家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

子どもを持たない選択(1)

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

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今回は、子どものいない人生を選ぶことについて。

世の中には、いろいろな考え方があり、いろいろな状況に置かれている方がいらっしゃるので、ズバッと言いにくいこともありますが…

 

 

 

私たち夫婦の選択

私たち夫婦には子どもがいません。
私も夫も今年30歳なので年齢的にはまだまだ子どもをつくれますが、つくらないことを選択しています。


それは、私も夫も子どもがほしいと思っていないためです。
「今はまだほしくない」ではなく、将来も含めて。
二人で頑張って仕事して、たまに旅行に行ったりしながら暮らしていけたらいいなと考えています。

 

もし夫が子どもがほしいと思ったときに言い出しづらくないか少し気になってはいますが、ちょくちょくそのことについて話すようにはしています。

 

 


何だかんだ、子どもをほしがっている人がやっぱり多い

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近年はさまざまな生き方が尊重される風潮になりつつありますが、やはり結婚して子どもを生むというのが当たり前と思われているように感じます。
いや、生物としては子孫を残すのが本能ですし、国家としても必要なので、当たり前ということに異論はないのですが。

 


結婚しない生き方や子どもをつくらない選択をする人が多くなったとは言っても、少なくとも私の友人たちは子どもをほしがっている人が大半です(すでにママやパパになっている友人もたくさんいます)。


芸能人の中でもママタレントという分類が確立され、SNSで家族の様子を公開したり、テレビで子育てについて語ったり。

男性タレントでも子育てについて公にする人が増えてきたようです。


一方で、妊活という言葉もメジャーになりました。

子どもを望んでもなかなか授からず、不妊治療をしている方も多いと聞きます。

最近、不妊治療について扱った漫画をいくつか読みました。

高額な費用、頻繁な通院、精神的な負担も大きく、終わりの見えない辛い治療なのですね…

 

 

子育てに対する経済的な不安がなくなって、産休・育休の取得がしやすくなって、職場への復帰も円滑にできて、仕事と育児の両立もしやすい環境が整って、不妊治療も発達して成功率が上がり、保険の適用もできるようになったら…

 

 

…ってそれが難しいんだよ!と思われるでしょうけども、要するに、そういう障害を考えずに済むとしたら純粋に「子どもがほしい」と思う人がやはり今でも大半を占めるのかな、なんて思ったりします。

 

 

 友人と話している中で、私は子どもはいらないと言うと、へーそうなんだという反応もありますが、「え?何で?」と言われることが少なくありません。

 

 

「結婚したいと思わない」ということに関しては、へーそうなんだが多かったような気がするのですが(20代前半は結婚願望がなかった)。

 

 

でも、女友達で「結婚は特にしたいと思わないけど、自分の子どもはほしい!」と言っていた子が少なくなかったので、女性は子どもをほしいと思うものだと認識されているんですかね。

 

 

私自身、どうして周りの人たちと同じように子どもがほしいと思うようにならなかったのだろう…と、ときどき考えてしまいます。

 

 

 

子どもはほしくないと思う理由

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①時間もお金も自由に使いたい。特に時間。

結婚して夫と二人で生活している現在でさえ、かなり制限されていると感じてしまうので、子どもなんて無理だと思ってしまいます。

独身一人暮らし時代はかなり好き勝手にやっていましたし。

 

子どもが小さいうちは、とにかく持てる時間の大半を子どもに使う。

子どもが大きくなっていくにつれて、どんどんお金がかかるようになる。

成長を見守る喜びやともに過ごす時間は何物にも代えがたいのでしょうけど、時間やお金と引き換えにそれを手に入れたいと思えないのです。

 

 

こんなことを言っていると、苦労して私を育ててくれた両親に申し訳ないと思ってしまいますが…

両親との思い出はとても素晴らしいものなんですけどもね。今も父母両方と仲良しですし。

ほんと、何で普通に子どもがほしいと思えるようにならなかったんでしょうね…

 

 

あ 別に子どもがほしいと思わない人を異常だと言っているわけではありません。

私の周りでは子どもをほしがっている人ばかりなので、そちらが多数派で、私は少数派だという意味です。

 

 

ちなみに、私はペットも飼いたいと思いません。

一人暮らしだったときも、結婚して海外に来て「駐在妻って昼間一人で寂しいでしょ?ペット買ってみたら?」と言われたときも、そういう気には全くなりませんでした。

子どもとペットを同列に語るのは違う気もしますが・・・

でも、自分のことが自分のペースでできなくなったり、マメに世話やお手入れをしなければいけないものが面倒だというのは同じ気がします。

 

 

 

②やりたい仕事がある

上に書いたことと少し内容がかぶりますが、私は日本に帰ったらやりたい仕事があります。

子どものために時間を割き、その仕事に専念することができなくなってしまうのが嫌なのです。

夫の仕事との兼ね合いを考えても、子どもを保育園などに預けながらやるのは難しい。

そして何より、私は仕事に没頭すると生活や精神力の90%くらいを注いでしまうタイプです。

片手間に家事はまだ良くても、片手間に子育てはあり得ません。

子どもがいたら仕事を子育てよりも優先して考えることはできないし、かといって全力で仕事をするのを諦めたくないのです。

 

 

子育てしながら働いている人は仕事に対して全力じゃないって言うの?って言われそうですね…(汗)

そういうことを言いたいわけではないです。

ワーキングマザーの方々は、子育ても仕事も頑張っていらっしゃるのだと思います。

ですが、子どものためにかける時間は絶対に必要で、生活や精神力の90%を仕事に注いで残り10パーセントで子育てというのは不可能だと思うのです。

表現力が乏しくて申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。

 

 

子どもがいなくても、夫にも10%よりは注いであげて?という声も聞こえてきそうですね…(汗汗)

そうですよね…そうします。

 

 

 

少し長くなってきましたので、一旦切ります。

続きは「子どもを持たない選択(2)」で!

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。