明。
それでも連絡するのを忘れていたとは認めず…だから怒りたくなるんですよ。
帰りが14時なのか23時なのか分からないまま待たされる気持ちが分からないのでしょうか。
夫の帰宅時間が分からないために行動を制限されているのが分からないのでしょうか。
「ごめん、土曜なのに家に全然いられなくて」
だからそこじゃない。
例)その2
夫:嫁がもう夕食を作ってしまったのに、今日は要らないと言ったら怒られる
私:夕食は要るのか要らないのか はっきりしてくれないのが一番困る
先ほど述べた内容と少し重なりますが…
夫は急に飲み会に誘われることもありますし、残業中にお腹が空いて夕食を食べてしまったなら、それはそれで私は構わないのです。
仕方がないことですから。
当日食べ切らなければ困るようなものはそもそも平日には作らないようにしていますし、今日食べないなら翌日に回したりすることもできます。
それなのに、夕食を食べると言うから帰宅のタイミングに合わせて温め直したり仕上げをしたりして待っていたら、
夫「食べるつもりだったけど、やっぱり結構お腹いっぱいだからあんまり食べられない」
私「あんまりって何?食べないの?少しは食べたいの?」
夫「でもごはん作っちゃったよね?だったら一応食べるよ」
私「お腹いっぱいなら無理に食べなくていいよ、明日に回すから」
夫「じゃあ今日は要らない」
私「・・・・・」
夫「ごめん、せっかく作ってくれたのに」
そこじゃねえよ!!!
要らないなら最初からそう言えよ!!!
そうしたら温め直す必要なかったし、洗い物もできたのに!!!
まとめ
的外れな謝罪は、「この人何も分かってくれてないのね」とかえってイライラを増幅させます。
また、理由を勘違いしているのでいつまで経っても改善されず、怒られ続けることになってしまうのです。
(嫁の言うことを全て受け入れて言いなりになれという意味ではありません)
相手にとって何が困るのか、という観点をお互いに持てるようになると良いのではないでしょうか。
(2)注意しても同じことを繰り返す
小さなことだと思って男性側は気にしていない場合が結構多いのではないでしょうか。
しかし、何度言っても繰り返されると非常にイライラします。
例えば冷蔵庫からジュースを出して、それを片付け忘れる。
初めてだったら何も言わずに私が片付けてもいいのですが、50回目だったらどうでしょう。
「体や髪をふいて湿っているタオルをソファーに置かないでね」と言っているのに、毎日お風呂上がりに置かれていたらどうでしょう。
家に帰る前に連絡をしない。
嫁は毎日のように落ち着かない数時間を過ごしています。
「何でそんなちょっとしたことでいちいち怒られなきゃいけないの?」
まさにチリツモです。
繰り返されることによって、ちょっとしたことではなくなるのです。
終わりに
ネットなどでよく「いつも嫁が急に不機嫌になる」「女はすぐ八つ当たりする」といった話を目にするので、家事をする立場から物申してみました。
ぶつかり合いのパターンは夫婦によってさまざまだと思いますが、「嫁が怒っている理由を勘違いしている」「注意しても同じことを繰り返す」が我が家では多いです。
でも、あまり分かっていなくても謝ってくれるだけマシだと思う方も多いかもしれませんね…
最後に、このような夫婦関係に関する記事は女性の立場から書かれたものが多いので、男性たちももっと声を上げてくれないかなぁと思っています。
女性と同じ分だけ男性にも言い分や意見があると思うので、ぜひ聞きたいです。
それでは、今回はこの辺で。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
30歳からの歯列矯正(6)ブラケットの装着
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
歯列矯正体験記(6)です。
苦しい抜歯の日々を乗り越えて、ついに矯正器具を装着できる日がやってきたー!!
ブラケットで表側から矯正する
矯正器具の種類については「30歳からの歯列矯正(2)」でごく簡単に説明させていただきましたが、一応もう一度ざっくりと。
矯正器具は大きく分けて2種類。
ブラケット(↓↓この絵)とマウスピースがあります。
私はブラケットを歯の表側に装着して矯正します。
メリット:費用が安く済む(全然安くないけど)。複雑な歯並びにも対応可。
デメリット:装着しているのが目立つ。
裏側矯正は、外から見えない代わりに装着が難しく、費用も少し上がります。
マウスピースは目立たないこと・簡単に着脱できるというメリットがありますが、費用が高いです。
私は「日本に帰るときまでに歯並びをキレイにする!」というのが目的。
そのため、費用の安さと効果を重視して、見た目の悪さはあっさり諦めました。
矯正歯科専門のN先生
ブラケットの装着をしてくれるのはN先生。
穏やかな印象の日本人男性です。
矯正歯科の専門医で、いかにもベテランという感じ。50歳くらいかな?
日本の病院と頻繁に行き来しているらしく、いつも忙しそう…
私がN先生に会うのは初めてではなかったのですが、S先生ほどたくさん会話をしていないのでちょっとどきどき。
ブラケット装着の前に。
「30歳からの歯列矯正(5)」では長くなったので省きましたが、下の4番を抜いたときも歯茎を縫合してもらいました。
歯茎の表側と裏側からきゅっと傷口を締める感じです。
治りは早くなるのですが、縫合しているところが傷口そのものより痛かったので、ブラケット装着の前にN先生に抜糸してもらいました。
ブラケット装着
私には1つ疑問に思っていたことがありました。
ブラケットって、一本一本の歯にどうやってくっついてるの??
接着剤みたいなもの?
それとも、画鋲みたいな感じで歯に埋め込むのか…←もしそうだとしたら、もしかして痛い?
とか、いろいろ心配していました。
だってせっかく抜歯が終わったのに、また痛い思いをするのは嫌なんだもん…
この日は上の歯だけ装着することになりました。
装着する作業のときに唇が邪魔にならないよう、唇を押し広げた状態で固定する器具を付けます。
最初に歯の表面の洗浄。
痛くないのに、ギュイイィーーーーンという音だけで恐怖を感じるように子ども時代に脳にインプットされているので、体がちょっとこわばる(笑)
このN先生はあまり口数の多い方ではなく、「椅子を倒しますね~」とか「(歯を)お水で洗いますよ~」とか患者に向かっていちいち言いません。
別に言わなくてもいいのですが、いきなり注射器を手に取ったときはさすがにびびりました。
注射するの!?やだ!!(ガキか笑)と思ったら、注射器で歯の表面にちょんちょんと何かを付けているようです。
接着剤かしら。
その後、小さい部品を1つずつピンセットで取り、これにも接着剤のようなものを付けていきます。
そして歯に乗せる。
良かった、接着剤式だ。埋め込み式じゃなかった…(笑)
1つ乗せるごとに、ポジショニングゲージ(だったかな?)という器具で位置を調整しているようです。
上の全ての歯に部品をくっつけたら、今度はそれに細い銀色のワイヤーを通していきます。
通す前に、ワイヤーの端をライターで炙るN先生…
なぜ炙っているのかは聞けませんでした(笑)
ワイヤーを通し、ぎゅっぎゅっと締め上げているようなのですが、これも口の中で何が起きているのか自分では分かりません。
今度S先生に聞こうっと(笑)
だいたい30~40分ほどで装着作業は終了。
特に痛かったり苦しかったりすることはありませんでした。
下の歯のブラケットは後日またN先生に付けてもらうのですが、予約は何と1ヵ月先!!
N先生、多忙すぎる。どうかお体に気を付けて…
ブラケット装着後
最初の1週間くらいは、口の内側のブラケットが当たるところが痛くなることが多いようです。
でも、幸い私は平気でした。
装着してから丸1週間経ちましたが、何ともありません。
痛くなったら嫌だと思って、喋ったり食べたりするのを控えて出来るだけ口を動かさないようにしていたのが功を奏したのでしょうか(笑)
というより…
実は食べるのを控えたのは、控えざるを得なかったという方が正しいです。
ブラケットを装着してから数時間経つと、だんだん歯がむずむずしてきます。
全部の歯が浮いているような感じ。
特に前歯にはやはり強い力がかかっているようで、少し噛みあわせただけでも痛い。
柔らかいものでも前歯を使って食べることができなくなります。
というか、食べ物を奥歯で噛んだとしても、そのときに上下の前歯同士が当たるので痛みが走る…
また、豆腐より硬いもの(笑)は何でもブラケットに詰まるので、食べにくいし、歯磨きも面倒。
食べるときは痛くて美味しいのかもよく分からないし、ブラケットに詰まったり引っかかったりして食べにくいし、歯磨きも時間がかかるし…
食事をすると疲れてしまうので、もう出来るだけ食べたくないと思うほどでした。
これを書いている今は痛みやむずむず感もだいぶ収まって(慣れて?)きましたが、それでもパンや肉まんのようなものにかぶりついて食べるのはキツそうです。
麺類などを途中まで口に入れて噛み切るのも無理でした(昨日うどんを食べたとき痛かった笑)。
まあ、食べ方としては全部口に入れた方がきれいだから、痛くなくてもそうした方がいいんですけどね(笑)
ついに矯正スタート!
矯正をしている他の方のブログを読んでいると、このむずむず感は月1の器具調整のたびにやってくるらしいです。
こんなのが2年も続くのか…と思うと早くも先が思いやられます。
しかしながら、何はともあれ矯正をスタートさせることができて嬉しいです。
(下の歯はまだですが)
初めて歯並びの悪さを指摘されてから約5年。
嫌だな嫌だなと思っているだけでは、5年経とうが10年経とうが歯並びは良くなってくれません。
でも、器具を装着して定期的な検診を受ければ2年で……!!!
もうお金も払ってしまったし、早死にするわけにはいかん。笑
キレイな歯並びを手に入れて、思いっ切り笑うのだ!!!
ということで、歯列矯正体験記はまだまだ続きます!
2年後まだちゃんとブログやってるだろうか(笑)
お読みくださり、ありがとうございました。
30歳からの歯列矯正(5)スペースをつくるための抜歯
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
歯列矯正体験記(5)です!
スペースをつくるための抜歯
前回までの親知らずの抜歯は、実は歯列矯正にはそこまで関係ありません。
より重要なのは、今回の抜歯です。
私の担当医S先生の話によると、前の方の歯よりも奥歯の方が骨にしっかりくっついているそうです。
だから、前の方の歯は力がかかると動きやすく、窮屈になったりして歯並びが乱れてしまうのは前の方。
斜めになってしまったり、歯と歯が重なってしまったりするわけです。
ブラケットによる歯列矯正は、骨にしっかりくっついていて動きにくい奥歯を支えにして、前の方の歯を動かしていきます。
そして、斜めになっていたり重なっていたりする歯をきれいに並べ直すためには、歯を抜いてスペースをつくらなければいけないのです。
(抜歯しない矯正もあるようですが、そちらは私には分かりません。乱れ方の程度にもよるのかも?)
且つ、スペースをつくるための抜歯はどこでも良いわけではありません。
あまり奥の方を抜くと、前の方の歯がうまく動かなかったり時間がかかったりするので、結構前の方を抜けなければならないのです。
ほとんどの人は、4番の歯を抜くそうです。
口を開けたときやっぱり1~3番が圧倒的に目立ちますから、ここをできるだけきれいに並べるためには4番を抜くのが一番良いのですね。
(4番もニカッと笑うと見えますけどね…)
ただし、4番は健康な歯だけど5番には虫歯があるなど、事情によっては5番を抜くこともあるらしいです。
その場合は、バランスが崩れないように左右両方とも5番を抜くことになります。
私は上下左右で合計4本ある「4番」を全て抜くことになりました…
「抜くときの大変さは、上の親知らずと下の親知らずの間くらいですかね」
ふむふむ。それは…結構痛いということですよね、S先生。
はじめに右側の上下の4番、1週間後に左側の上下の4番を抜くことになりました。
(抜歯後の食事のしやすさを考えて、右側・左側でまとめて抜きます)
右側の4番の抜歯
右側を抜いたときはほぼ想定の範囲内だったので、省略します。
上の歯茎に麻酔(表面→注射)
↓
上の歯を抜歯
↓
下の歯茎に麻酔(表面→注射)
↓
ぶりっ子ポーズ♥♥(「30歳からの歯列矯正(4)」参照)で下の歯を抜歯
想定内だったと言いましたが、下の歯を抜くときに歯がグッ…と動いたのを感じて「いたーい!!」と声を出してしまいました(笑)
実際痛みはなかったのですが、麻酔が効いていると歯が動いているのもほとんど分からないものなので、一瞬で恐怖心が湧きあがり思わず…(*_*;
5年前のまぶたの手術
少し話が脱線しますが…
右側上下の4番の歯を抜いた後、私ってば「いたーい!!」とか叫んじゃって恥ずかしい…いい歳して怖がりすぎかなぁ、と考えていました。
そのときに、ふと約5年間にまぶたの手術をしたことを思い出したのです。
まだ前の会社で働いていた頃、私は「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」という目の病気になりました。
まぶたの中に小さな腫瘍ができる病気です。
(私の姉も、そしてS先生も経験者でした。結構よくある病気みたいですね)
見た目には分からないし、痛くも痒くなかったのですが、今後炎症を起こす可能性があるということで手術して取ることに。
手術としては30~40分で終わる簡単なもの。
麻酔をしてまぶたを切開し、腫瘍を取るだけです。
しかし、それがめちゃくちゃ痛かったのです。
おそらく私の人生の中で一番痛かった。
まぶたを切開するところまでは問題なかったのですが、ピンセット(?)でまぶたの内側の腫瘍を処置し始めたら激痛が。
途中で麻酔を追加しても効かず、あまりの痛みと恐怖で涙がだばだば出ました。
手術が終わった後もしばらく動けず、手術中に体にものすごく力が入っていたようで首まで痛くなりました。
もしかしたら、この経験のせいで「麻酔がちゃんと効いていなくて痛かったらどうしよう」と麻酔を信じられなくなっているのかもしれません。
あんな思いは二度と御免です…
左側の4番の抜歯
右側の上下の4番を抜いた1週間後、今度は左側の4番を抜きます。
これで抜歯が全て終わる・・・!!
左側の上の4番
麻酔はいつもと同じ。
表面麻酔からの注射。
嫌は嫌だけど、さすがに慣れてきます。
麻酔が効いているかどうか確認、問題なし。
ペンチのような器具で歯を掴んでぐいぐいと揺らしていきます。
いつも通りです。
しかし…
メキメキ・・・みしみし・・・
な な な 何かめちゃくちゃ恐ろしい音がしてるんですけど!??
何!? 骨!? 骨の音!!?
怖かったけど、痛くはなかったので笑って我慢(笑)
今まで聞いたことのない音がしましたが、普通に抜けました。
抜いた歯を見てみたら、歯が割れてるーーーっ!!!
と思ったら、歯にかぶせもの(セラミックか樹脂か忘れました…)がしてあって、それが割れたそうです。
あー怖かった。
左側の下の4番
さて、最後の抜歯です。
親知らずから始まって、8本目の抜歯。
ところが…これが痛かったんです…
いつもと同じ流れで表面麻酔をして、それから注射。
このとき歯茎の表側と裏側に注射するのですが、なぜか裏側の麻酔がなかなか効いてこないのです。
舌で歯茎の裏側に触れてみると、効いている感じがほとんどしません。
表側はきちんと麻酔が効いてきて、唇の方まで感覚がなくなってきていました
S先生に言って、裏側に麻酔を追加してもらいましたが、それでもダメ。
裏側は歯茎が薄い(すぐ下に骨がある)ため、表側より麻酔が効きにくいそう。
しかし、1週間前に右下4番を抜いたときは問題なかったので、なぜ効かないのか分かりません。
また、緊張していたり治療箇所に意識を向けすぎていたりすると麻酔が効かなくなることがあるとのこと。
ということで、気を紛らわせるためにS先生と一緒に今夜の夕食の献立を考えることに(笑)
「冷蔵庫にもやしが残ってて、使い道に迷ってるんですよねぇ」
「やっぱりもやしはもやし炒めじゃないですか?味覇で」
「あ 味覇いいですよね。前に日本で買いました」
(中略)
「何だかんだそれが一番おいしいですかねー。昨日はナムルだったから今日はもやし炒めにしようかな」
歯医者(しかも抜歯する途中)での会話じゃないww
まだちょっと危うい効き具合でしたが、抜歯決行することに。
やっぱり途中でさらに麻酔追加。
左下の4番は、3番が重なっていて邪魔になっているせいで前後に揺らすことができず、後ろ側(内側)にぐーっと倒していくしかありませんでした。
歯の根元が折れないように気を付けつつ、内側にぐーっと…
しかもペンチのようなある程度長さのある器具で歯を掴んでいるので、これを口の内側に向かって倒すのって難しい。
S先生は途中で椅子のリクライニングの角度も変えて…あ そのとき私はもちろんぶりっ子ポーズです。下の歯を抜くときはぶりっ子ポーズ必須です。
下の歯を抜くときは本当にあごが痛い…
そしてやっと・・・抜けました・・・
ケーキにろうそくを立てたところをイメージしてみてください。
そのろうそくを横から指で押してゆっくり倒していくと、ろうそくの埋まっている穴の入り口が広がっていきますよね。
まさにそんな感じで、歯が埋まっていたところが押し広げられたような感じでズキズキと痛みました。
やはり麻酔は最後まで十分効いてくれなかったらしい。
病院を出てからもしばらくは痛みが続いていましたが、40~50分ほどで薬が効いてきて収まりました。
病院を出てからのある出来事については、こちらの記事をご覧くださいませ。
4番抜歯後
一番奥にある親知らずを抜いたのと違って、食事そのものがしにくくなりました。
抜いてから1週間ほどは、味が濃いものはもちろんしみるし、傷口付近に固いものが当たると痛い…
歯磨きをするときも、歯列が3ブロックに分かれてしまっている状態なので非常に磨きにくい。
うっかり傷口に歯ブラシを強く当ててしまうとこれまた痛い。
さらに、左側を抜くときに麻酔をたくさん使ったので口内炎もできて…
とにかくいろいろ不便だし痛かったです。
でも、奥歯だけで食べられて傷に当たりにくく、味の刺激も強くない食べ物を見つけました。
ポッキー&プリッツ!!!
細長いので、狙ったところ(奥歯)に一発で届く!的な感じです。
皆さんも前の方の歯を抜くことになったらお試しあれ。笑
これで抜歯編は終わりになります。
次はやっと矯正器具装着です!
お読みくださり、ありがとうございました。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(4)
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(3)の続きです。
在宅ライターの仕事
外で働くことを諦め、在宅でwebライターとして活動し始めた私。
Googleドキュメントで記事を作成して提出し、翌月に給料が振り込まれるシステムでした。
書くテーマは自分が住んでいる国についてなのですが、情報として有益で間違いのないようにと思うと家にいるだけで書けるものではありません。
詳しい人に話を聞かせてもらったり、自分で実際に行ってみたりするなど、取材や調査に結構時間がかかりました。
自分の書いた記事がサイトに掲載されるのは嬉しいものです。
しかし、素人ライターなので報酬はわずかですし、記事を読んだ人からの反応が得られるわけでもありません。
何もなかった頃に比べれば精神的には随分良くなりましたが、「仕事をして給料をもらっている」という事実をつくるためにやっているような気がしていました。
歯列矯正をしたい!
2018年5月頃、私はふと「バリバリ働くことができない今、歯列矯正をしよう!」と思い立ちます。
実は、私は歯並びが悪いことが以前から気になっていたのですが、矯正器具をいろんな人に見られるのが嫌でやっていませんでした。
しかし、今矯正を始めれば、日本に帰って本格的に仕事に復帰する頃にはキレイな歯並びになっているはず!と思ったのです。
以下の記事に書きましたが、歯列矯正にかかる費用は日本円で約100万円。
貯金を切り崩せば出せない金額ではないけれども、さすがに厳しい。
細々とライターをやっているだけではとても補えません。
もっと稼げる在宅ワークはないのか
ということで、再び在宅ワーク探し。
(3)でお話ししたように私は元々在宅ワークにはあまり興味を抱けず、ライターの仕事しか探していませんでした。
矯正にかかる費用100万円、期間は平均で2年間。
100万円÷24ヵ月=約4.2万円
月収4.2万円となると、今やっているライターの仕事では1ヵ月に14記事書く必要があります。
取材や調査する時間を考えるとどう考えても無理。
もっと言うと、333記事書かなければ100万円にならないので、日記じゃないんだからそんなにネタがあるわけない!!
(たくさん書いたら単価を上げてもらえるかもしれませんが、5000円だとしても200記事…)
興味がないとか言っていられません。
お金がほしいというだけで働たがっていたわけではありませんでしたが、今度はお金も必要になったのですから。
もっと稼げる在宅ワークを求人サイトで探してみました。
ところが。
やはり現実は甘くない。
- (ものすごく当たり前ですが)簡単な仕事、未経験でもできる仕事は給料が安い
- ライティング系は単価は比較的高いが、やはり継続して何本も書くのが難しい
- 給料が良い仕事は何かしらのスキルが必要、または研修や定期的な出社がある(=海外在住ではできない)
などなど、条件に合うものがなかなか見つかりません。
今の私では月収4.2万円の仕事すら見つけられないなんて…
何てこった。
ある会社の求人広告を見つける
7月のある日、矯正治療を始める前の無料相談のため、私は日本語対応可の病院を訪れました。
そこの待合室で手に取った日本人向けフリーペーパーに、現地のある会社の営業アシスタントの求人広告が載っていたのです。
アルバイト・パート
主婦が活躍中
週4以上、1日4~6時間
語学力・経験不問
最低限のPCスキルがあればOK
この会社は、在住日本人にはよく知られている会社でした。
もちろん現地人に見つからないようにこっそり活動している(何だそれ笑)わけではありません。
私がアルバイトをする上での最大の懸念は、夫の会社や警察にばれるかもしれないこと。
だから外で働くことを諦めて在宅ワークを探していたのですから。
しかし、現地で堂々と事業展開している会社で、すでに主婦(駐在妻)の採用実績がある。
違法就労させれば雇用側も罪に問われますから、大きなリスクを犯してまで未経験者を雇うメリットはないはずです。
ということは、ばれないように働ける仕組みが何かしらあるのでは?
もしくは、そもそも私や夫が思っている以上に、ばれる可能性は低いのでは?
とりあえず、電話で問い合わせてみよう!!!
迷っている間に誰かが採用されてしまうかもしれない!!!
給料が載ってないし!笑
ということで、本当は苦手なのですが(笑)勇気を出して電話をかけてみました。
・アルバイトスタッフたちはみんなビザ無し
・働き方は、あくまでも「お手伝いさん」
・給料は「お手伝いのお礼」という形で現金で渡している
・日本円で月にだいたい4~5万円くらい
シロなの?これ…警察に見つかったらクロだろ。笑
と思いましたが、これよりも好条件のアルバイトはないだろうと思い、夫を説得。
夫ももちろん知っている会社でしたし、すでに駐在妻が働いているというのがやはり大きかったようで、意外とすんなりOKをもらえました。
ダメだと言ってまた私に大泣き激怒されたら困ると思ったのかもしれませんが(笑)
応募~採用
応募するためには、まずメールで履歴書を送ることになっていました。
私が大学時代に就職活動したときはいつも紙の履歴書を郵送していたので、作り方も送り方も分からない。
自己PR欄に何を書こうか…
メールに書くべき文面も分からない…(汗)
日本語対応可の写真館なんて探している時間はないので、履歴書用の写真も自分で撮らなきゃ!
ネットであれこれ調べまくり、履歴書を送るまでに半日かかりました(笑)
でも、正社員の中途採用とかじゃなくてたかがアルバイトだけど、落ちるわけにはいかないし!
夫にも相談済みだから落ちたらかっこ悪いし!笑
その後面接へ。
オフィスの入っているビルに到着。しかし…
面接10時からなのに、このビル10時にならないと開かなくない?
えーーーーどこから入るの??汗
10時にビルに入るも…
このエレベーター8階までしか行かないじゃん!
面接22階なのにーーーー!!
上層階用のエレベーターどこ!??
10分遅刻。
しかも、「この仕事をする上での待宵さんの強みを教えてください」って聞かれたのに、どちらかというと弱みになりかねないことを言ってしまう。笑
さらに、「最後に、待宵さんの方から何か質問はありますか?」「えっと…このビル、どこから入ればいいんですか?」
大丈夫か私。笑
無事に採用されました。
終わりに
今回は、海外で専業主婦として生活していた私がアルバイトを始めるまでの経緯を書かせていただきました。
あまり役立つ情報はない上に、やたら長くなってしまってすみません。
はじめはとにかく「働くことができない、養われるしかない」という辛さからアルバイトを探し始め、最終的には矯正費用を自分で稼ぐという目的も加わったという流れです。
そして、駐在妻が働くときの主な障害はビザの問題と夫の理解ということでしょうか。
今のアルバイトは、
・都会で働いてみたい
・海外で働いてみたい
・海外にいる間に新しいことに挑戦してみたい
・ある程度はまとまったお金を稼ぎたい
・友人にも堂々と「働いてるよ」と言える
などなど、私のいろんな希望を一気に叶えてくれました。
強みを言うはずが弱みを言ってしまったくらいで、私の得意分野の仕事ではないので苦戦することもたくさんありますが…
これからも頑張って続けていこうと思います。
余談ですが、採用が決まったことを夫に報告したら第一声が「良かったね」とかではなく「家事ほっぽり出すなよ」だったので、またケンカになりかけました。
やっぱり夫の本心はそっちだったんじゃないか…(笑)
それでは、今回はこの辺で。
お読みくださり、ありがとうございました。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(3)
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(2)の続きです。
社長に言われたもう1つの言葉
(2)の社長の言葉、1つ書き忘れていました。汗
しかも結構重要な部分。
なぜ昨日忘れてたんだ…すみません(T_T)
「そんなに働きたいなら給料無しで働くか自分で就労ビザを取得させろ。何のためにA国にいるのか、ちゃんと考えさせろ」
と言われたんでした。
要するに、給料を受け取らなければ就労とは見なされないから違法じゃないということです。
これがまたムカついたんですよね…
確かに自由に使えるお金がほしいから働きたいわけではない。
でも、自分でお金を稼げないことで駐在妻が夫に対してどれだけ後ろめたさや遠慮を感じているか、社長はまるで分かっていない。
世界中に駐在員を派遣している会社で、そのための制度もしっかり整っているのに、社員の向こう側にいる家族の気持ちは想像もしてくれないのか。
私が大泣きして激怒したので、さすがに夫も困り果てていました。
私が住んでいる国のビザについて
A国(私が住んでいる国)のビザについては、アルバイトをしたいと思い始めたときに少し調べたのですが、働ける方法が本当にないのか改めて探してみました。
(国名を明かせなくて本当にごめんなさい…)
就労ビザを取るとしたら
専門的な知識や技能が必要、2年以上の実務経験
→以前正社員でやっていた職種なら取得可能かもしれない
しかし、正社員にならなければ取得できない
→以前やっていた職種だと、夫との生活時間がかなりずれてしまう
→A国で夫と生活していく上で、私がフルタイムで働くことは想定していない(夫のサポート役であること自体は承知している)
→夫の都合次第でいつ帰国するか分からない女性を正社員として雇用してくれるのか
結論:就労ビザを取得することはできない
就労ビザ無しで働けるか
給料無し、または給与明細無し・現金支給で給料を受け取っている証拠を残さない
→商業行為(つまり本来給与が発生するような行為)だけで就労と見なされることがある
結論:リスクは変わらない
結局、社長の言葉通りにしたって違法は違法。
夫は会社に内緒で私を働かせるのは嫌みたいだし(そりゃそうだろうとは思いますが)、ビザを取って堂々と働くこともできない。
私だけ日本に帰るという選択をするつもりもない。
A 国 に い る 間 は 働 け な い 。
この事実を受け入れるしかないんだ。
戦う相手がA国の法律じゃ、どうしようもない。
きっと世間の皆様はこう言うだろう。
「働かずに生活できる幸せが分からんのか!そんなの贅沢な悩みだ!」
「働けないのは自分のせいじゃないんだから、堂々としてればいいのに」
「人生の中でこんなに長い休暇は二度とないよ。楽しんで!」
「また働くときのために勉強したり、今までできなかったことを存分にやればいいよ!」
皆様ありがとうございます。全部分かっております。
それからしばらくは、何だかぼんやりとした日々を過ごしました。
2018年3月、A国に来て1年ほど経った頃でした。
在宅ワークを検討する
実は、在宅ワークを考えていなかったわけではありませんでした。
日本にある会社や日本にいる依頼主から仕事をもらって、自分の家で仕事をして、日本の私の銀行口座に給料を振り込んでもらえば、それこそ絶対にばれません。
というか、A国内の雇用を全く影響を与えていませんし、A国のお金も動かしていないので、おそらくですが違法にならないはずです。
しかしながら、働くなら外で人と関わる仕事がいいと思っていたので、在宅ワークには興味を持っていませんでした。
単にお小遣いがほしいわけではありませんでしたし。
とはいえ、外で働く道が閉ざされてしまった今、できる仕事は在宅ワークしかない。
機械的な仕事はあまり好きではないので、ライターの仕事をさがすことにしました。
「海外在住 ライター」で検索すると、いくつかのサイトが引っかかりました。
その中で海外在住の経験が活かせそうなものに応募。
このブログを見ていただければ分かるように、たくさん記事を書けるような詳しい分野などがないので(笑)。
数日後に採用が決まりました。
夫にも「違法にはならない」「会社や警察にも知られることは絶対にない」「そんなに忙しいものではないから家事は今までどおりにやれる」と説明して納得してもらい、webライターデビューしたのでした。
初めて自分の書いた記事がサイトに掲載されたのは2018年5月のことです。
ブログのようなものではなく、1つの記事ごとにしっかりテーマが決められていて具体性も求められるので、じゃんじゃん量産することはできないんですけどね。
1つの記事で2000~3000円程度なので、お小遣いと呼ぶにも少ないくらいです。
ましてや家計の足しになんてなりません。
それでも一応仕事に就くことができて、月に数千円でも稼ぐことができるようになって、私の心は少しだけ晴れやかさを取り戻したのでした。
(4)に続きます!
(3)で終わる予定だったのですが、すみません…
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(2)
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
「駐在妻がアルバイトを始めるまで(1)」の続きです。
働くことを許されない
ばれたら困るからアルバイトはだめだと夫に言われ、私は落胆していました。
「働かなくても生活できる貴重な時間を満喫すれば」とよく友人に言われましたが、そんな前向きな気持ちにはなかなかなれません。
だって、29歳から34歳まで一切働けないんですもん。
働く意思があって、体も健康なのに。応募できる求人情報も目の前にあるのに。
自分でお金を稼ぐことを許されない、夫に養ってもらうしかない、というのは結構辛いものです。
ちなみにA国(私が住んでいる国)では、専門的な知識や技術が必要とされるような職種で、2年以上の実務経験がないと、就労ビザが取得できません。
それ以外にも取得する方法がないわけではありませんが、さまざまな厳しい条件があります。
もちろんアルバイト勤務で就労ビザを取得することは不可能です。
とある日本人向け飲食店で
ある土曜日の夜、夫と2人で近所の飲食店に晩ごはんを食べに行きました。
そのお店はお客のほとんどが日本人。
店員は全員A国の人ですが、日本語ペラペラでした。
夫がお店にスマホを置き忘れてしまい、それを翌日受け取りに再びお店に行ったことがきっかけで、私は店長の女性と仲良くなります。
店長と話しているうちに「このお店で働かない?」という話になりました。
お客さんは日本人ばかりだから日本人の店員がいたら安心感があるし、他の店員も日本語は話せるから仕事も教えてあげられる、と。
以前飲食店でアルバイトをしたことがあった私は、働きたくて働きたくて仕方なくなりました。
ここで働けたらどんなに楽しいだろう。
それに、日本で普通にアルバイトをするよりも給料はかなり安いけれども、1円も稼いでいないのとは気持ちが全然違うはずだ。
そう考えると、まだ働くことが決まっていないのにワクワクしてくるほどでした。
とはいえ、夫に相談したら答えはもちろんNO。
それでも諦めきれず、何か条件を付けるなどしてOKをもらえないだろうかと考えました。
夫が私のアルバイトを嫌がっているのは、ばれるのを恐れているだけではないのが分かっていたからです。
夫も、こっそりアルバイトをしている人が少なからずいることは知っており、誰かが告発でもしない限り簡単にばれないのは分かっていました。
もちろんリスクはゼロではないけれども。
それよりも、私がアルバイトをすることで家事が適当になるのでは?
共働きになったのだから家事は分担するべきだと言い出すのでは?と、そういうことを心配して、私が働くのに反対していたのです。
夫がまさかの行動に
そんなある日、飲み会から帰ってきた夫の口から思いがけない言葉が。
「今日飲み会のときに、社長に『ヨメが働きたいって言ってるんですけど』って相談してきた」
・・・・・は?
「会社に隠していて後からばれたらまずいから、先に相談しておこうと思って」
・・・・・はああ??
相談したところで、会社が許可を出すはずがありません。
アルバイトをするとしても夫の会社には黙っているものなのです。
会社から許可が出なかったと言えば私が諦めると思ったのか、それとも会社がOKと言ったら働かせてあげようと思ったのか…
いずれにしろ、夫の行動が信じられませんでした。
夫はさらに続けます。
「そしたら、社長が『そんなに働きたがっているなら自分で就労ビザを取らせろ。何のためにA国にいるのか、ちゃんと考えさせろ』ってさ」
私はキレました。
泣いて夫に抗議しました。
「自分で就労ビザを取れ」って、取れないことが分かっていて社長は言っているのです。
その上「何のためにA国にいるのか」だと?
「十分な手当てを夫に与えているんだから、文句言わずに大人しくしてろ」と、そう言われたように感じたのです。
十分な手当てをもらっていることは事実ですし、好き勝手に働けないことは引っ越してくる前から分かっていました。
社員の妻にはサポート役が求められていることももちろん知っています。
しかし、夫の帰りがどれだけ遅くなろうが、休日のたびにゴルフに連れ出されて家に一人残されようが、そのことを理解していつも耐えていたのです。
駐在員の妻だから夫をしっかり支えなければと、異国の地で他に頼りがいない中でも頑張っていた気持ちが、その社長の言葉で踏みにじられた気がしました。
サポート役に徹するのはそんなに簡単なことじゃない。当たり前のことじゃない。
それなのに、働きたいという望みを抱いたことに対して「お前は何のためにA国にいるんだ。サポート役のくせに働きたいなどと抜かすな」と、その社長は言ったわけです。
社長の言葉をそのまま伝えてきた夫も同じ考えなのかと思うと、ますます腹が立って涙を堪えられませんでした。
(3)に続きます!
明日更新できるだろうか…(*_*;
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
駐在妻がアルバイトを始めるまで(1)
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
現在、私は海外に住んでおりますが、週4でアルバイトをしています。
今年の7月に始めたので、やっと3か月くらい経ちました。
とはいえ、私が海外に引っ越してきてからはすでに1年半以上経過しています。
それまで私は何をしていたのか?
どういう経緯でアルバイトをすることになったのか?
今回はそんなお話です。
よろしくお願い致します。
はじめに~駐在妻と仕事
海外在住の女性の中でも、夫が駐在員でそれに同行する形で一緒に住んでいる人は駐在妻とよく呼ばれます。
一昔前ほどではないそうですが、駐在員の給料は安くはないですし、現地の人々の一般的な家よりも良いマンションを会社が手配してくれることが多いです。
家事をやってくれるお手伝いさんがいる場合もあります(うちにはいません)。
そのため、駐在妻は働かずに優雅な暮らしができるということで、羨ましいと思う人もいるようです。
国によりますけどね。ヨーロッパならキラキラ感すごいですが、当方アジアですので、友人にもそこまで羨ましがられません(笑)
一方で、海外に同行するためには日本での仕事を辞めなければなりません。
積み上げてきたキャリアを中断しなければならないため、同行を悩む女性も多いです。
空白期間ができないように、海外に引っ越してからも何かしら仕事に就けばいいのにと思われるかもしれません。
しかし、海外で働くためには就労ビザの取得が必要になります。
夫に同行する場合に取得できるビザ(家族ビザ)では、基本的に就労が認められません。
国によってビザの制度は異なりますが(ビザの種類、取得の条件、認められる労働の範囲など)、働きたいからといって自由に働けるわけではないのです。
引っ越してから最初の半年
2017年3月に私は今住んでいる国に引っ越しました。
A国としますね。
(国名を明かせない理由は以下の記事を参照してください)
私は引っ越しの1週間前までバリバリ働いていました。
そのため、引っ越してすぐの頃はさすがに今すぐ再就職したいとは思いませんでした。
まずはゆっくり休みたいし、A国での生活にも慣れなければいけない。
はじめは家事とA国の言葉の勉強に専念しよう。
そんなふうに考えていました。
しかし、働かなくても平気でいられたのは最初のうちだけでした。
朝から晩まで忙しく働く夫と専業主婦である自分との格差が、心に重くのしかかり始めます。
もともと働くのが好きでしたし、自分が望んで仕事を辞めたわけではないのに、働いている夫に対してどこか遠慮してしまうのが辛くなってきたのです。
また、働いていた頃に比べて家事と語学学校のみの毎日は達成感も少なく、過去の自分とのギャップにも悩むようになりました。
夫にアルバイトの相談をするも…
実は、私はA国のビザの制度について引っ越す前によく調べていませんでした。
A国に居住するためのいろいろな手続きは、夫の会社が全て代理でやってくれたからです。
ただ、正社員は無理でもちょこっとアルバイトするくらいならできるのだろうと思っていました。
日本でもコンビニや牛丼屋などで外国人のアルバイト店員をよく見かけるからです。
(日本は、就労ビザを持っていなくても制限付きでアルバイト可みたいです)
実際、駐在妻や留学生でもこっそりアルバイトしている人は結構います。
私と同じ語学学校に通っている駐在妻さんもアルバイトしていました。
目立つことをせず、旦那さんも自分の会社に内緒にしていれば、そうそうばれるものではありません。
もっと言うと、在住日本人向けの情報誌には求人広告が堂々と載っています。
正社員の募集ではなく、アルバイトの。
つまり、言ってしまえば「就労ビザなしでは本当は違法だけど、ばれはしないからこっそり働きませんか」ということです。
しかし、ある日私が夫に「アルバイトをしてはだめだろうか」相談すると、NOと言われました。
万が一にでもばれたら困るから、と。
ばれると困るのは、夫の会社と警察です。
会社にばれたら夫には多大な迷惑がかかりますし、警察にばれたら夫の会社にもそりゃあもう超多大な迷惑がかかります。
確かに違法就労なのですが…
そうです、違法就労です…
とはいえ、A国にはあと3年半ほどいる予定になっていました。
他の人はやっているのに、どうして私はだめなんだ。
34歳まで働けないなんて…
私は諦められませんでした。
(2)に続きます!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
学校の勉強は将来の役に立たないとよく言うけど
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
今回は、学校の勉強について以前から思っていたことを書こうかなと思います。
こういうテーマで書いたことがないので、話を広げすぎてワケ分からんことにならないように気を付けます(汗)
※この記事で言う「学校の勉強」とは、小学校~高校普通科で習う国語・数学・理科・社会・英語を指します。
専門学校や大学の専門性の高い学部などで学ぶものは除きます。
学校の勉強は将来の役に立たない
「学校の勉強は将来の役に立たない」と言う人がよくいます。
子どもは「方程式なんてできるようになる必要があるのか」「一生日本で暮らすから英語なんて話せなくていい」とよく文句を言いますよね。
(今の日本の英語教育の良し悪しは別として)「英語はやっとけ。自分にはそのつもりがなくても外国で暮らすことになるかもしれんぞ」と私は思いますが(笑)
小学校で学ぶことは生活していく上で最低限必要な内容が多いのでいいとして(小学校高学年の算数は結構難しいですが)…
特に中学生以降の数学、理科(物理、生物、化学、地学)、日本史、世界史など、苦しんだ方は多いのではないでしょうか。
内容が高度で覚えることも多く、学ぶ意味も見出せず…
私もそうです。思い出したくもない高校時代の数学追試地獄…
数学を学ぶことで論理的思考力を…とかいうレベルを超えてますやん絶対!!
むしろ難しすぎて思考停止してました。
苦しまなかった人が本当に羨ましい!!
そして実際、大人になってみて「あんな勉強、やっぱり使わなかったじゃん」と思っている方も少なくないと思います。
化学のモルとか数学のインテグラルとか…文系だった私は「あーそんなのあったわ(笑)」っていうくらいにしか覚えていません。
難しい勉強は何のためにするのか
学校の先生やお子さんをお持ちの方は、子どもから「何でこんなこと勉強しなきゃいけないの?」と聞かれることがあると思います。
「筋道を立てて考えることを学ぶためだよ」とか「自分で問題を解決する練習だよ」とか、答え方はいろいろあると思いますが、
なぜ数学でなければいけないのか?
なぜ化学でなければいけないのか?
(すいません、私がこの2つ特に苦手だったので笑)
なぜ全員が同じものを学ばなければいけないのか?
頭を鍛えるのが目的なら、他のものでも何でもいいのではないか?
これらの問いに答えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
「学校の勉強は子ども一人一人の豊かな人生のため」だとすると、「希望した仕事に就けるように」「将来の選択肢を狭めないために」といった答え方になるかなと思います。
確かに、現在でも日本では学歴が就職に大きく影響するので、その回答は間違っていません。
けれども、それでは「なぜ将来使わない数学や化学を学ばされているか」の根本的な答えにはなりませんね。
なぜ全国民が教育を受けるのか
子どもに聞かれてこう答えるべきかは別として、私は
学校教育とは 国家の発展に貢献できる人材を
発掘するのが目的だから
だと思います。
ここでいう国家の発展に貢献できる人材とは、主に学術分野で活躍できる人、分かりやすい例を挙げるとノーベル賞を取れるような人のことです。
先日、本庶佑さんがノーベル医学生理学賞を受賞しましたね。
賞を取れるかどうかが重要なのではありません。
そういった研究に携われるのは、優れた知能、探究心、向上心、不屈の精神などを併せ持った一部の人間だけ。
その素質のある国民を発見するためには、全国民にさまざまな分野を学ばせてみるのが一番いい方法なのです。
例えば、がんの研究者を100人育てたいとします。
その際に最初から子ども100人だけに教育を施しても、全員が研究者としてふさわしい人材に成長するか分かりません。
できるだけたくさんの子どもに勉強させて、その中から優秀な人材を選んでいった方が確実なはずです。
ということで、国家の人材発掘から大半の人は脱落し、学術的な研究には直接関係のない仕事に就きます。
だから多くの人にとって「学校の勉強は将来の役に立たない(使う機会がない)」となるわけです。
とはいえ、学術的な研究に携わることだけが国家への貢献だといっているわけではありません。
本庶さんも、昔を知る友人に確か「彼は研究者としては素晴らしいけどサラリーマンには向いていないだろう」みたいなことを言われていましたよね。
「世界は誰かの仕事でできている」
この某缶コーヒーのCMのフレーズ、私はとても好きです。
私ですか?専業主婦ですけど…子どもつくらない宣言までしてるし、国家への貢献度は低いでしょうね…
終わりに
今回は、テレビやネットでよく「子どものための教育を!」と叫ばれているけど、国民の中から優秀な人材を探し出す必要があるという観点が結構忘れられているのでは?と思い、書いてみました。
特に「子どもの個性を伸ばせ!教科書に沿った勉強なんかより、興味関心のあることに打ち込ませるべき!」みたいなのはちょっと違うんじゃないかなーと。
このことに関連して、さまざまな問題がありますが…
・将来直接的には使わない勉強に時間とお金を割き、その成果で大学が決まり、さらにその大学のレベルによって就職事情に大きな差が出ることの是非
・優秀な人材を育成するため、日本も飛び級制度を取り入れた方が良い
・「脱落」した人も、その勉強を続ける意味があるのか
・続けるべきでないとするなら、大人になるまでに何を学ぶべきなのか
などなど。
しかし、これらについては私は今のところ答えを持っていませんので、触れないことにします。
うーーーん…
うまくまとまったのかしら(汗)
こういう文はやはり難しいですね…
それでは、今回はこの辺で。
お読みくださって、ありがとうございました。
30歳からの歯列矯正(4)下の親知らずの抜歯
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
今回は歯列矯正体験記4回目!
下の親知らずの抜歯について。
上と下の抜歯は全然違う
前回は上の親知らずの抜歯について書きました。
抜歯そのものは私が想像していたよりも痛くなく、意外とヨユウでいけるなーなんて思っていたのですが…
下の親知らずの抜歯は、上とはいろいろな面で違います。
簡潔にいうとこんな感じです。
・上の親知らずよりも抜くのが大変
・抜いた後の穴に食べ物が入りやすい
・感染を起こしやすい
下の親知らずは、あごの骨にしっかりとはまっています(「はまっている」という表現が正しいかは分かりませんが)。
上の親知らずはまっすぐ生えていればわりとあっさり抜けますが、下の親知らずは
まず、あごの骨から脱臼させ
それから畑の大根を掘り出す感覚で抜く by S先生
のだそうです。すでに怖い。
私の場合は、歯そのものはそこまで斜めになったりしているわけではありませんでしたが、歯茎が少しかぶさっている(歯茎に埋まっている?)らしく、歯茎を切って掘り出すことに。
器具が置かれている台にメスが用意されてるぅぅう!!!!
麻酔~抜歯
上を抜いたときと同じように麻酔。
効いているかどうかの確認。
そしてメス!!!
どんなふうに切っているのか私には分かりませんが、歯を抜く邪魔にならないように歯茎を切っていきます。
麻酔が効いているのでもちろん全く痛くないのですが、切られている感触というか振動が怖い。
そして、下の親知らずを抜くときは患者も頑張る必要があります。
「大根を掘り出す感覚」というくらいで、あごにかなりの力がかかるのです。
あごがぐいぐい下に押される感じです。
ただ口を開けているだけではあごが外れてしまいそうになるので、患者自身が支えます。
両手をグーにして、手の甲を前にしてあごの下に添え、
ぶりっ子ポーズ♥♥♥
…とかふざけていられないくらいあごが痛くて、押され負けないようにするのに必死でした。
さらに私の場合、左側の親知らずを抜くときに顔の外側に向かって歯を倒さなくてはならず、口の大きさも限界でした。
「もう脱臼できてますから、8割は抜けてますからね~頑張ってくださいね」
S先生、怖いです。
とはいえ、歯医者さんに力仕事なんてないかと思っていましたが、これは結構大変そうです。
もっと抜きにくい生え方の場合もあるでしょうから、女性の先生はかなりパワーを使いますね。
縫合
さて、上の親知らずは意外なほど簡単に抜けましたが、下は「やっと抜けた…」という感じでした。
抜いた後は、切った歯茎を縫合します。
縫合しない先生も多いそうですが、縫合した方が傷口の治りが早とのことでS先生は縫合してくれました。
そうはいっても、糸とハサミ型のピンセットのような器具しか使っていないのに、どうやって縫合しているんだろう…
自分の口からみょ―――んと糸が伸びているのが見えるだけで、口の中で何が起きているのかはさっぱり分かりませんでした。
抜歯終了後
処方される薬は上の親知らずを抜いたときと同じ、抗生物質と痛み止め。
下の方が感染を起こしやすいので、3日間きちんと飲むようにと言われました。
抜くときも大変でしたが、もう1つ、上を抜いたときより苦労したのは食事です。
うまく説明できないのですが…口の奥の部分がしっかりと縫合されているので、口を大きく開けられない!
糸に引っ張られるようで痛いのです。
また、歯を抜いたところにはポケットのように穴が開いているので、何か食べると必ずといっていいほど穴に入ってしまいます。
バイト中に食べたものが穴にすっぽり入ってしまったときには、そのままにしておくと気になってしまうので、人目を盗んでお茶で口をゆすいだりしていました。
さらに、上の歯よりも食べ物が当たりやすい(液体が流れていきやすい)ので、めちゃしみる…
生のトマトとかもしみました。梅干しなんて絶対無理です。
口内炎ができたのも辛かった…
麻酔の薬や注射の針を刺すことによって口内炎ができやすくなるそうで、これまたしみる。
上の歯を抜いたときには口内炎はできなかったのですが、たぶん下のときの方が麻酔が多かったからかなぁ。
へんてこりん歯ブラシ
歯を抜いた穴が完全に埋まるまで約4か月かかるそうです。
それまでは食べかすなどの汚れが入りやすく、放っておくと治癒が遅くなってしまうので、S先生からこんな形の歯ブラシを薦められました。
何じゃこりゃ!こんな歯ブラシがあったとは。
写真だと分かりにくいですが、先っぽの白いところはちゃんと歯ブラシになっています。
歯磨き粉には研磨剤や発泡剤などが入っていて傷に良くないので、うがい薬など付けて優しくブラッシングしてくださいね、とのこと。
現地のドラッグストアを探しても売っていなかったのでS先生から買いましたが、先日日本に帰ったときに探したら売っていました。
それでは、下の親知らずの抜歯についてはこの辺で。
抜歯編はまだ続きます…
お読みくださって、ありがとうございました。
ブログを始めて1か月になりました
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
ブログを始めて1か月が経ちました。
正確には、ブログを開設したのが9月13日、最初の記事を投稿したのが9月19日です。
突然ブログをやってみたくなって、ほとんど勢いではてなブログに登録しましたが…
その日からもう1か月とは。
何はともあれ、1か月続けられて良かったです。
ブログを始めて良かったこと
とにかく楽しい!
ネタがいつ尽きるか分かりませんが、とりあえず今はまだ書きたいことがたくさんあります。
今までSNSは避けてきた私ですが、やっぱり発信したい願望はあったんだなと思いました。
この1か月は、ブログのことばかり考えて過ごしたような気がします。
空いた時間があればとにかくブログを書く。
始めてすぐの頃は書きたい欲よりも食欲が勝っていたのですが(笑)、逆転するのに時間はかかりませんでした。
おかげで余計な間食が減り、歯列矯正のための抜歯で食事がしづらいのも相まって、少し痩せたかも(笑)。
それから、自分以外の方々のブログを拝見して、たくさんの発見がありました。
さまざまな感じ方、考え方の人々がいること。
置かれている状況や過去の経験もみんな異なっていること。
直接仕事に関わること以外なーんも勉強してこなかった私と違って、知識の豊富な人々がたくさんいること。
第一印象では私とは感覚が合わないなーとか、そんなに興味のない話題だなーとか思っても、まずは最後まで読んでみる。
継続して読んでみる。
せっかくなので、ブロガーの皆さんからいろんなことを学ばせていただきたいと思います。
この1か月の反省点
想像していた以上にブログを書くのにハマってしまい、正直家事がちょっと疎かになりました。
もちろん生活に支障をきたすようなことはありませんが、乾いた洗濯物が畳まれていない率が上がったりとか(汗)
面倒なことをどんどん後回しにしてしまう性格なので…
また、今まではまとまった時間が取れる日は語学学習に充てることが多かったのですが、ブログを書いてばかりいました。
絶対に良くないぞと思いつつ、つい睡眠時間を削って書いてしまった日も…
1か月で23記事(これが24記事目)なので決して多い方ではないと思うのですが、これでも毎日結構時間を割いています。
もっと速く書けるようになりたいな…
悩ましいこと
ブログを書いていて一番悩ましいことは、
自分のことをどこまで明かしていいのか?
ということ。
今は、30歳女性、既婚、海外在住というくらいしか明かしていません。
しかし、
・出身の都道府県や住んだことのある都市
・現在住んでいる国や都市
・日本に住んでいた頃の仕事
・学生時代の部活
・現在のアルバイト
などなど、これらを全て具体的に書いたら分かる人には分かってしまうのでは?と心配になってしまうんですよね(汗)
自分の知り合いが自分のブログを発見するなんて奇跡だろw
と思われるかもしれませんが・・・
私の母が、私が海外に住むようになってから同じ国に住んでいる人のブログを探しては読んでいると言うのです。
例えば、「30歳女性、東京都出身、ニューヨーク在住、学生時代は吹奏楽部、元都市銀行員」とか書いたら、赤の他人から身元特定されることはなくても親は「ん??これうちの娘?」って分かりますよね。
でも、そんなの検索上位に表示されるわけでもない私が気にする必要ないか(笑)
これらを明かさないと、書けることがかなり制限されてしまう。
住んでいる国や都市を隠したままでは、生活のことを書いても情報としての価値はゼロですし。
仕事について書きたくても、具体的な業務内容に触れなければ読んでいる側にとっては曖昧で何が言いたいのか分からないですし。
もっと言うと、自分の知り合いのことをどこまで明かしていいのかも悩みます。
先日友人のYちゃんについて記事を書きましたが、あれはセーフなのかしら。
まぁでも本人または本人の親しい友人じゃなければ分からないレベルだから大丈夫か。
ブログタイトルが「家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと」っていうくらいなので、リアルの知り合いには本当に一切誰にも言ってないんですよね。
土日は夫が家にいてPCで作業しづらいので、今(本日金曜日)歯医者さんに行く前に頑張って書いてます(笑)
終わりに
私のブログは実益のある情報がほとんど書かれていませんが(笑)、それでも読んで下さる方がいらっしゃって大変嬉しいです。
自分で「自己満足雑記ブログ」と言ってはいるものの、誰の目にも触れなくていいと思っていたらわざわざはてなブログに登録して公開しません。
スター1つ増えているだけでもハイテンションです(笑)
自分の書きたいことを書くスタンスは変わらなくても、文や構成はこれからもっと上手になりたいな。
いつまで続けられるか分かりませんが、筋トレは文字通り三日坊主になる私が1か月継続できたので、きっとまだいける。笑
それでは、今回はこの辺で。
お読みくださって、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。
30歳からの歯列矯正(番外編)担当医のS先生
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
こんな番外編は元々書く予定はなかったのですが、昨日ちょっとした出来事があり、書きたくなったので書きます。
私の矯正治療を担当してくださっている、S先生についてです。
S先生はこんな人
才色兼備
S先生は「(2)無料相談を受ける」に書いたように、明るくとても話しやすい日本人女性の歯医者さんです。
昨日話していたところによると、30代前半らしい。
はっきりとは教えてくれませんでしたが(笑)。
でも、20代と言っても分からないくらい若く見えますし、いつも綺麗にお化粧されていてマスクで顔の半分が隠れてしまうのがもったいないくらいです。
さらに!
歯医者さんでは普通助手さんと2人で治療をしますよね。
助手さんは現地の方で、S先生は現地の言葉で指示を出しています。
病院のスタッフも大半が現地の人。
医者になるだけでも難しい勉強がたくさん必要なのに、バイリンガルなんて!!
常々すごいなぁ~と思っていた私は、ある日「お医者さんになるだけでも大変なのに、2か国語話せるなんてすごいですね」とS先生に言いました。
するとS先生は「私、言語の勉強好きなんですよね」
なんと、英語と、スペイン語も少し話せるそうです。
バイリンガルどころじゃなかった…!!!
お人柄
さらに!!
なぜか患者である私に旅行のおみやげをくれる!
患者の方からお医者さんに品物やお金を渡すのはよく聞きますが…
「この中から選んでください♪」と言っていたので、複数のお客さんに買ってきているようです。
私も先日日本に帰った際には、日頃の感謝も込めてS先生にもおみやげを買っていきました。
患者からの指名が増えると給料アップみたいなシステムではないでしょうし、なぜなんでしょう。
おみやげ以外にも(むしろ重要なのはこっち笑)現地で手に入らなかったり、値段が高くなってしまったりするS先生おすすめ歯科用品を自ら日本で調達してきて、患者に提供してくれます。
安いものだとタダでくれることすらあります。
ちなみに、少し話が脱線しますが…
私が住んでいる国の歯医者は、日本でよく見る広いフロアにたくさん椅子(治療台?)が並んでいる造りではありません。
外国人対応可の病院だからかな?ローカルな歯医者は分かりません。
完全に個室なのです。
そのため、フロアを常に先生や助手が慌ただしく歩き回っていたり、
キィ――――ン
ギュィ――――ン という音があちこちから聞こえてきたりすることがないので、いろんなことを砕けた雰囲気で話せます。
だからこそ、上記のようなやり取りも可能になるのです。
S先生が麻酔の注射の痛みを身を持って知ったエピソードは「(3)上の親知らずの抜歯」で少し触れました。
さらに、S先生自身も歯列矯正をしていたことがあるそうで、その経験も踏まえていろんなことを教えてくれます。
口の中は鏡を使っても患者自身にはよく見えないので、絵を書いて説明してくれたこともありました。
S先生まとめ
いろいろ書きましたが、要するにとても良い先生なのです。
患者のことを理解して治療を進めてくれますし、技術も確か(何か上目線な言い方ですいません)。
その上、私にとっては同性同世代なので、異国の地の担当医にこれ以上望むことはありません。
偶然でしたが、S先生に治療してもらえることになって本当に良かったと心から思っています。
昨日の出来事
さて、S先生の説明が長くなってしまいましたが、昨日あった出来事について。
あれこれ書いたわりに、結論をうまくまとめられるか分からないのですが。
私とS先生はLINEを交換しています。
日本では、患者の連絡先は病院に教えるけれども、担当医の個人的な連絡先を患者が知ることは一般的ではないですよね。
しかしながら、この国でS先生は複数の病院と雇用契約を結んで曜日ごとに違う病院にいます。
そのため、病院を通して予約を受けるよりも、自分で自分のスケジュール管理をした方が良いらしいのです。
私も「来週で午前中が空いている日はありますか?AクリニックでもB歯科医院でも行けます」という感じで、予約の連絡をさせてもらっています。
もちろん、予約以外の関係のないLINEは送りません。
昨日は最後の抜歯がありました。
これが終わると、ようやく矯正器具を歯に装着できます。
詳細はまた別の記事で書きますが…
昨日の抜歯は、とにかく痛かったのです。
なぜか麻酔が十分に効かず、しかも抜きにくい生え方の歯で、S先生もかなり苦労していました。
何度か麻酔を追加し、効いてくるまで時間を取って、私をリラックスさせるために雑談もしてくれたのですが、それでも抜いた後は今までになくズキズキと痛みました。
どうにか抜歯が終了し、痛みで顔を歪めつつ「これでやっと全部の抜歯が終わったー!」と病院を出ました。
すると、その直後S先生からLINEが。
今までは治療後すぐにS先生の方から連絡が来ることなどありませんでした。
何かな、次回の予約の話かな、なんて思いながらメッセージを開くと
「今日は最後の抜歯で痛い思いをさせてしまってすみませんでした」
「中に入ってるお薬がもう少ししたら効きますから!それで痛みが和らぐかと思います!」
これを見たときの気持ちは、どう説明したらいいか分かりません。
確かに今日は痛かった…というか今もズキズキ痛いけど、S先生が悪いわけじゃないのに謝らせてしまった。
LINEなどという便利すぎる連絡ツールがなかったら、電話しかないような時代だったら…
いや、患者とLINEの交換などしなくて済む勤務形態だったら…
別にミスしたわけでもないのに、無事に帰っていった患者に対して「痛くしてしまってごめんなさい」と謝らなくちゃなんて思わせなくて済んだのに。
歯を引っこ抜くのなんか痛くて当然で、むしろこの程度で済んでいるのは、医療技術はもちろんS先生の腕前のおかげ。
S先生曰く、(途中で追加するのではなく)最初からもっと麻酔を多くしていれば痛みを軽減できたのに、ということらしいです。
私がすごく痛がったので、判断ミスだったと悔やまれたのでしょうか。
でも、今までこんなに麻酔がきかなかったことはなかったので仕方がなかったと思います。
何往復かLINEのやり取りをして終わりましたが、何だか悲しいような申し訳ないような気持ちになりました。
私はいつもS先生の治療に不満を抱いたことなど一度もなく、矯正器具装着後の治療もぜひS先生にお願いしたい、むしろ他の先生に代わっては困ると思っていたのに、謝らせてしまった…
「S先生への信頼は変わりませんから!!これからもS先生に担当してもらいたいと思っていますから!!」と全力で伝えたくなりました。
痛くても仕方ない治療をしているのに、患者が痛がったら医者のせいだと思っているなんて…
医者の仕事は何て大変なんだろうと思いました。
うーん…やっぱりうまくまとまらなかった。
何が言いたいのか分かりにくい文章ですみません。
とにかく、私の担当S先生はとても良いお医者さんです!!
それでは、今回はこの辺で(汗)。
お読みくださり、ありがとうございました。
30歳からの歯列矯正(3)上の親知らずの抜歯
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
今回は歯列矯正体験記3回目。
いよいよ抜歯が始まります…
大学生の時に虫歯の治療で1本差し歯になったのですが、あれはまるまる抜いたわけではないんだっけ?
今日が人生初抜歯か…?
とりあえず恐怖を抱いて歯医者さんへ。
病院に到着~抜く歯の決定
無料相談のときと同じS先生が治療を担当してくれることになりました。
やっぱり話しやすい先生が一番安心できるので良かった!
治療の予定はこのようになっています。
親知らずの抜歯
(レントゲンを撮ったり歯形を取ったりもする)
↓
歯を並べなおすスペースをつくるための抜歯
↓
矯正器具装着
↓
月1で器具の調整
親知らずは人によってはかなり横向きになっていたりして、抜くのにかなり苦労する場合もあるそう。
レントゲンを撮ってみた結果、私の親知らずは幸いどれも比較的まっすぐでした。
私は右上の親知らずから抜くことに決定。
・上の歯の方が下よりも抜きやすい
・私は左よりも右の方が根っこが浅い(神経から遠い)
ということで、右上が一番負担が小さそうという判断でした。
麻酔の注射が…
がっちりはまっている歯を抜くので、まずは麻酔。
痛みを感じなくするための麻酔ですが、そもそも麻酔の注射が痛いんですよね…
過去の歯医者さんでの思い出が無意識に蘇ってきて、体が緊張してきます。
治療の痛みはなくなっても最初の注射だけは我慢しなければいけないので、それだけで私はかなりびびっていました。
ところが!
今は「表面麻酔」というものがあるんですね!
もしかしたら何年も前からあったのかもしれませんが、私は初体験でした。
つまり、麻酔の注射の前に歯茎の表面に何やら薬を塗って、注射の痛みを感じないようにしてくれるのです。
こんな素晴らしいものがあったなんて!!
表面麻酔はすぐに効いてきて(範囲が狭いので自分では分かりませんが)、次は注射。
おおお!!!
針が刺さっても痛くない!!!
さらに。
一気に麻酔薬を入れると痛みを感じるそうで、ゆっくりゆっくり時間をかけて注射器を押してくれるS先生。
全っ然痛くない!!!
S先生は学生時代、互いに麻酔をし合うという実習授業で、あまりの痛みにアイシャドウが混じった青い涙を流してしまった(笑)という思い出があるのだとか。
そのことがあって、できるだけ痛みのない治療を心掛けているのだそうです。
いよいよ抜歯
麻酔が全く痛くなかったことに感動を覚えつつ、いよいよ抜歯となるとドキドキしてきました。
30歳だけど、怖いものは怖い。笑
「じゃあ、少し力をかけてみるので痛かったら言ってくださいね。麻酔追加しますから」
そう言ってS先生が器具を使って歯をぐいぐいします。
「だ い じょうぶ です …」
大丈夫と言いながらも、いざ抜こうとした瞬間に激痛が走ったらどうしようと心配でハラハラ。
「大丈夫ですか?じゃあいきますよ~」
ぐいっ
「はい、終わりました~」
えっ?そんな簡単に抜けたの??
出血はもちろんありますが痛みは全くなく、あっさり抜けたような感じで驚きました。
その後は、抜いたところに薬を付けておしまい。
止血用のスポンジ?を30分ほどぎゅっと噛んでいればOKです。
しかし、S先生が「この薬は効くんですよー!」と言うその薬がめっちゃ苦い。
これこそ良薬は口に苦しというやつか。
抜歯終了後
最後に2種類の内服薬が出されました。
感染防止の抗生物質3日分と痛み止めです。
30分経ったら止血用のスポンジを捨てて薬を飲み、1時間くらい経ったら軽く食事もして良いとのこと。
ただし、右の歯を抜いたので左側でものを噛むようにすること。
刺激が強いものは傷の治癒を遅らせるので、辛い食べ物は避けること。
また、当日は激しい運動やお風呂で湯船につかること、飲酒はだめ。
お会計は…
日本円で約3万円。
これでもS先生がちょっと書類いじって(笑)安くしてくださってたんですよね…
1本抜くのに3万円…
親知らず4本+スペースつくるための抜歯最大4本だから
3万円×最大8本=24万円!!?
イヤアアァァァ・・・
帰宅後
ということで、親知らず抜歯1本目は無事に終了しました。
痛み止めは確か1~2回しか飲みませんでしたが、麻酔が切れた後も痛みはほとんどありませんでした。
最新医療技術とS先生の腕に感動し、歯医者さんが「怖いところ」というイメージではなくなる日は遠くないかもしれない…!!と、「そのときは」思いました。
ただし、歯を抜いたところに付けた薬は一日中苦いです(笑)。
私は午前中に抜歯したのですが、昼食はもちろん、夕食時にもまだ苦味が残っていて食事が不味い。
それから、辛い食べ物はだめと言われましたが、抜歯後数日間はしょっぱいものや酸っぱいものも結構しみて痛かった…
親知らず2本目の抜歯
1週間後、今度は左上の親知らずを抜きました。
レントゲンを見ると、右よりも左の方が根っこが深くまで届いていて神経に近いので、前回よりも多めに麻酔。
表面麻酔とS先生のスロー注射のおかげで今回も痛くなく、抜歯も問題なく終了。
しかし、右上のときと違って、昼に飲んだ痛み止めが切れてからめちゃくちゃ痛くなりました(汗)。
もちろん追加で痛み止めを飲みましたが、効いてくるまでは本当に痛かったです。
他のことに集中していられないくらい痛かったので、アルバイト中じゃなくて良かった…
神経に近かったからなのか、傷そのものが深かったからなのか、理由は私には分かりませんがとにかく痛かった。
抜歯した当日は、まだそんなに痛くないとか思わずに早め早めに痛み止めを飲んだ方がいいなと思いました…
それでは、「30歳からの歯列矯正(3)」はこの辺で。
次回は下の親知らず抜歯です。
親知らずを抜くのってそんなに怖がらなくていいんだなぁと思っていたら…!?
お読みくださり、ありがとうございました。