家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

【最終回】夢追い人に おれはなる!(なった)

 

皆様、お久しぶりです!
待宵スークです。

 

突然ですが、弊ブログ『家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと』、今回をもちまして最終回といたします!ドンドンパフパフ!!

2018年9月から始めて、もう丸4年以上。精力的に更新していた時期はとても少なく、「4年間続けた」とはいえませんが、とても楽しくやってこられました。読んでくださった皆様のおかげです。
最終回を迎えるにあたって最初の記事から改めて振り返ってみたら、コメントで共感していただけたときの嬉しさが甦ってきたりして。
いやー、本当に。皆様のおかげです。
ありがとうございました。

 

なぜわざわざ最終回を宣言するのかというと、ずっと更新せずにほったらかし状態になってしまっていることが気になっていたからです。飽きちゃったとかネタが浮かばなくなったとかではないですし、私にとっては初めてのブログでとても思い入れがあるので、中途半端なままなのが嫌で。

むしろネタは今でもたくさんあります。
私の近況を簡単に述べますと、コロナ禍の約2年間を日本の実家で暮らしました。高校生以降は家にあまりおらず、社会人になってからはまめに帰省もしなかった私が両親と一日中一緒に過ごす。楽しかったり、イライラしたり、両親の老いをひしひしと感じたり。
その間は某国で働く夫と別居になって一度も会えず。
某国でしていたアルバイトを完全リモートで日本でも続けて、運動不足解消のために近所を散歩し、思い出と、寂れた田舎の風景に浸る。
夫の帰任が決まって今年の5月末に実家から引越し、夫との生活が再開して現在に至る……こんな感じです。ネタが無いわけない。

 

でも、今回で一旦締めます。
その理由について、今年の3月に途中まで書いていた記事がありましたので、それを編集し直して以下に載せます。

 

 

***************

 

 

わたくし待宵は、夢を追いかけることに決めました。

 

先に申し上げておきますが、その夢とは何ぞや、というのはここでは明かせません。
恥ずかしいから!実現できるか分からないから!です。私ってほんと思い切りの足りねェ奴だな。ごめんなさい。

 

とはいえ、夢の内容を曖昧にしたままでは話が進めづらい。
そこで、この記事の中では、私の夢を仮に【自分で大きなピ〇ゴラスイッチを作ること】とします。

 

ではでは。

 

ピタ〇ラスイッチとの出逢いがいつだったかは覚えていませんが、子どもの頃から大好きでした。あの動き、リズムや音、次はどうなるのだろうというわくわく感。いつもテレビにかじりつくように見ていたことを覚えています。

 

確か小学校6年生、遅くとも中学校1年生の頃、私は自分で大きなピタゴ〇〇イッチを作ってみたいと思うようになりました。
おそらくこれを読んでくださっている皆さんも、子どもの頃に似たような憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか。
野球が好きだからプロ野球選手になりたい、歌うのが好きだから歌手になりたい、みたいな、ごくありふれた憧れ。
実際それを叶えられそうな実力を持っているわけではなく、本気でそれに懸けるほどの強い意志があるともいえず、そもそもそれがどれほど難しいことなのか知らないまま、何となく「なれたらいいな~」「かっこいいな~」っていうくらいの。

私もそうでした。大きなピタゴラ〇〇〇チを自分で作れたらかっこいいだろうな~とぼんやり思っていただけで、自分の「夢」と意識すらしておらず。
叶えるつもりもない、本当にただの淡い憧れ。
作文の授業や卒業文集などでよくある「将来の夢」にも書いたことはありませんでした。

 

しかし、多感な時期に抱いた憧れというのは意外と根強いものですね。
高校生になっても、大学生になっても、大きな〇〇ゴラス〇ッチを作ってみたいという気持ちは私の中に在り続けていました。
相変わらず本気で実現させるほどの熱意はなく、憧れの域を出ないものの、学生時代に受けた様々な刺激や経験は「大きなピ〇ゴ〇ス〇〇チを作ってみたい」という気持ちを支え続けます。

一方で、成長するにしたがってどんどん現実を知り、「やっぱり私にはピ〇ゴ〇ス〇ッ〇を作るのは無理だよな~。そんなセンスはない。世の中には〇〇ゴラスイ〇〇を作る才能のある人が五万といる」と思うようになり、ある意味はっきりと「ただの憧れ」になっていきました。

 

社会人になり、ピ〇〇ラス〇〇チとは全く関連の無い仕事に就きます。塾講師です。
というか、就職と真剣に向き合ったときピタ〇〇スイ〇〇のことはまるで選択肢になかったというのが正しい。しつこいですが、ただの憧れ。

それでも自分で大きなピ〇ゴ〇〇〇ッチを作れたらいいよな~という気持ちは細々と持続。塾講師で毎日四苦八苦していたころはほとんどそんなことを考えている余裕はありませんでしたが、〇〇ゴラ〇〇ッ〇は私の中から消え失せたりはしませんでした。

 

28歳で結婚、某国で約3年間暮らして、コロナ禍に突入。
コロナの影響で某国に戻れず、日本の実家で世話になることに。

日本で暮らしながら某国でやっていたアルバイトをリモートで続けているので一応働いてはいるのですが、自分の時間がかなり多く取れる生活になりました。
そのため、自然と〇〇〇ラス〇〇チについて考えることも増えていきます。

 

そしていつものようにピ〇〇〇〇イ〇チの動画を見ていた夜、ふと気付いたのです。

 

私は12歳頃から自分で大きなピタ〇〇〇イ〇〇を作ってみたいと思い始め、32歳になった今でもそう思っている。

ということは、40歳になっても、50歳になっても、ずっと思い続けているのではないだろうか?と。

うん。きっとそうだろう。そうに違いない。

すでに思い始めてから20年経ち、色々なことがあって、住む環境や状況も、周りにいる人たちも、私自身もどんどん変化していく中においても、完全には忘れられずにいるのだから。

 

だったら・・・・・

 

やってみちゃおうかな?

 

その道の才能が無いのは確かだし、色々な事や物が必要だから、ずっと思い描いていた理想通りに作るのは正直難しい。

けど、少しやり方や形を変えればできないことではないかも。

才能も、無いよりはあったほうが断然いい。でもオリンピックで金メダルを取ろうとしているわけじゃあるまいし、競争相手に勝たなければ叶えられないことではないのだから。

 

うんうん。できないことではない。

 

そうだ。

 

やってみちゃおう!!

 

 

 

 

 

 

そう思った途端、

 

うおおおお!!自分で大きな〇〇〇〇〇〇ッチ作りたい!!

やるぜ!!やってやるぜ!!

時間がかかってもいい!!必ず実現させてみせる!!

自分の手で!!巨大なピ〇〇〇〇〇〇〇を!!

おれは作る!!!

 

こんな感じで一気にスイッチが入ったのです。

 

それからというもの、毎日暇さえあればどうやって大きなピタ〇ゴ〇ラ〇イッチを作るかを考えるようになりました。どんな仕掛けを入れて、どんな流れにしようか。何を使おうか、場所はどうしようか。

寝る直前までピタゴ〇〇ラスイ〇ッチに想いを馳せ、ベッドで目が覚めたら真っ先に〇〇ピ〇タゴラ〇〇スイッ〇チのことが頭に浮かび、仕事の合間にもピタゴラス〇〇イッ〇チを作るために調べ物をする。

 

以前は本気で考えていなかったので、実際ピタゴ〇〇ラ〇スイッチ〇〇〇を作るには具体的にどうしたらいいのか、何から始めたらいいのか、あまりよく分かっていませんでした。

しかし、いざ作ろうとすると、勉強しなければならないことが山ほどあります。
何だこれ。こんなの私にできるのか?
あまりにも厳しい道のりを初めて実感し、20年目にして壁にぶつかりました。

 

いろいろと調べるにしても、専門書をあれこれ買って読んだりすれば良質な学びが得られるけど、それなりにお金もかかる。
いずれ実家から引っ越すことを考えてあまり物を増やしたくないし、親に見られるのが嫌だからできれば電子書籍で買いたいけど、ピタゴ★ス★イッチの専門書なんてマイナーすぎて電子版がない場合が多い。

いや、私はまだネットの情報も拾い尽くしていない段階だから、まずはそこから!!

ということで、本を買うのは一旦ストップ、毎日先人たちのブログやYouTubeをあさっています(すでに9冊購入済み、買う候補が15冊くらいはあるけど)。

 

そういうわけで、今は使える時間のほとんどを大きな★ピ△×■〇イッ#☆◎チを作るための情報収集や構想に費やしています。
ブログもほとんど開かなくなりました。書きたいことは毎日いろいろ生まれてきますが、大きなピタゴラスイッチを作ることを考えているのが何より楽しくて、ブログを書こうという気持ちがそれに負けてしまうのです。

 

いやーしかし本当に楽しい。

今まで夢らしい夢なんかなくて。
全くなかったわけではないけど、「叶えたい」という気持ちに揺らぎがなくて、最終的にどんな形で実現させるかを見据えて、少しずつだけど着実に積み重ねている。そんなことは今までにありませんでした。

そうだ!やってみよう!と思えた瞬間から毎日が本当に輝いている。それまでがどんよりしていたのではなく、今まで経験したことのないワクワク感で心が満たされているのです。
私が楽しい以外誰の役にも立たないし、世の中に貢献できるような素晴らしい内容の夢ではないけど。

楽しい楽しい。あー楽しい。
※親友Tとの夢はまだ全然具体的なところまでいっていなかったですし、夫との生活が再開する前に何度も相談して、断念することに決めました。

 

たくさん勉強しなければならないのはもちろん、お金のこともあるし、生活に時間的な余裕がなくなって思うように進まなくなるかもしれない。
いずれ夫の理解や協力も少なからず必要になるだろうし。

いつになるかは分からないけど。私は基本的に熱しやすく冷めやすいから、途中でやる気がなくなったり、挫折したりする可能性もあるけど。

実現できるといいなぁ。夢計画。

 

 

***************

 

 

はい。

ということで、約20年前まで遡って長々と書きましたが、要するに「夢計画が楽しすぎるのでブログに時間を割けなくなりました」ということです。

私、このブログを始めて数か月の頃も「ブログが楽しすぎて他のことできなくなっちゃった!こんなに打ち込める趣味を持てたのは初めて!」って今回と同じようなこと言ってたんだけど大丈夫かなぁ。笑
つくづく、同時進行で複数のことに力を注げない奴。

 

実は、今年9月に新しいブログを立ち上げたのです。このブログのような雑記ではなく、特化ブログ。

タイトルや紹介文を考えて、独自ドメインを取得して、プロフ画像を決めて、ブログのデザインもある程度整えました。こういう作業がある意味一番ワクワクしますよね。

で、よし!久々に書くかー!というところまではいったのですが、

 

結局、今日までの約2か月で1記事も投稿できていません。
怠け者なのであえて有料ブログを選んだのに、お金が無駄になると思っても投稿できず。

勢いで何記事かは書いたものの、それを投稿できる状態まで持っていけなくて。
記事を推敲している途中で「あーーーー夢計画!ブログよりも夢計画のほうをやりたい!!」という気持ちがメラメラ湧いてきてしまい、仕上げられないのです。夢計画が強すぎる。

これでは、もし最初の数記事を投稿できたとしても、おそらく続けられない。
もうすぐ3か月目に入ってしまうので、さすがにお金がかかり続けるのは良くないからその前に閉じようと思……ったのですが、まだそんなに設定など凝っていないわりには気に入っていて、もったいなくて消せなかったので、とりあえず無料に戻しました。
(そうなんですよ……書きたい気持ちは間違いなくあって、ブログはやっぱり好きなんですよ……夢計画とブログを両方進められるのが理想なの……)

 

そして、夢計画に取り組んでいる間はブログを書けそうにないと分かったので、この『家族や友達には~』のブログも一旦きちんと終わりにしよう、と決めました。

最初に述べた通り、とても思い入れのあるブログです。ブログを始めた当初から書くつもりでいたけど書けなかったこと、PCに溜まった下書きからの抜粋、最近の出来事など、最終回を宣言したうえで、カウントダウンとして5記事くらい投稿してフィナーレにしようと思いました。

 

しかし、それも書けませんでした。
本当に本当に、最後だから書いておきたいことはたくさんあるのです。でも書けない。夢計画が強すぎる。5記事も用意しようと思ったらいつまで経っても終われない。

 

そういうわけで、この1記事で締めます。

 

楽しかったな。いろんなことを書いてきました。読み返してみて、これはなかなかうまく言語化したなと納得できる記事もあれば、今となってはイマイチしっくりこない記事もありましたが、どれも私の大切な財産です(あまりにも馬鹿馬鹿しい上に分かりにくすぎて、この最終回を公開する前に消しちゃおうかなと思った記事もいくつか……消さなかったけど……笑)。

いや、ほんとに、最終回なんかにしなくてもいいんだよなぁ。ここまで書いてきて今さらですが。でも、今私34歳なんですけど、いつ死ぬか分からないので。何も無ければあと何十年か生きられると思いますが、40で死ぬかもしれないし、35で死ぬかもしれない。
なんか夢計画を本格スタートさせてからというもの、早く死ぬかもしれないから急がなきゃとすごく考えるようになってしまったんですよね。

 

あ、締めるといってもブログそのものを消すわけではありません。消す理由は特に無いので、そのまま公開しておきます。

絶対に二度と書かないと決めたわけではないですし。連ドラの最終回と思ってください。現時点では未定だけど、もしかしたらシーズン2が始まるかもしれないし、単発でお正月2時間スペシャルをやるかもしれない。そんな感じです。

 

今までこのブログを読んでくださった方々、ブログを通して私と交流してくださった方々、本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。待宵は幸せ者でございます。ブログに出会えて良かった。

 

締めの挨拶を書いていたらちょっと寂しくなってきちゃったな。えへ。
もし夢計画がある程度私の満足のいく形にできたら、このブログかTwitterでお知らせさせていただきますね。

 

最後の記事で書こうと思っていたのに忘れてること、まだたくさんある気がする。でもキリがないからそろそろ終わりにしよう。

 

それでは、皆様本当にありがとうございました!
待宵スークでした!