家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

30歳からの歯列矯正(2)無料相談を受ける

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今回は歯列矯正体験記2回目です。

 

 

矯正の種類をざっくりと

インターネットで調べると詳しく書いたサイトがたくさん出てきますので、ここではあくまでも話を進める都合上、便宜的に説明します。

 

大まかに言うと、矯正器具はブラケットマウスピースの2種類。

前回の記事に書いた通り、どちらを使っても月1回程度の調整が必要です。

 

①-1 ブラケット(表側)

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ブラケットとは、この絵のようなものです。

一本一本の歯に器具を付け、ワイヤーで繋いでいます。

メリット:費用が安い。歯並びの乱れが複雑でも対応できる。

デメリット:装着しているのが目立つ。→ 最近は目立ちにくい白いワイヤーもある。

 

①-2 ブラケット(裏側)

ブラケットを歯の裏側に装着する方法。

メリット:外から見えない。

デメリット:装着するのに技術が必要。表側よりも費用が上がる。口の中で舌に触れるため、装着していることに慣れるまでかなりの違和感がある。

 

②マウスピース

透明な歯型のような器具です。

メリット:装着していても他人にはほとんど気付かれない。簡単に取り外せる。

デメリット:費用が高い。複雑な歯並びに対応できない。1日20時間以上装着する必要がある。

 

費用は安い順に ブラケット(表側)→ ブラケット(裏側)→ マウスピース です。

安いといっても…最低70万円ですけどね…

 

 

無料相談

さて、私は矯正治療ができて日本語対応可の歯医者さんを探し、無料相談の申し込みをしました。

 

矯正器具の決定

インターネットで歯列矯正の種類についてある程度調べた上で、私が決めた優先順位は以下の通り。

 

1.治療の効果

2.費用の安さ

3.見た目

 

きれいになおらなければ意味がないので、効果はもちろん最重視。

しかし、今は日常的に多くの知人と顔を合わせるわけではないので、見た目の悪さは我慢できる。

それよりも、できるだけ安く!!

 

ということで、初めからブラケット(表側)一択のつもりで行きました。

 

さて、無料相談を担当してくれたのはS先生。

同年代で明るく話しやすい日本人女性!わーい!

 

私の歯並びは、前の方の歯が重なっていたり、本来の位置よりも前後していたりして滑らかなラインに並んでいないので、効果を考えるとマウスピースよりブラケットの方が適しているとのこと。

費用をできるだけ抑えるためにも、やはりブラケットが良いという結論になりました。

 

 

期間

矯正にかかる期間は平均で2年。

あくまでも平均なので、1年半くらいで器具を外せる人もいるし、もっと長い期間かかる人もいるそうです。

 

子どもは骨が成長していく途中で歯も動くので短期間で矯正できますが、大人はすでに成長が止まっているので時間がかかります。

 

私は日本に帰って仕事に復帰するまでに何とかしたいという希望があるので、長くなったら嫌だなぁ…と思いました。

しかしながら、ある程度歯並びが整ってきたらマウスピースに切り替えることもできるということなので、それならば安心(費用は上がりますが)。

 

 

治療の手順

重なっている歯をきれいに並べなおすには、そのためのスペースをつくらなければなりません。

 

つまり、抜歯するのです。

 

私の場合は、親知らずが上下左右4本ともあったので、まずは親知らずを全て抜歯することになりました。

※親知らずの抜歯はスペースをつくるためにはあまり必要ないそうですが、虫歯になっていたし(笑)、そのままにしておいても歯茎を痛めるだけなので抜くことになりました。

 

その後、並べるスペースをつくるための抜歯をします。

どの歯を抜くかは、レントゲンを見て決めるとのことでした。

 

それが終わってから、ようやく器具を装着。

装着後は月1回の通院で器具を微調整していきます。

 

 

費用

※日本円に換算しています

 

矯正器具代

68万円

 

毎月の調整代(2年で終わる場合)

5000円×24か月=12万円

 

抜歯や薬代

すみません、このときに何円と言われたか忘れてしまいました。合計金額の衝撃で…

抜歯は書類を持って日本で申請すれば一部保険がきくとか。

 

合計 約100万円

キャアァァアア!!!

 

覚悟はしていましたが…やはりそうなりますよね…

せめて80万…90万でも…と思いましたが、やはり100万円はかかる見込み。

矯正がなかなか終わらなかったり、途中からマウスピースに替えたりすることになれば、さらに費用は膨らみます。

 

 

費用をいかにして用意するか

その日は「夫に改めて相談する」と言って帰宅。

 

独身時代の貯金が100万円以上はあるので、生活に直ちに影響するわけではありませんが、一気に使うにはさすが抵抗があります。

でも、貴重な機会を逃すわけにはいかない。

 

ということで…

 

かねてより働きたいと思っていたというのもありましたが、これがきっかけとなってアルバイトを始めることになりました。

時給は決して高くないけれども(日本の最低賃金より安い)、2年間続ければ矯正費用とプラスマイナスゼロにできます。

マウスピースに替えるとしたら日本に帰ってから=仕事復帰することになってからなので、その分の費用は問題なしということで。

 

そして面接を経て無事に採用が決まり、ついに矯正治療に踏み切ることにしたのでした。

 

  

 

それでは、「30歳からの歯列矯正(2)」はこの辺で。

次回から抜歯が始まります…

 

お読みくださり、ありがとうございました。