家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

駐在妻がアルバイトを始めるまで(1)

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

現在、私は海外に住んでおりますが、週4でアルバイトをしています。

今年の7月に始めたので、やっと3か月くらい経ちました。

 

とはいえ、私が海外に引っ越してきてからはすでに1年半以上経過しています。

 

それまで私は何をしていたのか?

どういう経緯でアルバイトをすることになったのか?

 

今回はそんなお話です。

よろしくお願い致します。

 

 

はじめに~駐在妻と仕事

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海外在住の女性の中でも、夫が駐在員でそれに同行する形で一緒に住んでいる人は駐在妻とよく呼ばれます。

 

一昔前ほどではないそうですが、駐在員の給料は安くはないですし、現地の人々の一般的な家よりも良いマンションを会社が手配してくれることが多いです。

家事をやってくれるお手伝いさんがいる場合もあります(うちにはいません)。

 

そのため、駐在妻は働かずに優雅な暮らしができるということで、羨ましいと思う人もいるようです。

国によりますけどね。ヨーロッパならキラキラ感すごいですが、当方アジアですので、友人にもそこまで羨ましがられません(笑)

 

一方で、海外に同行するためには日本での仕事を辞めなければなりません。

積み上げてきたキャリアを中断しなければならないため、同行を悩む女性も多いです。

 

空白期間ができないように、海外に引っ越してからも何かしら仕事に就けばいいのにと思われるかもしれません。

しかし、海外で働くためには就労ビザの取得が必要になります。

夫に同行する場合に取得できるビザ(家族ビザ)では、基本的に就労が認められません。

国によってビザの制度は異なりますが(ビザの種類、取得の条件、認められる労働の範囲など)、働きたいからといって自由に働けるわけではないのです。

 

 

引っ越してから最初の半年

2017年3月に私は今住んでいる国に引っ越しました。

A国としますね。

(国名を明かせない理由は以下の記事を参照してください) 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

私は引っ越しの1週間前までバリバリ働いていました。

そのため、引っ越してすぐの頃はさすがに今すぐ再就職したいとは思いませんでした。

まずはゆっくり休みたいし、A国での生活にも慣れなければいけない。

はじめは家事とA国の言葉の勉強に専念しよう。

そんなふうに考えていました。

 

しかし、働かなくても平気でいられたのは最初のうちだけでした。

朝から晩まで忙しく働く夫と専業主婦である自分との格差が、心に重くのしかかり始めます。

 

もともと働くのが好きでしたし、自分が望んで仕事を辞めたわけではないのに、働いている夫に対してどこか遠慮してしまうのが辛くなってきたのです。

 

また、働いていた頃に比べて家事と語学学校のみの毎日は達成感も少なく、過去の自分とのギャップにも悩むようになりました。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

夫にアルバイトの相談をするも…

実は、私はA国のビザの制度について引っ越す前によく調べていませんでした。

A国に居住するためのいろいろな手続きは、夫の会社が全て代理でやってくれたからです。

ただ、正社員は無理でもちょこっとアルバイトするくらいならできるのだろうと思っていました。

日本でもコンビニや牛丼屋などで外国人のアルバイト店員をよく見かけるからです。

(日本は、就労ビザを持っていなくても制限付きでアルバイト可みたいです)

 

実際、駐在妻や留学生でもこっそりアルバイトしている人は結構います。

私と同じ語学学校に通っている駐在妻さんもアルバイトしていました。

目立つことをせず、旦那さんも自分の会社に内緒にしていれば、そうそうばれるものではありません。

 

もっと言うと、在住日本人向けの情報誌には求人広告が堂々と載っています。

正社員の募集ではなく、アルバイトの。

つまり、言ってしまえば「就労ビザなしでは本当は違法だけど、ばれはしないからこっそり働きませんか」ということです。

 

しかし、ある日私が夫に「アルバイトをしてはだめだろうか」相談すると、NOと言われました。

万が一にでもばれたら困るから、と。

 

ばれると困るのは、夫の会社と警察です。

会社にばれたら夫には多大な迷惑がかかりますし、警察にばれたら夫の会社にもそりゃあもう超多大な迷惑がかかります。

確かに違法就労なのですが…

そうです、違法就労です…

 

とはいえ、A国にはあと3年半ほどいる予定になっていました。

他の人はやっているのに、どうして私はだめなんだ。

34歳まで働けないなんて…

 

私は諦められませんでした。

 

 

(2)に続きます!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

学校の勉強は将来の役に立たないとよく言うけど

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今回は、学校の勉強について以前から思っていたことを書こうかなと思います。

こういうテーマで書いたことがないので、話を広げすぎてワケ分からんことにならないように気を付けます(汗)

 

※この記事で言う「学校の勉強」とは、小学校~高校普通科で習う国語・数学・理科・社会・英語を指します。

専門学校や大学の専門性の高い学部などで学ぶものは除きます。

 

 

学校の勉強は将来の役に立たない

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「学校の勉強は将来の役に立たない」と言う人がよくいます。

 

子どもは「方程式なんてできるようになる必要があるのか」「一生日本で暮らすから英語なんて話せなくていい」とよく文句を言いますよね。

 

(今の日本の英語教育の良し悪しは別として)「英語はやっとけ。自分にはそのつもりがなくても外国で暮らすことになるかもしれんぞ」と私は思いますが(笑)

 

小学校で学ぶことは生活していく上で最低限必要な内容が多いのでいいとして(小学校高学年の算数は結構難しいですが)…

 

特に中学生以降の数学、理科(物理、生物、化学、地学)、日本史、世界史など、苦しんだ方は多いのではないでしょうか。

内容が高度で覚えることも多く、学ぶ意味も見出せず…

 

私もそうです。思い出したくもない高校時代の数学追試地獄…

数学を学ぶことで論理的思考力を…とかいうレベルを超えてますやん絶対!!

むしろ難しすぎて思考停止してました。

苦しまなかった人が本当に羨ましい!!

 

そして実際、大人になってみて「あんな勉強、やっぱり使わなかったじゃん」と思っている方も少なくないと思います。

化学のモルとか数学のインテグラルとか…文系だった私は「あーそんなのあったわ(笑)」っていうくらいにしか覚えていません。

 

 

難しい勉強は何のためにするのか

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学校の先生やお子さんをお持ちの方は、子どもから「何でこんなこと勉強しなきゃいけないの?」と聞かれることがあると思います。

 

「筋道を立てて考えることを学ぶためだよ」とか「自分で問題を解決する練習だよ」とか、答え方はいろいろあると思いますが、

 

なぜ数学でなければいけないのか?

なぜ化学でなければいけないのか?

(すいません、私がこの2つ特に苦手だったので笑)

なぜ全員が同じものを学ばなければいけないのか?

頭を鍛えるのが目的なら、他のものでも何でもいいのではないか?

 

これらの問いに答えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

 

「学校の勉強は子ども一人一人の豊かな人生のため」だとすると、「希望した仕事に就けるように」「将来の選択肢を狭めないために」といった答え方になるかなと思います。

 

確かに、現在でも日本では学歴が就職に大きく影響するので、その回答は間違っていません。

 

けれども、それでは「なぜ将来使わない数学や化学を学ばされているか」の根本的な答えにはなりませんね。

 

 

なぜ全国民が教育を受けるのか

子どもに聞かれてこう答えるべきかは別として、私は

学校教育とは 国家の発展に貢献できる人材を

発掘するのが目的だから

だと思います。

 

ここでいう国家の発展に貢献できる人材とは、主に学術分野で活躍できる人、分かりやすい例を挙げるとノーベル賞を取れるような人のことです。

先日、本庶佑さんがノーベル医学生理学賞を受賞しましたね。

賞を取れるかどうかが重要なのではありません。

そういった研究に携われるのは、優れた知能、探究心、向上心、不屈の精神などを併せ持った一部の人間だけ。

その素質のある国民を発見するためには、全国民にさまざまな分野を学ばせてみるのが一番いい方法なのです。

 

例えば、がんの研究者を100人育てたいとします。

その際に最初から子ども100人だけに教育を施しても、全員が研究者としてふさわしい人材に成長するか分かりません。

できるだけたくさんの子どもに勉強させて、その中から優秀な人材を選んでいった方が確実なはずです。

 

ということで、国家の人材発掘から大半の人は脱落し、学術的な研究には直接関係のない仕事に就きます。

だから多くの人にとって「学校の勉強は将来の役に立たない(使う機会がない)」となるわけです。

 

とはいえ、学術的な研究に携わることだけが国家への貢献だといっているわけではありません。

本庶さんも、昔を知る友人に確か「彼は研究者としては素晴らしいけどサラリーマンには向いていないだろう」みたいなことを言われていましたよね。

「世界は誰かの仕事でできている」

この某缶コーヒーのCMのフレーズ、私はとても好きです。

私ですか?専業主婦ですけど…子どもつくらない宣言までしてるし、国家への貢献度は低いでしょうね…

 

終わりに

今回は、テレビやネットでよく「子どものための教育を!」と叫ばれているけど、国民の中から優秀な人材を探し出す必要があるという観点が結構忘れられているのでは?と思い、書いてみました。

特に「子どもの個性を伸ばせ!教科書に沿った勉強なんかより、興味関心のあることに打ち込ませるべき!」みたいなのはちょっと違うんじゃないかなーと。

 

このことに関連して、さまざまな問題がありますが…

 

・将来直接的には使わない勉強に時間とお金を割き、その成果で大学が決まり、さらにその大学のレベルによって就職事情に大きな差が出ることの是非

・優秀な人材を育成するため、日本も飛び級制度を取り入れた方が良い

・「脱落」した人も、その勉強を続ける意味があるのか

・続けるべきでないとするなら、大人になるまでに何を学ぶべきなのか

 

などなど。

しかし、これらについては私は今のところ答えを持っていませんので、触れないことにします。

 

うーーーん…

うまくまとまったのかしら(汗)

こういう文はやはり難しいですね…

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださって、ありがとうございました。

30歳からの歯列矯正(4)下の親知らずの抜歯

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今回は歯列矯正体験記4回目!

下の親知らずの抜歯について。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 上と下の抜歯は全然違う

前回は上の親知らずの抜歯について書きました。

抜歯そのものは私が想像していたよりも痛くなく、意外とヨユウでいけるなーなんて思っていたのですが…

 

下の親知らずの抜歯は、上とはいろいろな面で違います。

簡潔にいうとこんな感じです。

 

・上の親知らずよりも抜くのが大変

・抜いた後の穴に食べ物が入りやすい

・感染を起こしやすい

 

下の親知らずは、あごの骨にしっかりとはまっています(「はまっている」という表現が正しいかは分かりませんが)。

上の親知らずはまっすぐ生えていればわりとあっさり抜けますが、下の親知らずは

 

まず、あごの骨から脱臼させ

それから畑の大根を掘り出す感覚で抜く  by S先生

 

のだそうです。すでに怖い。

 

私の場合は、歯そのものはそこまで斜めになったりしているわけではありませんでしたが、歯茎が少しかぶさっている(歯茎に埋まっている?)らしく、歯茎を切って掘り出すことに。

器具が置かれている台にメスが用意されてるぅぅう!!!!

 

 

麻酔~抜歯

上を抜いたときと同じように麻酔。

効いているかどうかの確認。

 

そしてメス!!!

どんなふうに切っているのか私には分かりませんが、歯を抜く邪魔にならないように歯茎を切っていきます。

麻酔が効いているのでもちろん全く痛くないのですが、切られている感触というか振動が怖い。

 

そして、下の親知らずを抜くときは患者も頑張る必要があります。

「大根を掘り出す感覚」というくらいで、あごにかなりの力がかかるのです。

あごがぐいぐい下に押される感じです。

ただ口を開けているだけではあごが外れてしまいそうになるので、患者自身が支えます。

両手をグーにして、手の甲を前にしてあごの下に添え、

ぶりっ子ポーズ♥♥♥

…とかふざけていられないくらいあごが痛くて、押され負けないようにするのに必死でした。

 

さらに私の場合、左側の親知らずを抜くときに顔の外側に向かって歯を倒さなくてはならず、口の大きさも限界でした。

 

「もう脱臼できてますから、8割は抜けてますからね~頑張ってくださいね」

 

S先生、怖いです。

 

とはいえ、歯医者さんに力仕事なんてないかと思っていましたが、これは結構大変そうです。

もっと抜きにくい生え方の場合もあるでしょうから、女性の先生はかなりパワーを使いますね。

 

 

縫合

さて、上の親知らずは意外なほど簡単に抜けましたが、下は「やっと抜けた…」という感じでした。

 

抜いた後は、切った歯茎を縫合します。

縫合しない先生も多いそうですが、縫合した方が傷口の治りが早とのことでS先生は縫合してくれました。

そうはいっても、糸とハサミ型のピンセットのような器具しか使っていないのに、どうやって縫合しているんだろう…

自分の口からみょ―――んと糸が伸びているのが見えるだけで、口の中で何が起きているのかはさっぱり分かりませんでした。

 

 

抜歯終了後

処方される薬は上の親知らずを抜いたときと同じ、抗生物質と痛み止め。

下の方が感染を起こしやすいので、3日間きちんと飲むようにと言われました。

 

抜くときも大変でしたが、もう1つ、上を抜いたときより苦労したのは食事です。

うまく説明できないのですが…口の奥の部分がしっかりと縫合されているので、口を大きく開けられない!

糸に引っ張られるようで痛いのです。

 

また、歯を抜いたところにはポケットのように穴が開いているので、何か食べると必ずといっていいほど穴に入ってしまいます。

バイト中に食べたものが穴にすっぽり入ってしまったときには、そのままにしておくと気になってしまうので、人目を盗んでお茶で口をゆすいだりしていました。

 

さらに、上の歯よりも食べ物が当たりやすい(液体が流れていきやすい)ので、めちゃしみる…

生のトマトとかもしみました。梅干しなんて絶対無理です。

 

口内炎ができたのも辛かった…

麻酔の薬や注射の針を刺すことによって口内炎ができやすくなるそうで、これまたしみる。

上の歯を抜いたときには口内炎はできなかったのですが、たぶん下のときの方が麻酔が多かったからかなぁ。

 

 

へんてこりん歯ブラシ

歯を抜いた穴が完全に埋まるまで約4か月かかるそうです。

それまでは食べかすなどの汚れが入りやすく、放っておくと治癒が遅くなってしまうので、S先生からこんな形の歯ブラシを薦められました。 

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何じゃこりゃ!こんな歯ブラシがあったとは。

写真だと分かりにくいですが、先っぽの白いところはちゃんと歯ブラシになっています。

歯磨き粉には研磨剤や発泡剤などが入っていて傷に良くないので、うがい薬など付けて優しくブラッシングしてくださいね、とのこと。

現地のドラッグストアを探しても売っていなかったのでS先生から買いましたが、先日日本に帰ったときに探したら売っていました。

 

 

 

それでは、下の親知らずの抜歯についてはこの辺で。

抜歯編はまだ続きます…

 

お読みくださって、ありがとうございました。

ブログを始めて1か月になりました

こんにちは。待宵スークです。

私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。    

 

ブログを始めて1か月が経ちました。

正確には、ブログを開設したのが9月13日、最初の記事を投稿したのが9月19日です。

突然ブログをやってみたくなって、ほとんど勢いではてなブログに登録しましたが…

その日からもう1か月とは。

何はともあれ、1か月続けられて良かったです。    

 

 

ブログを始めて良かったこと

とにかく楽しい!

ネタがいつ尽きるか分かりませんが、とりあえず今はまだ書きたいことがたくさんあります。

今までSNSは避けてきた私ですが、やっぱり発信したい願望はあったんだなと思いました。  

 

この1か月は、ブログのことばかり考えて過ごしたような気がします。

空いた時間があればとにかくブログを書く。

始めてすぐの頃は書きたい欲よりも食欲が勝っていたのですが(笑)、逆転するのに時間はかかりませんでした。

おかげで余計な間食が減り、歯列矯正のための抜歯で食事がしづらいのも相まって、少し痩せたかも(笑)。  

 

それから、自分以外の方々のブログを拝見して、たくさんの発見がありました。

さまざまな感じ方、考え方の人々がいること。

置かれている状況や過去の経験もみんな異なっていること。

直接仕事に関わること以外なーんも勉強してこなかった私と違って、知識の豊富な人々がたくさんいること。

第一印象では私とは感覚が合わないなーとか、そんなに興味のない話題だなーとか思っても、まずは最後まで読んでみる。

継続して読んでみる。

せっかくなので、ブロガーの皆さんからいろんなことを学ばせていただきたいと思います。    

 

 

この1か月の反省点

想像していた以上にブログを書くのにハマってしまい、正直家事がちょっと疎かになりました。

もちろん生活に支障をきたすようなことはありませんが、乾いた洗濯物が畳まれていない率が上がったりとか(汗)

面倒なことをどんどん後回しにしてしまう性格なので…

また、今まではまとまった時間が取れる日は語学学習に充てることが多かったのですが、ブログを書いてばかりいました。

絶対に良くないぞと思いつつ、つい睡眠時間を削って書いてしまった日も…  

 

1か月で23記事(これが24記事目)なので決して多い方ではないと思うのですが、これでも毎日結構時間を割いています。

もっと速く書けるようになりたいな…    

 

 

悩ましいこと

ブログを書いていて一番悩ましいことは、  

 

自分のことをどこまで明かしていいのか?  

 

ということ。

今は、30歳女性、既婚、海外在住というくらいしか明かしていません。  

しかし、   

 

・出身の都道府県や住んだことのある都市

・現在住んでいる国や都市

・日本に住んでいた頃の仕事

・学生時代の部活

・現在のアルバイト  

 

などなど、これらを全て具体的に書いたら分かる人には分かってしまうのでは?と心配になってしまうんですよね(汗)

自分の知り合いが自分のブログを発見するなんて奇跡だろw

と思われるかもしれませんが・・・

私の母が、私が海外に住むようになってから同じ国に住んでいる人のブログを探しては読んでいると言うのです。  

例えば、「30歳女性、東京都出身、ニューヨーク在住、学生時代は吹奏楽部、元都市銀行員」とか書いたら、赤の他人から身元特定されることはなくても親は「ん??これうちの娘?」って分かりますよね。  

 

でも、そんなの検索上位に表示されるわけでもない私が気にする必要ないか(笑)  

 

これらを明かさないと、書けることがかなり制限されてしまう。

住んでいる国や都市を隠したままでは、生活のことを書いても情報としての価値はゼロですし。

仕事について書きたくても、具体的な業務内容に触れなければ読んでいる側にとっては曖昧で何が言いたいのか分からないですし。  

 

もっと言うと、自分の知り合いのことをどこまで明かしていいのかも悩みます。

先日友人のYちゃんについて記事を書きましたが、あれはセーフなのかしら。

まぁでも本人または本人の親しい友人じゃなければ分からないレベルだから大丈夫か。

 

    ブログタイトルが「家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと」っていうくらいなので、リアルの知り合いには本当に一切誰にも言ってないんですよね。

土日は夫が家にいてPCで作業しづらいので、今(本日金曜日)歯医者さんに行く前に頑張って書いてます(笑)    

 

 

終わりに

私のブログは実益のある情報がほとんど書かれていませんが(笑)、それでも読んで下さる方がいらっしゃって大変嬉しいです。

自分で「自己満足雑記ブログ」と言ってはいるものの、誰の目にも触れなくていいと思っていたらわざわざはてなブログに登録して公開しません。

スター1つ増えているだけでもハイテンションです(笑)

自分の書きたいことを書くスタンスは変わらなくても、文や構成はこれからもっと上手になりたいな。  

 

いつまで続けられるか分かりませんが、筋トレは文字通り三日坊主になる私が1か月継続できたので、きっとまだいける。笑      

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださって、ありがとうございました。

今後とも、よろしくお願い致します。

30歳からの歯列矯正(番外編)担当医のS先生

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

こんな番外編は元々書く予定はなかったのですが、昨日ちょっとした出来事があり、書きたくなったので書きます。

私の矯正治療を担当してくださっている、S先生についてです。

 

 

S先生はこんな人

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才色兼備

S先生は「(2)無料相談を受ける」に書いたように、明るくとても話しやすい日本人女性の歯医者さんです。

昨日話していたところによると、30代前半らしい。

はっきりとは教えてくれませんでしたが(笑)。

でも、20代と言っても分からないくらい若く見えますし、いつも綺麗にお化粧されていてマスクで顔の半分が隠れてしまうのがもったいないくらいです。

 

さらに!

歯医者さんでは普通助手さんと2人で治療をしますよね。

助手さんは現地の方で、S先生は現地の言葉で指示を出しています。

病院のスタッフも大半が現地の人。

医者になるだけでも難しい勉強がたくさん必要なのに、バイリンガルなんて!!

 

常々すごいなぁ~と思っていた私は、ある日「お医者さんになるだけでも大変なのに、2か国語話せるなんてすごいですね」とS先生に言いました。

 

するとS先生は「私、言語の勉強好きなんですよね」

 

なんと、英語と、スペイン語も少し話せるそうです。

バイリンガルどころじゃなかった…!!!

 

 

お人柄

さらに!!

なぜか患者である私に旅行のおみやげをくれる!

患者の方からお医者さんに品物やお金を渡すのはよく聞きますが…

「この中から選んでください♪」と言っていたので、複数のお客さんに買ってきているようです。

私も先日日本に帰った際には、日頃の感謝も込めてS先生にもおみやげを買っていきました。

患者からの指名が増えると給料アップみたいなシステムではないでしょうし、なぜなんでしょう。

 

おみやげ以外にも(むしろ重要なのはこっち笑)現地で手に入らなかったり、値段が高くなってしまったりするS先生おすすめ歯科用品を自ら日本で調達してきて、患者に提供してくれます。

安いものだとタダでくれることすらあります。

 

 

ちなみに、少し話が脱線しますが…

私が住んでいる国の歯医者は、日本でよく見る広いフロアにたくさん椅子(治療台?)が並んでいる造りではありません。

外国人対応可の病院だからかな?ローカルな歯医者は分かりません。

完全に個室なのです。

そのため、フロアを常に先生や助手が慌ただしく歩き回っていたり、

キィ――――ン 

ギュィ――――ン  という音があちこちから聞こえてきたりすることがないので、いろんなことを砕けた雰囲気で話せます。

だからこそ、上記のようなやり取りも可能になるのです。

 

 

 

S先生が麻酔の注射の痛みを身を持って知ったエピソードは「(3)上の親知らずの抜歯」で少し触れました。

さらに、S先生自身も歯列矯正をしていたことがあるそうで、その経験も踏まえていろんなことを教えてくれます。

口の中は鏡を使っても患者自身にはよく見えないので、絵を書いて説明してくれたこともありました。

 

 

S先生まとめ

いろいろ書きましたが、要するにとても良い先生なのです。

患者のことを理解して治療を進めてくれますし、技術も確か(何か上目線な言い方ですいません)。

その上、私にとっては同性同世代なので、異国の地の担当医にこれ以上望むことはありません。

偶然でしたが、S先生に治療してもらえることになって本当に良かったと心から思っています。

 

 

昨日の出来事

さて、S先生の説明が長くなってしまいましたが、昨日あった出来事について。

あれこれ書いたわりに、結論をうまくまとめられるか分からないのですが。

 

私とS先生はLINEを交換しています。

日本では、患者の連絡先は病院に教えるけれども、担当医の個人的な連絡先を患者が知ることは一般的ではないですよね。

しかしながら、この国でS先生は複数の病院と雇用契約を結んで曜日ごとに違う病院にいます。

そのため、病院を通して予約を受けるよりも、自分で自分のスケジュール管理をした方が良いらしいのです。

私も「来週で午前中が空いている日はありますか?AクリニックでもB歯科医院でも行けます」という感じで、予約の連絡をさせてもらっています。

もちろん、予約以外の関係のないLINEは送りません。

 

 

昨日は最後の抜歯がありました。

これが終わると、ようやく矯正器具を歯に装着できます。

 

詳細はまた別の記事で書きますが…

昨日の抜歯は、とにかく痛かったのです。

 

なぜか麻酔が十分に効かず、しかも抜きにくい生え方の歯で、S先生もかなり苦労していました。

 

何度か麻酔を追加し、効いてくるまで時間を取って、私をリラックスさせるために雑談もしてくれたのですが、それでも抜いた後は今までになくズキズキと痛みました。

 

どうにか抜歯が終了し、痛みで顔を歪めつつ「これでやっと全部の抜歯が終わったー!」と病院を出ました。

 

 

すると、その直後S先生からLINEが。

今までは治療後すぐにS先生の方から連絡が来ることなどありませんでした。

何かな、次回の予約の話かな、なんて思いながらメッセージを開くと

 

「今日は最後の抜歯で痛い思いをさせてしまってすみませんでした」

 

「中に入ってるお薬がもう少ししたら効きますから!それで痛みが和らぐかと思います!」

 

これを見たときの気持ちは、どう説明したらいいか分かりません。

 

確かに今日は痛かった…というか今もズキズキ痛いけど、S先生が悪いわけじゃないのに謝らせてしまった。

 

LINEなどという便利すぎる連絡ツールがなかったら、電話しかないような時代だったら…

いや、患者とLINEの交換などしなくて済む勤務形態だったら…

別にミスしたわけでもないのに、無事に帰っていった患者に対して「痛くしてしまってごめんなさい」と謝らなくちゃなんて思わせなくて済んだのに。

 

歯を引っこ抜くのなんか痛くて当然で、むしろこの程度で済んでいるのは、医療技術はもちろんS先生の腕前のおかげ。

 

S先生曰く、(途中で追加するのではなく)最初からもっと麻酔を多くしていれば痛みを軽減できたのに、ということらしいです。

 

私がすごく痛がったので、判断ミスだったと悔やまれたのでしょうか。

でも、今までこんなに麻酔がきかなかったことはなかったので仕方がなかったと思います。

 

何往復かLINEのやり取りをして終わりましたが、何だか悲しいような申し訳ないような気持ちになりました。

 

私はいつもS先生の治療に不満を抱いたことなど一度もなく、矯正器具装着後の治療もぜひS先生にお願いしたい、むしろ他の先生に代わっては困ると思っていたのに、謝らせてしまった…

 

「S先生への信頼は変わりませんから!!これからもS先生に担当してもらいたいと思っていますから!!」と全力で伝えたくなりました。

 

痛くても仕方ない治療をしているのに、患者が痛がったら医者のせいだと思っているなんて…

医者の仕事は何て大変なんだろうと思いました。

 

 

うーん…やっぱりうまくまとまらなかった。

何が言いたいのか分かりにくい文章ですみません。

とにかく、私の担当S先生はとても良いお医者さんです!!

 

 

 

それでは、今回はこの辺で(汗)。

お読みくださり、ありがとうございました。

30歳からの歯列矯正(3)上の親知らずの抜歯

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。


今回は歯列矯正体験記3回目。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 


いよいよ抜歯が始まります…

大学生の時に虫歯の治療で1本差し歯になったのですが、あれはまるまる抜いたわけではないんだっけ?

今日が人生初抜歯か…?

とりあえず恐怖を抱いて歯医者さんへ。

 

病院に到着~抜く歯の決定

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無料相談のときと同じS先生が治療を担当してくれることになりました。

やっぱり話しやすい先生が一番安心できるので良かった!

 


治療の予定はこのようになっています。

親知らずの抜歯
(レントゲンを撮ったり歯形を取ったりもする)

歯を並べなおすスペースをつくるための抜歯

矯正器具装着

月1で器具の調整


親知らずは人によってはかなり横向きになっていたりして、抜くのにかなり苦労する場合もあるそう。
レントゲンを撮ってみた結果、私の親知らずは幸いどれも比較的まっすぐでした。

私は右上の親知らずから抜くことに決定。


・上の歯の方が下よりも抜きやすい
・私は左よりも右の方が根っこが浅い(神経から遠い)


ということで、右上が一番負担が小さそうという判断でした。

麻酔の注射が…

がっちりはまっている歯を抜くので、まずは麻酔。
痛みを感じなくするための麻酔ですが、そもそも麻酔の注射が痛いんですよね…

過去の歯医者さんでの思い出が無意識に蘇ってきて、体が緊張してきます。

治療の痛みはなくなっても最初の注射だけは我慢しなければいけないので、それだけで私はかなりびびっていました。

ところが!

今は「表面麻酔」というものがあるんですね!
もしかしたら何年も前からあったのかもしれませんが、私は初体験でした。
つまり、麻酔の注射の前に歯茎の表面に何やら薬を塗って、注射の痛みを感じないようにしてくれるのです。
こんな素晴らしいものがあったなんて!!

 

表面麻酔はすぐに効いてきて(範囲が狭いので自分では分かりませんが)、次は注射。

 

おおお!!!

針が刺さっても痛くない!!!

 

さらに。

一気に麻酔薬を入れると痛みを感じるそうで、ゆっくりゆっくり時間をかけて注射器を押してくれるS先生。

 

全っ然痛くない!!!

 

S先生は学生時代、互いに麻酔をし合うという実習授業で、あまりの痛みにアイシャドウが混じった青い涙を流してしまった(笑)という思い出があるのだとか。

そのことがあって、できるだけ痛みのない治療を心掛けているのだそうです。

 

 

いよいよ抜歯

麻酔が全く痛くなかったことに感動を覚えつつ、いよいよ抜歯となるとドキドキしてきました。

30歳だけど、怖いものは怖い。笑

 

「じゃあ、少し力をかけてみるので痛かったら言ってくださいね。麻酔追加しますから」

 

そう言ってS先生が器具を使って歯をぐいぐいします。

 

「だ  い じょうぶ です …」

大丈夫と言いながらも、いざ抜こうとした瞬間に激痛が走ったらどうしようと心配でハラハラ。

 

「大丈夫ですか?じゃあいきますよ~」

 

ぐいっ

 

「はい、終わりました~」

 

えっ?そんな簡単に抜けたの??

 

出血はもちろんありますが痛みは全くなく、あっさり抜けたような感じで驚きました。

 

その後は、抜いたところに薬を付けておしまい。

止血用のスポンジ?を30分ほどぎゅっと噛んでいればOKです。

 

しかし、S先生が「この薬は効くんですよー!」と言うその薬がめっちゃ苦い

これこそ良薬は口に苦しというやつか。

 

 

抜歯終了後

最後に2種類の内服薬が出されました。

感染防止の抗生物質3日分と痛み止めです。

30分経ったら止血用のスポンジを捨てて薬を飲み、1時間くらい経ったら軽く食事もして良いとのこと。

ただし、右の歯を抜いたので左側でものを噛むようにすること。

刺激が強いものは傷の治癒を遅らせるので、辛い食べ物は避けること。

 

また、当日は激しい運動やお風呂で湯船につかること、飲酒はだめ。

 

お会計は…

 

日本円で約3万円。

これでもS先生がちょっと書類いじって(笑)安くしてくださってたんですよね…

1本抜くのに3万円…

親知らず4本+スペースつくるための抜歯最大4本だから

3万円×最大8本=24万円!!?

イヤアアァァァ・・・ 

 

帰宅後

ということで、親知らず抜歯1本目は無事に終了しました。

 

痛み止めは確か1~2回しか飲みませんでしたが、麻酔が切れた後も痛みはほとんどありませんでした。

最新医療技術とS先生の腕に感動し、歯医者さんが「怖いところ」というイメージではなくなる日は遠くないかもしれない…!!と、「そのときは」思いました。

 

ただし、歯を抜いたところに付けた薬は一日中苦いです(笑)。

私は午前中に抜歯したのですが、昼食はもちろん、夕食時にもまだ苦味が残っていて食事が不味い。

 

それから、辛い食べ物はだめと言われましたが、抜歯後数日間はしょっぱいものや酸っぱいものも結構しみて痛かった…

 

  

親知らず2本目の抜歯

1週間後、今度は左上の親知らずを抜きました。

 

レントゲンを見ると、右よりも左の方が根っこが深くまで届いていて神経に近いので、前回よりも多めに麻酔。

 

表面麻酔とS先生のスロー注射のおかげで今回も痛くなく、抜歯も問題なく終了。 

 

しかし、右上のときと違って、昼に飲んだ痛み止めが切れてからめちゃくちゃ痛くなりました(汗)。

もちろん追加で痛み止めを飲みましたが、効いてくるまでは本当に痛かったです。

他のことに集中していられないくらい痛かったので、アルバイト中じゃなくて良かった…

神経に近かったからなのか、傷そのものが深かったからなのか、理由は私には分かりませんがとにかく痛かった。

 

抜歯した当日は、まだそんなに痛くないとか思わずに早め早めに痛み止めを飲んだ方がいいなと思いました…

 

 

 

それでは、「30歳からの歯列矯正(3)」はこの辺で。

次回は下の親知らず抜歯です。

親知らずを抜くのってそんなに怖がらなくていいんだなぁと思っていたら…!?

 

お読みくださり、ありがとうございました。

30歳からの歯列矯正(2)無料相談を受ける

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

今回は歯列矯正体験記2回目です。

 

 

矯正の種類をざっくりと

インターネットで調べると詳しく書いたサイトがたくさん出てきますので、ここではあくまでも話を進める都合上、便宜的に説明します。

 

大まかに言うと、矯正器具はブラケットマウスピースの2種類。

前回の記事に書いた通り、どちらを使っても月1回程度の調整が必要です。

 

①-1 ブラケット(表側)

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ブラケットとは、この絵のようなものです。

一本一本の歯に器具を付け、ワイヤーで繋いでいます。

メリット:費用が安い。歯並びの乱れが複雑でも対応できる。

デメリット:装着しているのが目立つ。→ 最近は目立ちにくい白いワイヤーもある。

 

①-2 ブラケット(裏側)

ブラケットを歯の裏側に装着する方法。

メリット:外から見えない。

デメリット:装着するのに技術が必要。表側よりも費用が上がる。口の中で舌に触れるため、装着していることに慣れるまでかなりの違和感がある。

 

②マウスピース

透明な歯型のような器具です。

メリット:装着していても他人にはほとんど気付かれない。簡単に取り外せる。

デメリット:費用が高い。複雑な歯並びに対応できない。1日20時間以上装着する必要がある。

 

費用は安い順に ブラケット(表側)→ ブラケット(裏側)→ マウスピース です。

安いといっても…最低70万円ですけどね…

 

 

無料相談

さて、私は矯正治療ができて日本語対応可の歯医者さんを探し、無料相談の申し込みをしました。

 

矯正器具の決定

インターネットで歯列矯正の種類についてある程度調べた上で、私が決めた優先順位は以下の通り。

 

1.治療の効果

2.費用の安さ

3.見た目

 

きれいになおらなければ意味がないので、効果はもちろん最重視。

しかし、今は日常的に多くの知人と顔を合わせるわけではないので、見た目の悪さは我慢できる。

それよりも、できるだけ安く!!

 

ということで、初めからブラケット(表側)一択のつもりで行きました。

 

さて、無料相談を担当してくれたのはS先生。

同年代で明るく話しやすい日本人女性!わーい!

 

私の歯並びは、前の方の歯が重なっていたり、本来の位置よりも前後していたりして滑らかなラインに並んでいないので、効果を考えるとマウスピースよりブラケットの方が適しているとのこと。

費用をできるだけ抑えるためにも、やはりブラケットが良いという結論になりました。

 

 

期間

矯正にかかる期間は平均で2年。

あくまでも平均なので、1年半くらいで器具を外せる人もいるし、もっと長い期間かかる人もいるそうです。

 

子どもは骨が成長していく途中で歯も動くので短期間で矯正できますが、大人はすでに成長が止まっているので時間がかかります。

 

私は日本に帰って仕事に復帰するまでに何とかしたいという希望があるので、長くなったら嫌だなぁ…と思いました。

しかしながら、ある程度歯並びが整ってきたらマウスピースに切り替えることもできるということなので、それならば安心(費用は上がりますが)。

 

 

治療の手順

重なっている歯をきれいに並べなおすには、そのためのスペースをつくらなければなりません。

 

つまり、抜歯するのです。

 

私の場合は、親知らずが上下左右4本ともあったので、まずは親知らずを全て抜歯することになりました。

※親知らずの抜歯はスペースをつくるためにはあまり必要ないそうですが、虫歯になっていたし(笑)、そのままにしておいても歯茎を痛めるだけなので抜くことになりました。

 

その後、並べるスペースをつくるための抜歯をします。

どの歯を抜くかは、レントゲンを見て決めるとのことでした。

 

それが終わってから、ようやく器具を装着。

装着後は月1回の通院で器具を微調整していきます。

 

 

費用

※日本円に換算しています

 

矯正器具代

68万円

 

毎月の調整代(2年で終わる場合)

5000円×24か月=12万円

 

抜歯や薬代

すみません、このときに何円と言われたか忘れてしまいました。合計金額の衝撃で…

抜歯は書類を持って日本で申請すれば一部保険がきくとか。

 

合計 約100万円

キャアァァアア!!!

 

覚悟はしていましたが…やはりそうなりますよね…

せめて80万…90万でも…と思いましたが、やはり100万円はかかる見込み。

矯正がなかなか終わらなかったり、途中からマウスピースに替えたりすることになれば、さらに費用は膨らみます。

 

 

費用をいかにして用意するか

その日は「夫に改めて相談する」と言って帰宅。

 

独身時代の貯金が100万円以上はあるので、生活に直ちに影響するわけではありませんが、一気に使うにはさすが抵抗があります。

でも、貴重な機会を逃すわけにはいかない。

 

ということで…

 

かねてより働きたいと思っていたというのもありましたが、これがきっかけとなってアルバイトを始めることになりました。

時給は決して高くないけれども(日本の最低賃金より安い)、2年間続ければ矯正費用とプラスマイナスゼロにできます。

マウスピースに替えるとしたら日本に帰ってから=仕事復帰することになってからなので、その分の費用は問題なしということで。

 

そして面接を経て無事に採用が決まり、ついに矯正治療に踏み切ることにしたのでした。

 

  

 

それでは、「30歳からの歯列矯正(2)」はこの辺で。

次回から抜歯が始まります…

 

お読みくださり、ありがとうございました。

30歳からの歯列矯正(1)治療を始めるまで

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

このブログを始めてもうすぐ1か月、記事数もやっと20に到達!

 

私は「誰かに話したいこと」はあれこれたくさんあるのですが、「教えてあげられること」や「おすすめしたいこと」はあまりなく、ここまで自己満足雑記ブログとしてやってきました。

 

つまり、専門的な知識やガッツリ調べてある詳しい分野、議論できるような話題を持っていないのです(笑)。

 

ところが、ここに来て1つだけ「経験者にしか分からない、人様の参考になれるかもしれないものがあった!!」と気付きました。

 

 

歯列矯正!!

別に喜ばしいことではない(笑)

 

 

実は私、30歳ですが歯列矯正をしているところなのです。

というか、まだその準備段階で矯正そのものは始まっていないのですが。

 

歯列矯正というとやはり多いのは子どもで、大人になってからでも出来るの?と思われる方もいるかもしれません。

しかし実際には、大人になってから矯正をしたいという人は結構多いそうです。

 

 

このブログでは、私の歯列矯正体験を進行形でお伝えしていきたいと思います。

使用する器具や方法などはインターネットで調べるとたくさん細かい情報が出てきますので、専門的な内容よりは私が担当の先生と実際に話したことを中心に書いていきます。

 

 

30歳で歯列矯正を始めるまで

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歯並びの悪さを自覚する

社会人になるまで、私は自分の歯並びが悪いことに一切気付かずに過ごしていました。

 

家族からは一度も言われたことがなく、自分の顔は鏡で見慣れてしまっているので歯並びなど特に気にすることはありませんでした。

そのため、自分がいつから歯並びが悪かったのか分かりません。

子どもの頃はよく虫歯で歯医者に行っていましたし、大学4年生のときにも外出先で歯の詰め物が外れた(笑)ことがきっかけでしばらく歯医者に通いましたが、歯並びについては一言も触れられませんでした。

 

ところが、社会人になってから歯並びの悪さを指摘されることが多くなりました。

初めて指摘してきたのは当時付き合っていた彼氏。

24~25歳くらいのときだったと思います。

私に対して「女の子らしくしてほしい」とか「オシャレでいてほしい」とか求めてくる人だったので、まさか歯列矯正まで求めてくるなんて…と そのときは困惑しました。

しかし、その後彼氏以外の人からも面と向かって歯並びの悪さを指摘されることがたびたびあり、「私って歯並び悪かったのか」とようやく自覚します。

 

一度自覚してしまうと非常に気になり始め、その頃から写真に写るときは口を閉じるようになりました。

そんなにアップの写真ではなくても、歯がきれいに並んでおらず凸凹しているので、光が当たっていると結構目立つのです。

 

歯並び何とかしたいな…

そう思っても、働いているときには時間的にも精神的にもその余裕がありませんでした。

また、歯並びは気になるけど、矯正器具を付けて仕事をするのは嫌だなとも思っていました。

そのため、写真のときに口を閉じたり、笑うときに口を手で覆ったりして、できるだけ隠すようにして過ごしていました。

 

 

仕事を辞めて海外へ

28歳のときに結婚し、その後仕事を辞めて海外生活がスタート。

しばらくは、以前と同じように歯並びの悪さをできるだけ隠して生活していました。

ところがある日、「そうだ!仕事をしていない今が歯列矯正のチャンスじゃないか!」と突然気が付きます。

 

語学学校の先生やスポーツサークルのメンバーに矯正器具を見られる程度なら我慢できる。

海外にいる間に歯並びをなおすことができれば、日本に帰って仕事に復帰したり友達と頻繁に会ったりするようになっても気にしなくて済む!

 

何でもっと早く思いつかなかったんだ!

私は未来に希望が湧いてきました(大げさな!と思われるかもしれませんが、わりと本当です)。

 

 

矯正について無知だった私

矯正について調べるより先に、さっそく夫に「今度日本に帰る機会があったときに、歯列矯正をしても良いか」と相談しました。

返事はYES、ただし金額による。

50万円くらいなら何とか…という話になりました。

 

 

ここからインターネットで矯正費用や治療ができる病院などを調べ始めます。

そしてすぐに、2つの勘違いに気付かされました。

 

①50万円では無理である

部分矯正など治療法はいろいろありますが、一番安い器具を使ったとしても50万円では収まらないということが分かりました。

あくまでもインターネットで調べた情報ですが、見つけた中で一番安い金額でも70万円。

専業主婦の身分で、この出費は夫に頼めない…

 

②矯正器具を付けたら終わりではない

私は、一度矯正器具を付けたらあとはそのままでOKなのかと思っていました(汗)。

ところが、実際には1か月に1回通院して器具の調整をすることが必須。

私は1年に2~3回程度しか日本に帰国しないので(1回の帰国は1週間未満)、海外に住みながら日本の歯医者さんで矯正治療を受けることは不可能だったのです。

 

 

住んでいる国で病院を探す

「矯正をするなら今しかない!」と喜び勇んで(笑)調べ始めたのに、あっさり撃沈。

夫にも調べた結果をしょんぼり報告しました。

 

しかし、それからしばらくして、ふと「そういえば、スポーツサークルのママさんが『子どもが虫歯になると、歯科は海外保険がきかないから高い』って言ってたな…」と思い出しました。

私が現在住んでいる国(都市)は日本人が多く、日本人向けの医療機関などもかなり充実しています。

 

「そうか、この都市で矯正治療ができる歯医者さんを探せばいいんだ」

       ↑

無知すぎてこの発想にたどり着くまでがずいぶん長かったですが、調べてみるとたくさんの病院があることが判明。

 

その中の1つに、まずは無料相談を申し込んだのでした。

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

「30歳からの歯列矯正」まだまだ続きます!

お読みくださり、ありがとうございました。

子どもを持たない選択(補足)

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

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「子どもを持たない選択」は(2)で終わりのはずだったのですが…

他の方のブログを拝読していたら、子どもの有無問題では外せない重要な内容を書き忘れていることに気付きました(汗)。

 

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

それは家族や親戚の期待について。

 

 

子どもを望んでいなかったり、なかなか授からなかったりというのが夫婦二人だけの話で済めば良いのですが、そうはいかないですよね。

 

うっかり書き忘れるくらい、現在私はたいしてプレッシャーを受けていないのだけど。

 

 

子どもを生むことは親孝行なのか

親に会うたび、電話するたびに「子どもはまだなのか」「早く孫の顔を見せて」と言われるのが辛いという話はよく聞きます。

子どもがいない理由が何であれ、わざわざ説明したいものではありません。

 

一方、私の友人には「自分は子どもがほしいとそこまで強く願っているわけじゃないけど、親に見せてあげたいから早く結婚して子どもをつくりたい」と言っている人もいます。

 

また、私の母も「私は学生のうちに実家を出てしまい、親孝行など全くしてこなかったが、孫をプレゼントできたことが一番の親孝行だと思っている」と言っていました。

(「プレゼント」という言い回しだったかは忘れてしまいましたが)

 

跡取りとして必要とされている場合などはありますが、実際に子どもを育てる責任を持つのは夫婦二人なので、本来は「自分たちの親のために」生むものではないとは思います。

とはいえ、孫を望む気持ちはよく分りますし、私の母の言葉からも姉や私が生まれたとき祖父母は非常に喜んだのだろうと想像できます。

 

実際、私は父方・母方両方の祖父母に大変可愛がられて育ちました。

私は子どもをつくるつもりはないですが、それでも、私を一生懸命育ててくれた両親に孫を見せてあげることができたらどんなに喜んでくれるだろうか…と想像せずにはいられません。

 

 

家族たちの態度

私の両親・姉

私の両親は、昔から「あんたたち(私と姉)を信用してるから、自分たちの好きなようにしなさい」というスタンスでした。

高校卒業後の進路や就職なども「こっちの方がいいんじゃないか」とか口を挟むことなく、私たちの意思を最大限尊重してくれました。

 

そんな両親なので、夫を初めて会わせた時も「スークがとんでもない男を連れてくるわけないのは分かっていた。娘と結婚するなら一応顔くらいは見ておこうと思っただけ(by 父)」というノリで、「娘さんと結婚させてください」みたいな展開は一切なし。

 

子どもに関しても、「ほしいと思ったらつくればいいし、二人がいらないと思うならそれでいいんじゃない」と言ってくれています。

私にとっては非常にありがたいことです。

もしかしたら、両親二人だけのときは孫がほしいねと話しているのかもしれません。

私の姉は結婚しておらず、結婚願望も子ども願望もないので、孫の可能性があるとしたら私だけ。

それでも私にプレッシャーをかけないようにしてくれているとしたら、ちょっと申し訳ない気持ちになります。

 

 

姉は私の2歳上ですが、先述の通り未婚で願望もなし。

そのため、私に「子どもはまだなの?」なんて言ってくることはまずありません。

それにしても…私は結婚こそしたものの、私も姉も揃って仕事好きで子ども願望なしの大人になってしまったのはなぜなのでしょう…

いろいろありましたがトータルで見れば幸せな家庭で育ち、家族というものに肯定的な感情を持っていると思うのですが。

こればっかりは未だに分かりません。

 

 

義両親

今のところ孫の話をされたことはありませんが、夫が一人っ子なので、孫の可能性があるとしたらこれまた私たちだけ。

まだ結婚して2年程度ですし、海外生活中なので何も言ってこないだけかもしれません。日本に帰ってからも子どもをつくる気配がなかったら言われるかもしれない…と今から少し心配です。

それでも、結婚直後から言われ続ける人もいることを考えると、気持ちはかなり楽です。

 

 

祖父母(実母の両親)

幸いなことに祖父母ともに健在で、現在83歳。

母には弟がいるのですが(つまり私の叔父)、叔父夫婦には子どもがいません。

そのため、祖父母の孫は姉と私の二人。

そして結婚しているのは私だけなので、ひ孫の可能性があるとしたらまたまた私だけ。

先日1年ぶりに会ったとき、祖父母の口からぽろりと子どもの話が出てきました。

大きくなった姿は見られなくとも、スークが今子どもをつくってくれたらひ孫に会えるかな…と思っているのかもしれません。

 

 

終わりに

家族の話を書いていたら、期待されているであろうことを分かっているのに見ないふりをしているような気がして、辛くなってきましたね…(苦笑)

 

子どもを生むことが親孝行になるのかと言われれば、やっぱりそうなのかなと思ってしまいます。

親孝行というか、これほど親が喜ぶことはないのかもしれない、と。

自分の生んだ子どもが今度は親となって子どもを育てているというのは「立派な大人に育て上げた」という証明の一つにもなり、親に対する最高の恩返しなのかもしれません。

祖父母にとっても、長生きして良かったとしみじみ実感する出来事になるでしょう。

 

子どもを生まないことが親不幸だとは思いたくないけれど、生まないことをわざわざ選択するのは、親や祖父母からしたらやっぱりがっかりするのかなぁ。

 

友達には「私は子どもはいらない」って堂々と言えるのに、家族に申し訳なくて言いにくい。

子どもをつくらない代わりに何か別の方法でたくさん親孝行を…とか考えてしまうあたり、やっぱり私自身も「本当は生むべき」と思っているんでしょうね。

 

生まないけど…

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

「子どもを持たない選択」はこれで終わりです。

お読みくださり、ありがとうございました。

子どもを持たない選択(2)

こんにちは。待宵スークです。
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 今回は「子どもを持たない選択」の続きです。 

matsuyoisouk.hatenablog.com

  

子どもはほしくないと思う理由

③母になる自信がない

「子どもを持たない選択(1)」で書いた内容と少しかぶりますが、私は私のことでいっぱいいっぱいで、子どもを育てることなどできるのか?と思います。

 

前回、理由②の「やりたい仕事がある」の中で「仕事に没頭すると生活や精神力の90%くらいを注いでしまう」と書きましたが、要するに私には大きな課題を同時に複数抱えられるキャパシティがないのです。

 

また、気持ちの切り替えが下手だということもあって、仕事で気になっていることがあると、その気分を家庭にも持ち込んでしまいます。

家に帰ったら母親モードON!なんてたぶん私にはできない。

 

 

また、自分のような人間が子どもをきちんと躾けて、立派に育て上げられるとも思えません。

とにかく危なっかしい乳幼児期、人間性が形成されていく児童期、人間関係の悩みを抱えやすい思春期、自立していく青年期…

その全ての場面において、完璧ではなくとも、私は母としての役割を果たせるのか。

 

「親になるときは誰でも不安を抱えているものだけど、大丈夫。子どもが親にしてくれるよ」なんていう言葉を聞いたこともあります。

でも、誰でもできるよと言われるものを私はいつも失敗してきたからなぁ…

 

 

 

④母親というものに対する憧れがない

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母子の幸せそうな様子を見て微笑ましいなと思うことはあっても、自分もあんなふうに…という気持ちが湧いてきません。

 

私が入っているスポーツサークルにママさんプレーヤーの方々がおり、その子どもたちとも接する機会がよくあります。

ママさんたちは、子どもたちの「お母さん頑張ってー!」という声援に笑顔で応えたり、転んで泣き出した子の手当てをしたり、時には厳しく叱ったり。

でも、そんな「母親」の姿を見ていても「子どもは可愛いな」とか「お母さんは大変そうだな」とか思うだけで、憧れは全く感じられないのです。

 

こんなことを言っていると、母に申し訳ない気持ちになりますが…

私の母はとても良いお母さんです。

 

 

 

「子どもはいらない」を表明するとよく言われる言葉

「子どもがいなかったら将来寂しくない?」

寂しいかもしれません。年を取ってから面倒を見てもらうこともできません。

夫婦どちらかが寝たきりになったり、早く死ぬ可能性だってもちろんあります。

もしそうなったら、寂しいし、困るでしょうね。

 

子どもは寂しさを紛らわすためにいるわけじゃないし、ましてや老後の面倒を見てもらうためにつくるものじゃない、と思われるかもしれません。

しかし、昔は子どもは特に農家にとって専ら働き手として必要とされていたくらいですから、将来寂しくないように、老後に面倒を見てもらえるように、というのも間違ってはいないと思います。

もちろん愛情を注いで育ててこそであって、そればかりを求める親は嫌ですけど。

 


「いつかほしくなっても、年を取ってからは生めないよ」

そうはいっても、ほしくないうちから生むことはできません。

モノだったら、ちょっとくらい高価でも「思い切って買ってみたけど、イマイチだったなー。メルカリで売っちゃおう」なんてこともできます。

しかし、子どもはそういうわけにはいきません。

出産できない歳になってから「やっぱり子どもほしかったな」と思うようになる可能性もあるとは思います。

それでも、「生んでみたけどイマイチだった」になるリスクは恐ろしくてとれません。

子どもを生める年齢の時にほしいと思っていなかったのだから、それは仕方ないのです。

 

 

「結婚して母になるのが女の幸せじゃない?」

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それは確かに幸せなことだと思います。

子どもを生むことは、女性だけが持てる役割。

また、特に昔は「男は外で仕事、女は家を守る」でしたから、男性は仕事優先。

女性が子どもと長い時間を過ごし、育てていく。

その中にたくさんの幸せがある。

時代が変わりつつあるとはいえ、今でも子育てのメインは母親という夫婦が多いですよね。

ですから、子どもを生み、育てることが「女の」幸せと言われることは理解できます。

 

しかし、そうでなければ「女の」そして「私の」人生として欠けているような、務めを果たしていないような言い方をされるのは嫌です。

 

 

 

あるハリウッド女優の言葉

ずいぶん前の話ですが、ある有名なハリウッド女優さんがインタビューで自身の子どもについて語っていました。

きっとメインは映画の宣伝か何かだったはずですが、よく覚えていません。

 

私の頭に今でも残っているのは、彼女のこんな言葉です。

 

「子どもができてから、人生で初めて自分の優先順位が2番目になった」

 

売れっ子の女優さんですから、もしかしたら自分自身や自分の仕事だけで精一杯な日々を送っていたのかもしれません。

また、家族や夫、友人など、どんなに大切な人がいても優先順位はやっぱり自分自身が1番。

それはむしろ普通のことだと思います。

 

ところが、子どもを生んでからは何を差し置いても最優先は子ども、自分は後回しになった。

 

私はそのインタビューを見て「子どもがいることによって人は大きく変わっていくんだな。素晴らしいことだな」と思いました。

 

何より、子どもを生んでからの変化について語るその女優さんがとても素敵でした。

 

なぜあの言葉が何年も私の心に残り続けているのかはよく分かりません。

でもおそらく、自分の優先順位が2番になるなんて私には想像できず、当時少なからず衝撃を受けたからなのだと思います。

 

 

 終わりに

子どもがいる人生と、いない人生、両方体験できたらいいのに。

子どもはほしくないけど、私と夫の子はどんな顔で、どんなふうに育つかはちょっと興味あるかな。

私たち夫婦は得意不得意が結構違うから、うまくすればなかなかバランスの良い子になるかも?なんて(笑)。

あ…でもどっちに似ても数学はダメだ。

 

 

こんなことを想像していたら、みんな子どもがほしくなってくるものなのでしょうか。

 

考えるのは面白いけど…

 

私はやっぱりほしくならないみたいです。

過去に一度婦人科系?の病気を経験しているので、ほしいと思ってもできるのか分かりませんけど。

もしかしたらできないのかもしれないので、それを考えると子どもを望んでいなくて良かったと思ってしまうなぁ。

 

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださり、ありがとうございました。

子どもを持たない選択(1)

こんにちは。待宵スークです。
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今回は、子どものいない人生を選ぶことについて。

世の中には、いろいろな考え方があり、いろいろな状況に置かれている方がいらっしゃるので、ズバッと言いにくいこともありますが…

 

 

 

私たち夫婦の選択

私たち夫婦には子どもがいません。
私も夫も今年30歳なので年齢的にはまだまだ子どもをつくれますが、つくらないことを選択しています。


それは、私も夫も子どもがほしいと思っていないためです。
「今はまだほしくない」ではなく、将来も含めて。
二人で頑張って仕事して、たまに旅行に行ったりしながら暮らしていけたらいいなと考えています。

 

もし夫が子どもがほしいと思ったときに言い出しづらくないか少し気になってはいますが、ちょくちょくそのことについて話すようにはしています。

 

 


何だかんだ、子どもをほしがっている人がやっぱり多い

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近年はさまざまな生き方が尊重される風潮になりつつありますが、やはり結婚して子どもを生むというのが当たり前と思われているように感じます。
いや、生物としては子孫を残すのが本能ですし、国家としても必要なので、当たり前ということに異論はないのですが。

 


結婚しない生き方や子どもをつくらない選択をする人が多くなったとは言っても、少なくとも私の友人たちは子どもをほしがっている人が大半です(すでにママやパパになっている友人もたくさんいます)。


芸能人の中でもママタレントという分類が確立され、SNSで家族の様子を公開したり、テレビで子育てについて語ったり。

男性タレントでも子育てについて公にする人が増えてきたようです。


一方で、妊活という言葉もメジャーになりました。

子どもを望んでもなかなか授からず、不妊治療をしている方も多いと聞きます。

最近、不妊治療について扱った漫画をいくつか読みました。

高額な費用、頻繁な通院、精神的な負担も大きく、終わりの見えない辛い治療なのですね…

 

 

子育てに対する経済的な不安がなくなって、産休・育休の取得がしやすくなって、職場への復帰も円滑にできて、仕事と育児の両立もしやすい環境が整って、不妊治療も発達して成功率が上がり、保険の適用もできるようになったら…

 

 

…ってそれが難しいんだよ!と思われるでしょうけども、要するに、そういう障害を考えずに済むとしたら純粋に「子どもがほしい」と思う人がやはり今でも大半を占めるのかな、なんて思ったりします。

 

 

 友人と話している中で、私は子どもはいらないと言うと、へーそうなんだという反応もありますが、「え?何で?」と言われることが少なくありません。

 

 

「結婚したいと思わない」ということに関しては、へーそうなんだが多かったような気がするのですが(20代前半は結婚願望がなかった)。

 

 

でも、女友達で「結婚は特にしたいと思わないけど、自分の子どもはほしい!」と言っていた子が少なくなかったので、女性は子どもをほしいと思うものだと認識されているんですかね。

 

 

私自身、どうして周りの人たちと同じように子どもがほしいと思うようにならなかったのだろう…と、ときどき考えてしまいます。

 

 

 

子どもはほしくないと思う理由

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①時間もお金も自由に使いたい。特に時間。

結婚して夫と二人で生活している現在でさえ、かなり制限されていると感じてしまうので、子どもなんて無理だと思ってしまいます。

独身一人暮らし時代はかなり好き勝手にやっていましたし。

 

子どもが小さいうちは、とにかく持てる時間の大半を子どもに使う。

子どもが大きくなっていくにつれて、どんどんお金がかかるようになる。

成長を見守る喜びやともに過ごす時間は何物にも代えがたいのでしょうけど、時間やお金と引き換えにそれを手に入れたいと思えないのです。

 

 

こんなことを言っていると、苦労して私を育ててくれた両親に申し訳ないと思ってしまいますが…

両親との思い出はとても素晴らしいものなんですけどもね。今も父母両方と仲良しですし。

ほんと、何で普通に子どもがほしいと思えるようにならなかったんでしょうね…

 

 

あ 別に子どもがほしいと思わない人を異常だと言っているわけではありません。

私の周りでは子どもをほしがっている人ばかりなので、そちらが多数派で、私は少数派だという意味です。

 

 

ちなみに、私はペットも飼いたいと思いません。

一人暮らしだったときも、結婚して海外に来て「駐在妻って昼間一人で寂しいでしょ?ペット買ってみたら?」と言われたときも、そういう気には全くなりませんでした。

子どもとペットを同列に語るのは違う気もしますが・・・

でも、自分のことが自分のペースでできなくなったり、マメに世話やお手入れをしなければいけないものが面倒だというのは同じ気がします。

 

 

 

②やりたい仕事がある

上に書いたことと少し内容がかぶりますが、私は日本に帰ったらやりたい仕事があります。

子どものために時間を割き、その仕事に専念することができなくなってしまうのが嫌なのです。

夫の仕事との兼ね合いを考えても、子どもを保育園などに預けながらやるのは難しい。

そして何より、私は仕事に没頭すると生活や精神力の90%くらいを注いでしまうタイプです。

片手間に家事はまだ良くても、片手間に子育てはあり得ません。

子どもがいたら仕事を子育てよりも優先して考えることはできないし、かといって全力で仕事をするのを諦めたくないのです。

 

 

子育てしながら働いている人は仕事に対して全力じゃないって言うの?って言われそうですね…(汗)

そういうことを言いたいわけではないです。

ワーキングマザーの方々は、子育ても仕事も頑張っていらっしゃるのだと思います。

ですが、子どものためにかける時間は絶対に必要で、生活や精神力の90%を仕事に注いで残り10パーセントで子育てというのは不可能だと思うのです。

表現力が乏しくて申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。

 

 

子どもがいなくても、夫にも10%よりは注いであげて?という声も聞こえてきそうですね…(汗汗)

そうですよね…そうします。

 

 

 

少し長くなってきましたので、一旦切ります。

続きは「子どもを持たない選択(2)」で!

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。

twitter始めました

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

twitter始めてみました(°∀°)


かまってちゃん全開になってしまいそうだからtwitterはやらないと「自己紹介」に書いたのですが(笑)。


でも、せっかくブログを書き始めたのだし、どうせなら少しでも多くの人に認知してもらえた方が楽しいだろうと、思い切ってやってみることに。

 

しかし、ブログも初心者、twitterも初心者。
何からやればいいのかさっぱり分からず、ネットで調べまくりました(笑)


フォローってどうすればいいの?
いきなりフォローしていいの?
リプライやリツイートってどうやるの?


などなど…用語は知っていても、実際の操作は全く分からない。


人のTwitterを読むことはあるんですけどね。
PC版Yahooの「話題のツイート」みたいなのはおもしろいのでちょくちょく見ます。


ブログもtwitterもリアルの知り合いには一切話していないので、プライバシーの設定も慎重にしなくては(汗)。


電話番号やメアドからアカウントを検索できる機能があることを知ってゾッとしました。


設定を誤って、友人にブログを知られたりしたら…
というか本名じゃないので名前を知られるだけで顔から火が出るほど恥ずかしい。

 

無事にアカウントをつくった後は、はてなブログと連動させるべく、またネットであれこれ検索。


そんなときに限って、はてなブログでtwitterのフォローボタンが表示されない不具合発生Σ( ゚Д゚)


twitterをやっているブロガーさんを探してフォローさせてもらおうとしていたのに…

「twitterと連動させてるブロガーさんて意外と少ないのか…」なんて思っていましたが、実は不具合だったんですね…


でもまぁ焦る必要はないし、ゆっくりやっていこうかなと思います。

 

ブログの宣伝とブロガーさんたちとの交流のために始めたtwitterですが、何をつぶやけばいいんだろう(笑)。


何かの宣伝とかじゃない人(むしろそれが大半か)は、何のためにTwitterをやっているのだろう。

twitterという不特定の相手に発信するツールのせいで、逆にコミュニケーションの悩みが増えそう…

だって、自分に直接来たLINEやメールなら「反応した方がいいの?」とか悩まなくて済みますし。


でもそんなのは学生ユーザーの悩みかしら。
社会人の方々は、いろんな人と繋がりをつくってビジネスに活かすために利用してる人が多いのかな。


とりあえず、手探りで頑張っていきます。

不具合が改善されるまでもう少しかかるのかしら。

 

それでは、今回はこの辺で。
お読みくださって、ありがとうございます。
フォローもよろしくお願いしますm(_ _)m


あれ…twitterのリンクの貼り方が分からない…(汗)

待宵スーク(@matsuyoi_souk)です。
また調べなきゃ。

 

仕事ができる人の電話の話し方

こんにちは。待宵スークです。

私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

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専業主婦としての生活についてブログを書いていると、夫の悪口とはいかないまでも、ついつい愚痴のような話が多くなってしまうんですよね…

夫の印象が悪くなることはあっても、良くなるようなことは書いていない気がします

(夫、ごめんなさい)。

 

 

そこで、今回は夫の良いところ、結婚した今でも私が憧れている点について書こうと思います!!

 

 

 

夫は仕事ができる

私の夫は、仕事ができます。

自慢かよと思われるかもしれませんが、自慢です。笑

私みたいな仕事できないポンコツがよくこんな人を掴まえられたなと思っています。

 

 

夫とは同じ職場ではなかったので、仕事ぶりは実際には見ていないのですが・・・

 

どうやら、同期の出世頭らしいのです。

わお。落ちこぼれだった私とは大違い。

 

 

夫の会社は海外にたくさん拠点があり、出世していく途中には必ず海外勤務があるのだそう。

そして、海外勤務といっても出張だったり研修扱いだったりいろいろあるらしいのですが、正式な駐在に任命されたのは夫が同期の中で一番早かったのです。

きゃー!かっこいい!後輩にも負けていた私とは大違い!

 

 

さて、仕事ぶりは実際には見ていないと言いましたが、1つだけ私が知っていることがあります。

 

電話での話し方です。

 

夫には、会社からの帰宅後や休日にも仕事の電話がよくかかってきます。

 

その電話を聞いていると、「なるほど。これが仕事ができる人の話し方なのか」と思うのです。

電話だけに当てはまるわけではありませんが、声だけで全てを伝えなければならないので、話し方がより一層大切になってきます。

私も見習いたい。

 

 

 

仕事ができる人は電話でどんなふうに話すのか?

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簡潔にいうと「悪いことも含め、はっきりと言う」ことだと思います。

そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、少なくとも私にとっては経験上簡単なことではありません。

 

 

例えば、自分が関係していた案件でトラブルがあり、電話がかかってきたとします。

 

そんなとき、私だったら・・・

 

少しでも自分の関与が少ないように見せようとしたり、仕方がないことだったと思ってもらえるような説明をしてしまったりすると思うのです。

 

ミスをしてしまったら、できるだけ早く正直に話して謝罪するのが最善だということは前職で痛いほど学びましたが・・・でも当然叱られたくはないし、もしかしたら直接的には自分のせいじゃないかもとか思ってしまう。

 

そう考えると、事実をオドオドすることなく言えるのってすごいなと感じます。

 

 

では、もう少し具体的にポイントを挙げていきます。

 

 

自分がどこまで把握しているか伝える

分からないことを分からないと言う、そんな簡単なことでも、心の中に「やばいかも」という気持ちが湧いてしまうと意外とできなかったりします。

しかし、自分がよく分かっていないことまで「たぶん○○だと思います」と推測で言ったりすると、間違っている可能性があります。

また、あやふやな言い方をすると相手は心配になりますよね。

「この段階までは確認しています。その先はまだ聞いていないので把握していません」とはっきり言うことが重要だと思います。

 

 

誰の責任でやっているのかをはっきりさせる

自分が責任者ならばもちろんそう言いますし、別の誰かならばそう伝えます。

責任者や担当者と話をするのが一番早いですから。

 

 

また、少し話がずれますが、ミスが発覚したときに「自分の責任です」と言えることほど信頼を得られる方法はないのではないかと思います。

 

例えば、上司から指示されてやったのに、それが間違っていて別の上司から叱られるということ、たまに(よく?)ありますよね。

 

そんなとき、「申し訳ありません、それは私が待宵に指示しました」と言ってくれる上司と「それは待宵の判断なので、私は知りません」と逃げようとする上司がいたとしたら・・・

 

保身のために自分のミスの責任を部下に押し付ける上司なんて、絶対についていきたくありません。

いずれ真実が発覚したら、他の人からも「あの人は責任逃れをしようとする人だ」と思われるでしょう。

 

一方、「指示をした私の責任です」と言ってくれたら、もし本当に100%その上司のせいでも、申し訳ない気持ちや責任を取ってくれた感謝さえ湧いてきます。

また、ミスの責任を押し付けられることがないので安心してついていけますよね。

 

以前働いていた会社に、実際に自己保身上司がいました。

責任逃れをしようとしても結局はバレるので、その人は上司からも部下からも好かれていませんでした。

 

ミスをしたときの振る舞いこそ大切なんだなと思います。

 

 

できる可能性が低いことを「できるかも」と言わない

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締切に間に合わないかもしれないとき。

期限や予算など相手から無理な要求をされたとき。

 

つい、わずかな可能性に懸けて「できるかもしれません」と言いたくなります。

 

しかしそうではなく、(最大限努力することは当然としても)できない可能性が高いとはっきり伝えた方が良いのです。

 

例えば、取引先から「今週中に何とかしてほしい」と言われると、できないとは言いにくいですよね。

できなかったら、今後の契約に悪影響が出るかもしれない。もしかしたらどうにかできるかもしれない・・・

 

しかし、「できるかも」と言われて結局できなかったときの方がより一層信用が下がります。

 

それなら、はじめから「今週中に仕上げるには、火曜までにこの段階までできていなければならなかったので、もう間に合いません(間に合わない可能性が高いです)」と言った方が、相手にとってもありがたいはずです。

できなかったときのことを考えて次の行動が取れるのですから。

 

もし「できないかもしれない」と伝えた上で相手が「それでもどうにか頑張ってみてほしい」と言い、結果的にできたのなら相手も自分たちも万々歳。

ですから、できそうにないのなら「できない」と言った方が悪くなる可能性が低いのです。

 

 

 

終わりに

以前の会社では本当に落ちこぼれで、責任の重い仕事など任せてもらえなかった私。

異国の地で立派に仕事をこなす夫は本当にかっこいいですし、尊敬します。

そんな夫に代わりまして、ポンコツスークが「仕事ができる人の電話の話し方」についてドヤ顔でお届けしました(笑)。

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださって、ありがとうございました。

直感派Yちゃんと分析派スーク

こんにちは。待宵スークです。

私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

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 ※前回に引き続き、試験的にですます調ではなくである調で書きます。

宣言しなくていいですよね…すいません(汗)

 

  

はじめに

 

 「自分の内面と徹底的に向き合い、本当の気持ちを見つけ出す」に書いたように、私は自分の感情を掘り下げていくのが好きだ。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

なぜそう思うのか?

そうしたい理由は?

したくない理由は?

 

 

自分でも自分の本音は簡単には分からない。

特に、大きな決断をするときや何かしらの節目には、自分を深く深く見つめ直す作業をする。

 

私にとっては、どんなに時間がかかっても自分の感情を根本から把握することは非常に大切だ。

 

 

しかし、全ての人々がそうあるべきだとは思っていない。

 

 

言い換えると、私は時間をかけないと自分にとって最善だと思う選択肢を見つけられない。

じっくり考えないと「本当にこれでいいのかな」と自信が持てない。

納得のいく答えにたどり着けなくて、決断するのを延ばしてしまうこともある。

 

 

ところが、「じっくり考える」以外の方法で決められるタイプの人たちがいる。

 

決断力があるとか先見の明とか、そういう類の話ではない。

私を「慎重派」とか…「分析派」というふうに呼ぶとしたら、彼らは「直感派」「感覚派」というところだろうか。

 

 

 

 Yちゃんが語る「直感派とは」

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 ※Yちゃんの話を私が解釈したものなので、もしかしたらちょっと違う部分もあるかもしれないが、ご了承いただきたい。

また、直感派といっても当然いろんな方がいると思うので、あくまでもYちゃんと待宵自身を比較した話ということで。

 

 

じっくり考えずに自分にとっての最善だと思う選択ができると言ったが、それは決してテキトーとかではない。

また、日頃から何に関してもじっくり考えないというわけではなく、自分自身のことについて何かを決める時の話である。

 

 

私の最も親しい友人の一人にYちゃんという子がいる。

小3からの付き合いで、大学時代などあまり会わなかった時期もあったが、今では何時間でも語り合える仲だ。

 

 

Yちゃんから話を聞くまで、直感派といえる人たちの存在を私は知らなかった。

しかし、直感派の人たちは意外といるらしい。

 

 

Yちゃん曰く、最善の選択肢は「ふと降ってくる」のだそうだ。

そして、その降ってきた答えに従うと物事がうまくいくのだとか。

 

 

といっても分かりにくいと思うので、実際にYちゃんから聞いた話をいくつか挙げる。

 

 

 

Yちゃん体験談① ドイツ旅行

 

Yちゃんは海外旅行が好きで、特にドイツには昔から憧れを抱いていた。

しかし、ドイツに行くお金も時間もあっても「今ではないな」と感じていて行っていなかった。

 

今年の夏、「行くなら今年だ!」と急に確信し、さっそく旅行代理店へ。

 

すると、偶然にもYちゃんの高校時代の部活の後輩がその店舗で働いていた。

思いがけない再会を喜び合い、その後輩に航空券やホテルを手配してもらった。

そして先日、一時帰国していた私と会った際に「最高だったよ!」とドイツ土産を渡してくれた。

「行くなら今年だ!」と思ったことに根拠はないのだが、強く確信したのだそう。

旅行そのものが良いものになったのはもちろん、後輩との再会という嬉しいサプライズ付き

それも含めて直感に従った結果なのである。

 

 

 

 Yちゃん体験談② 友達以上恋人未満の打開

 

大学時代、Yちゃんにはとても仲の良い男友達がいた。

一緒に飲みに行ったり、頻繁に電話をしたりする仲だった。

Yちゃんは彼に想いを寄せていたが、いわゆる友達以上恋人未満という状態が続いていた。

 

ある日、朝起きたYちゃんは突然「今、彼に言わなきゃいけない!」という思いに襲われる。

すぐに彼に電話をして告白。

そして付き合うことになったのだ。

 

普通なら「朝から電話かけたりして平気かな?」と迷うところだが、その直感は「今かけてOK」ということももちろん含まれている。

今はもう別れてしまったが、良い友人関係は続いているそうだ。

 

 

 

宇宙と繋がっている!??

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 Yちゃんが言うには、「悩んでいることを宇宙に投げかけると、ある日答えを返してくれる」という感覚らしい。

また、突然根拠もなく浮かんだ考えでも、強く確信できる…というより当たり前のように信じられることがあるのだそうだ。

 

念のため言っておくが、彼女は決してフシギちゃんではない(笑)。

明るく行動力があり、老若男女に愛されるタイプだ。

 

私にとって答えが見つかった瞬間というのは、自分の心の奥底から自分自身で発掘したような感じである。

直感派は、決断する時に迷ったり悩んだりする過程そのものがないわけではなく、ずっと考えていると「ふと」答えが降ってくるという感覚なのかなと思う。

 

 

 

直感派の人々 

 

 

Yちゃんの話を聞いているうちに、ふと頭に浮かんできたことがあった。

「もしかして、あの人も直感派では?」と思い当たったのである。

 

 

今から5~6年ほど前、私はある美容師さんを気に入って指名していた。

その美容師さんは当時おそらく20代後半。

朗らかな笑顔とふんわりとした雰囲気が魅力的な女性で、その美容院の店長だった。

 

当時仕事がうまくいっていなかった私にとって、若くして立派に店長を務めている彼女はとても輝いて見えた。

 

「まだお若いのに、こんなに大きな美容院の店長さんなんてすごいですね」

「美容師になった頃から、店長になりたいと思っていたんですか?

あまり覚えていないのが悔やまれるが、髪を切ってもらいながら私は彼女にたぶんそんなことを言った。

 

だか、彼女の答えははっきりと覚えている。

 

 

「なりたいっていうか、『なる(°▽°)!』って思ったんですよ」

 

目標に対する彼女の意志の強さを表しているとも受け取れるが、どちらかというと「そういうふうになると思った」というような口ぶりだった。

まるで、夕焼けの空を見て「明日は晴れだ!」とでも言うような。

 

今はもう彼女に確認することはできないが、もしかしたらYちゃんのような直感派だったのかもしれない。

 

 

偶然なのか運命なのか、昨年度までのYちゃんの職場には直感派…もっと言うと「宇宙から答えが降ってくる感覚」の分かる人たちが複数いたのだそうだ。

Yちゃんもそこで初めて自分と同じような感覚の人たちと出会い、あまりにも話が合うので感激したという。

 

 

スピリチュアルの世界というか、ちょっと宗教っぽいというか、正直私には理解できそうにない。

(本人たちも、直感派が集まって話していると何か宗教っぽいなと思うらしい(笑)。)

とはいえ、私が感じたことのないものを感じられるというのは、素直に羨ましくもある。

鍛えたり勉強したりしてマスターするようなものではないので、残念ながら宇宙からの言葉を受け取るアンテナが付いていないらしい私には一生無理なのだろう。

 

 

直感派Yちゃんと分析派スーク

 

しかし、直感が万能というわけではないそうだ。

Yちゃんでも、直感でこんな大きい決断をしてしまって良いのかな?と思うことがたまにあるらしい。

また、「やりたいと思っているけど、自分が何で迷っているのか分からない」ということもあるのだとか。

 

数か月前に会った時も、Yちゃんは来年度以降の仕事のことで悩んでいて「私って何でも直感で決めちゃうから、頭が良いスークちゃんに意見を言ってもらいたいと思って」と話していた。

 

と言いつつ、話を聞いてみると彼女の中ではほぼ決まっていたので、背中を押すだけだったが。

今のところ直感で決めて失敗したとか後悔したという話は聞いたことがないので、きっとYちゃんの直感はいつも彼女を本当に望む方向へ導いているのだろう。

 

 

注)Yちゃんと私が同じ学校だったのは中学まで。そのため、小中学校時代に成績優秀だった私は、Yちゃんの中で今でも頭が良いというイメージらしい。しかし、高校生から現在までを考えると、おそらくYちゃんの方が有能である。私の憧れ・理系だし…(笑)

 

 

 

 

スパッと決まりすぎてときどき心配になるYちゃんと、慎重すぎて決断に時間がかかったり先送りにしてしまったりする私。

 

しかし、自分にとって最善の道を見つける方法はそれぞれ持っている私たち。

 

これからも、互いに勇気を与え合える友でありたいと思う。

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださって、ありがとうございました。

専業主婦って何してるの?私の一日の過ごし方

こんにちは。待宵スークです。 私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

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 ※今までずっとですます調で記事を書いてきたのですが、今回は試験的にである調で書いてみます。
って宣言してから書くのも変ですが(笑)。



私は海外生活2年目の駐在妻だ。
最初の1年ちょっとはアルバイトもしていなかったため、完全に無職の子無し専業主婦だった。

本当はアルバイトもこの国の法律的によろしくないのだが、どうやってアルバイトを始めたかはいつか別の記事に書きたいと思う。



専業主婦は「暇でしょ?」「寂しくない?」と本当によく言われる。
 実際、ネットで専業主婦について検索すると「専業主婦で暇です」「寂しいです」という専業主婦自身の声が結構多い。
そして「専業主婦って何してるんですか?」という専業主婦以外の人からの質問がよく出てくる。


上記の記事に書いたように、私は暇だとは感じないし寂しくもない。
しかし今回は、専業主婦未経験の方々の疑問に答えるべく、私の平日の一日の過ごし方をご紹介する。
ありのまま書くときっとまた馬鹿にされるんだろうなぁ・・・ちょっとだけでも忙しそうに書こうかな・・・なんて思ってしまうが、ありのまま書く。

というか「専業主婦って何してるの?」とわざわざ聞く人は、純粋に疑問に思っている人半分・どーせ時間もて余してだらだらしてるんでしょ?とハナから馬鹿にしている人半分だと思っている(苦笑)。



子無し専業主婦の平日の過ごし方


いくらフルタイムで働いていないからと言っても、一日の過ごし方にはいろいろなパターンがある。
また、私の場合は完全無職時代とアルバイト開始以降でかなり変わったので、両方書くことにする。


現在、家事以外で1週間の中に必ず入っている私の用事は以下の通り。

・アルバイト(平日のみ、4~5時間×週4)
・語学学校(平日のみ、基本は週2)
・スポーツサークル(毎週日曜夕方。人数が集まらなければ休みになるので、実質月2~3回)

ただし、スポーツサークルは日曜なので今回の記事では触れない。


それから、これが一番ありのまま書きたくない話なのだが・・・

 私は子無し専業主婦であるにも関わらず、毎日掃除などしない。
掃除は大嫌いなので、できればやりたくない。

時間はたっぷりあるんだから掃除くらいしろや!!掃除もしてないなら、なおさら一日何してるんじゃ!!と言われそうだが、毎日掃除などしない。

きっと(働いていても)毎日きっちり掃除をする主婦さんもたくさんいらっしゃるはずなので、あくまでも「私は」ということで。



無職専業主婦の一日

無職時代-1 語学学校なし


6時半  起床
7時半  夫を送り出す
     洗濯
      朝ごはんと昼ごはんは適当。食べたり食べなかったり。
      夕食の献立を考える
       (掃除)

自由時間

14時   スーパーに買い物に行く
15時    お風呂に入る
16時    夕食の用意を始める
18時半  夫帰宅
     夕食
20時  食器の片付け

自由時間

24時  就寝


無職時代-2 語学学校あり


6時半  起床
7時半  夫を送り出す
      洗濯
      朝ごはんは適当。食べたり食べなかったり。
      夕食の献立を考える
9時半   語学学校へ
13時半 語学学校後、買い物をして帰宅
      お昼ごはん(またはお菓子)

自由時間

15時    お風呂に入る
16時    夕食の用意を始める
18時半  夫帰宅
      夕食
20時  食器の片付け

自由時間

24時  就寝


無職時代ー3 語学学校なし、夫の夕食なし(飲み会)


6時半  起床
7時半  夫を送り出す
     洗濯

    朝ごはん
    昼ごはん
     散歩
    お風呂に入る
    夜ごはん

AM1時  夫帰宅
     就寝


ご覧いただいた通り、かなり余裕がある。
特に、夕食を作らなくて良い日は一日中好きに過ごしていた。


パート主婦の一日


さて、次はアルバイトを始めて以降の一日の過ごし方。
今年度から夫が異動になって残業が増えたため、帰宅時間が変わっている。


 

アルバイトあり、夫の夕食あり


6時半  起床
7時半  夫を送り出す
     洗濯
     朝ごはん
     夕食の下拵え、先に作れるものを作っておく
     (掃除)

自由時間

12時20分  アルバイトへ
20時    アルバイト後、買い物をして帰宅
     夕食の準備
22時    夫帰宅
      夕食(私は先に済ませることも)
22時30分 食器の片付け
       お風呂に入る
24時 就寝


語学学校あり、アルバイトあり、夫の夕食あり


6時半  起床
7時半  夫を送り出す
     洗濯
     夕食の下拵え、先に作れるものを作っておく
     時間があれば朝ごはん
10時   語学学校へ
13時            昼ごはん
13時45分  アルバイトへ
20時    アルバイト後、買い物をして帰宅
      夕食の準備 
22時    夫帰宅
      夕食(私は先に済ませることも)
22時30分  食器の片付け
      お風呂に入る
24時            就寝



「自由時間」は、だいたい1時間以上余裕があるところに入れている。

何をして過ごしているかというと、私の場合は以下の通り。
テレビはほぼ見ない。

上の方に挙げたものほど、時間が短くてもやる。

・食べる
・ブログを書く
・日本の友達とLINE
・アプリで漫画を読む
・ちょこっと掃除
・ネットサーフィン
・語学の勉強
・在宅のバイト
・眠すぎたら寝る(寝てばかりなのはさすがに気が引けるので、できるだけ寝ない)



いくら時間に余裕があっても、こればっかりは困る


どのパターンを見ても、そこまでカツカツな日はない。
語学学校・アルバイト・夕食作りが全てある日はあまり余裕がないかなという程度だ。


ただし、いくら時間に余裕があっても、先が読めないのは困る。
(そんなの、仕事だったら当たり前だ!と働く皆さんの声が聞こえてきそうだが)


「夫の残業が増えた」ということで帰宅時間を22時にしたが、実際には20時台~23時台までさまざまだ。
ときどき19時台や24時台もある。


さらに、夫が帰り道に連絡をくれることになっているが、その連絡も家に着く20分前~1時間前とさまざま(連絡がないこともある)。


つまり、19時を過ぎると、夫が帰ってくるのが20分後なのか5時間後なのか分からない状態で過ごさなくてならないのである。
腰を据えて何かをするには、いまいち落ち着かないのだ。
お風呂も先に入るか後に入るか翌朝にするか変わってくる。


例えば、誰かと待ち合わせをしていて、相手から遅刻すると連絡があったとする。
遅刻が20分くらいなら、時間をつぶすとしても近くの本屋で立ち読みする程度だろう。
しかし、1時間以上あればカフェなど座れるところに行くだろうし、5時間もあれば一旦家に帰るかもしれない。
これで相手が何分後に来るか分からないとなったらどれだけ困るか、想像していただけると思う。



夫の帰宅時間がバラバラなのは仕事なので仕方がない。
それに、専業主婦は夫に合わせて生活するのが義務というか、専業である意義みたいなものなので、受け入れるしかないのだ。
実際、合わせようと思えばいくらでも合わせられるのだし。
しかし、決して愉快ではない。



終わりに


専業主婦の一日、いかがだっただろうか。

無職時代は特に、皆さんが想像していた通りのだらだら生活だったのではないかと思う。

アルバイト開始以降は、多少は頑張っていると思ってもらえるだろうか…


無職時代もアルバイト開始以降も、一番の負担はやはり夕食作りだ。
過程や作業ももちろん大変だが、自分のタイミングではできないので、夕食作りを中心に一日の行動を考えることになる。

しかし、先ほども書いたように「専業主婦は夫に合わせて生活するのが義務というか、専業である意義みたいなもの」なので、怠け者な自分に「夫はいつも一生懸命働いてくれている!」と言い聞かせている。



専業主婦の一日は、外で働く夫よりもはるかに楽チン。
でも、専業主婦には専業主婦なりの大変なこともちょこっとだけあります!ということを知っていただければ幸いである。



それでは、今回はこの辺で。
お読みくださって、ありがとうございました。




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