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日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

30歳からの歯列矯正(4)下の親知らずの抜歯

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今回は歯列矯正体験記4回目!

下の親知らずの抜歯について。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 上と下の抜歯は全然違う

前回は上の親知らずの抜歯について書きました。

抜歯そのものは私が想像していたよりも痛くなく、意外とヨユウでいけるなーなんて思っていたのですが…

 

下の親知らずの抜歯は、上とはいろいろな面で違います。

簡潔にいうとこんな感じです。

 

・上の親知らずよりも抜くのが大変

・抜いた後の穴に食べ物が入りやすい

・感染を起こしやすい

 

下の親知らずは、あごの骨にしっかりとはまっています(「はまっている」という表現が正しいかは分かりませんが)。

上の親知らずはまっすぐ生えていればわりとあっさり抜けますが、下の親知らずは

 

まず、あごの骨から脱臼させ

それから畑の大根を掘り出す感覚で抜く  by S先生

 

のだそうです。すでに怖い。

 

私の場合は、歯そのものはそこまで斜めになったりしているわけではありませんでしたが、歯茎が少しかぶさっている(歯茎に埋まっている?)らしく、歯茎を切って掘り出すことに。

器具が置かれている台にメスが用意されてるぅぅう!!!!

 

 

麻酔~抜歯

上を抜いたときと同じように麻酔。

効いているかどうかの確認。

 

そしてメス!!!

どんなふうに切っているのか私には分かりませんが、歯を抜く邪魔にならないように歯茎を切っていきます。

麻酔が効いているのでもちろん全く痛くないのですが、切られている感触というか振動が怖い。

 

そして、下の親知らずを抜くときは患者も頑張る必要があります。

「大根を掘り出す感覚」というくらいで、あごにかなりの力がかかるのです。

あごがぐいぐい下に押される感じです。

ただ口を開けているだけではあごが外れてしまいそうになるので、患者自身が支えます。

両手をグーにして、手の甲を前にしてあごの下に添え、

ぶりっ子ポーズ♥♥♥

…とかふざけていられないくらいあごが痛くて、押され負けないようにするのに必死でした。

 

さらに私の場合、左側の親知らずを抜くときに顔の外側に向かって歯を倒さなくてはならず、口の大きさも限界でした。

 

「もう脱臼できてますから、8割は抜けてますからね~頑張ってくださいね」

 

S先生、怖いです。

 

とはいえ、歯医者さんに力仕事なんてないかと思っていましたが、これは結構大変そうです。

もっと抜きにくい生え方の場合もあるでしょうから、女性の先生はかなりパワーを使いますね。

 

 

縫合

さて、上の親知らずは意外なほど簡単に抜けましたが、下は「やっと抜けた…」という感じでした。

 

抜いた後は、切った歯茎を縫合します。

縫合しない先生も多いそうですが、縫合した方が傷口の治りが早とのことでS先生は縫合してくれました。

そうはいっても、糸とハサミ型のピンセットのような器具しか使っていないのに、どうやって縫合しているんだろう…

自分の口からみょ―――んと糸が伸びているのが見えるだけで、口の中で何が起きているのかはさっぱり分かりませんでした。

 

 

抜歯終了後

処方される薬は上の親知らずを抜いたときと同じ、抗生物質と痛み止め。

下の方が感染を起こしやすいので、3日間きちんと飲むようにと言われました。

 

抜くときも大変でしたが、もう1つ、上を抜いたときより苦労したのは食事です。

うまく説明できないのですが…口の奥の部分がしっかりと縫合されているので、口を大きく開けられない!

糸に引っ張られるようで痛いのです。

 

また、歯を抜いたところにはポケットのように穴が開いているので、何か食べると必ずといっていいほど穴に入ってしまいます。

バイト中に食べたものが穴にすっぽり入ってしまったときには、そのままにしておくと気になってしまうので、人目を盗んでお茶で口をゆすいだりしていました。

 

さらに、上の歯よりも食べ物が当たりやすい(液体が流れていきやすい)ので、めちゃしみる…

生のトマトとかもしみました。梅干しなんて絶対無理です。

 

口内炎ができたのも辛かった…

麻酔の薬や注射の針を刺すことによって口内炎ができやすくなるそうで、これまたしみる。

上の歯を抜いたときには口内炎はできなかったのですが、たぶん下のときの方が麻酔が多かったからかなぁ。

 

 

へんてこりん歯ブラシ

歯を抜いた穴が完全に埋まるまで約4か月かかるそうです。

それまでは食べかすなどの汚れが入りやすく、放っておくと治癒が遅くなってしまうので、S先生からこんな形の歯ブラシを薦められました。 

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何じゃこりゃ!こんな歯ブラシがあったとは。

写真だと分かりにくいですが、先っぽの白いところはちゃんと歯ブラシになっています。

歯磨き粉には研磨剤や発泡剤などが入っていて傷に良くないので、うがい薬など付けて優しくブラッシングしてくださいね、とのこと。

現地のドラッグストアを探しても売っていなかったのでS先生から買いましたが、先日日本に帰ったときに探したら売っていました。

 

 

 

それでは、下の親知らずの抜歯についてはこの辺で。

抜歯編はまだ続きます…

 

お読みくださって、ありがとうございました。