家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

妊婦さんと同じ職場で働いて、迷惑かどうかより大切だと思ったこと

こんにちは(*^^*)

 

職場に妊婦さんがいると、気を遣う・みんなと同じように働けなくて迷惑…という話をよく聞きます。

また、妊婦さん側も休みたいけど休めない・職場で嫌味や文句を言われて居づらい 、など辛い思いをすることも多いようです。

 

 私は現在海外に住んでいますが、今年の7月下旬からアルバイトをしています。

アルバイトは私を含めて全部で女性4人で、そのうちの一人が先日出産を控えて退職しました。

その妊婦さんと一緒に働いたのはたった3か月ほどですが、少しだけ思うことがあったので書きたいと思います。

 

 

 

妊婦さんがいると気を遣う?

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その妊婦さんは私より3つ年下の先輩で、仕事を1から丁寧に教えてくれました。

また、日本人ですが現地生活が長く、言葉もペラペラ。

仕事のミスも少なくて、社員さんから見ても頼りになる人材だったと思います。

 

私たちの仕事は体力を使うものではなく、労働時間も短いため、日頃そこまで気を遣わなければならないことはありませんでした。

他のメンバーが、妊婦さん故に代わりにやってあげなければならない業務も特に無し。

また、私がその職場に勤め始めた頃には彼女はもう悪阻は終わっていたようで、普段は元気に過ごしていました。

彼女にとっては待望の第一子。

一緒に働いていた3か月の間にお腹はどんどん大きくなり、まーるく膨らんだお腹を大切そうに撫でる姿がとても可愛らしく見えました。

 

アルバイトのメンバーは仲が良く、赤ちゃんの名前を一緒に考えたりもしました。

「旦那さんと考えた候補が3つあるんですけど、どれがいいと思います?」

「これかこれがいいなー」

「私は響き的にこれが好き」

「私もこれが一番いいと思うんですけど、旦那さんはこっちを全力で推してるんですよね(笑)」

なんて話しながら、みんなで赤ちゃんを待っているような幸せな気分でした。

 

 

妊婦さんの急な欠勤によるしわ寄せ

彼女は職場ではいつも元気に見えましたが、体調不良で欠勤することがしばしばありました。

妊婦さんは体が一番大事ですから、それ自体を悪く思ったりはしません。

しかし、私たち他のメンバーにしわ寄せが来ることも確か

 

特に、月曜は各自が担当のクライアントに連絡を入れることになっているのですが、その日に休まれたときは困ってしまいました。

他の3人で手分けして、自分の担当クライアントが終わり次第、彼女の担当クライアントに連絡することに。

しかし、過去のやり取りや顧客ごとの契約内容などを確認しなければいけないため、非常に時間がかかりました。

 

また、彼女と私の二人だけだった日に彼女が欠勤し、一人でてんてこ舞いになった日もありました。

その頃はまだ入ってから3週間ほどで、分からないことばかり。

自分の仕事を必死にこなしつつ、外回り中の社員さんからの連絡に全て対応し、目が回りそうでした。

 

以前別の記事で少し触れましたが、忙しくなることが確実な日に彼女が欠勤になり、私が代わりに2時間早く出勤したこともありました。

 

…などなど。

アルバイトとはいえ、やはり急に休まれると他のメンバーは大変です。

それでも、妊婦さんですし、普段とてもお世話になっていたし、別にそれ自体はそんなに悪く思っていません。

 

 

妊婦さんに配慮するのは苦ではない!けど…

以前働いていた職場の先輩が、妊娠しても仕事を抱えていて休むことができず、無理をして結局流産してしまったことがあります。

その後しばらくショックで仕事に来られなくなり、幸い再び妊娠することができたときにはすぐに退職しました。

最初に妊娠したときに休むことができていれば…と本人や上司は悔やんでも悔やみきれなかったでしょう。

 

妊婦さんだから体を何よりも大切にして、無理をしないで休んで構わない。

今のアルバイトの仕事は、一人欠けても現場が少しきつくなるだけで済み、クライアントにまで迷惑がかかるような事態にはならないし。

実際、私以外のアルバイトのメンバーも、欠勤が多くなってしまうこと自体を悪く思ってはいなかったと思います。

 

し か し。

 

感謝と謝罪の言葉くらいは欲しい。

 

先述の月曜に彼女が欠勤したとき。

月曜はクライアントに連絡を入れなければいけない日だということは当然彼女も分かっていますから、翌日「昨日は急に休んでごめんなさい、ご迷惑おかけしました」の一言くらいはあるかなと思っていました。

けれども、翌日顔を合わせても何もない。

彼女は私より早番で、頭がすでに仕事モードになっているから忘れているのかな?と思いましたが…

 

私が一人でてんてこ舞いだったときも、彼女の代わりに2時間早く出勤したときも、翌日何も言ってこない。

 

結局彼女が先日退職するまで、何度欠勤をカバーしても感謝や謝罪の言葉をもらったことは一度もありませんでした。

 

そればかりか、彼女が欠勤してものすごく忙しかった日の翌日、復帰してきた彼女の口から「今日は忙しくなりそうだなぁ」という言葉が。

思わず「昨日も忙しかったですよ」と言いそうになり、喉元でグッとこらえました。

 

 

最低限必要なこと

別に休んでもいいと思うのです。

子どもを産んでしばらくは働けないので、働けるうちは働きたいという人も多いでしょうし。

あまりにも頻繁に休まなければいけない状態だったら、上司や家族と相談して早めに退職することを検討した方が良いと思いますけどね。

  

「休んでもいい」とは言いましたが、やはり大切なのはカバーしてくれた人への感謝と謝罪をきちんとすることだと思います。

その言葉がないと、大した迷惑はかかっていなかったとしても正直嫌な気持ちになります。

 

妊婦さん側と職場側の双方が負担を感じずに済むようにするのは簡単なことではないと思いますが(正社員ならなおさら)、仕組みづくりのまえに、お互いの気遣いと思いやりは最低限必要なものだなと思いました。

 

 

終わりに

アルバイトの先輩を悪く書いてしまいましたが、それ以外はとても優しくて親切な人だったので、無事に元気な赤ちゃんが生まれることを心から祈っております。

生まれたら写真を送ってもらうことになっていますし、赤ちゃんの名前が結局どれになるのかも気になるところです(笑)。

  

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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