家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

「私がもし急に死んだら、この人たちに知らせてください」

こんにちは。待宵スークです。

私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

 

 

人はいつ死ぬか分かりません。

50年後かもしれないし、事故や急病で明日死ぬかもしれない。

「終活」という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、将来必ず訪れる死に対して満足な準備ができるとは限りません。

 

 

元彼との電話

26歳のとき、ちょっとしたことがきっかけで22~23歳のときに付き合っていた元彼と久しぶりに連絡を取ることになりました。

 

彼と付き合っていた期間は約8か月。

大学4年の冬に知り合いました。

知り合ってから付き合い始めるまでが短かった上、付き合ってから1ヵ月ほどで遠距離恋愛になってしまったため、お互いのことをあまり深く理解することができないまま終わってしまいました。

別れてからは一切連絡を取っておらず、どんなふうに過ごしているかも全く分からず。

 

そんな元彼と約3年ぶりに電話をしました。

 

何を話したか正直ほとんど覚えていません。

しかし、一つだけ強く印象に残った話がありました。

お互いの近況やら、そんなことを話していたときだったと思います。

 

元彼が車を運転していたとき、車ごと崖から転落して、死んでもおかしくなかったけど九死に一生を得た、という話を聞かされたのです。

奇跡的にほとんど怪我はなかったそうですが、よく生きてたなーと思うような状況だったとのことでした。

 

そのとき、私は

 

今はもう関係のない人とはいえ、私の恋人になってくれた、人生においては特別な存在の一人。

なのに、その人が死んでも私のもとに知らせが届くことはないんだ。

 

と思ったのです。

 

 

共通の知人がいない

学生時代、特に中学生までの友人は、お互いの親も知っていることが多いですよね。

また、同じクラスや同じ部活のメンバーは皆が「共通の友人」ということになります。

 

例えば同じ中学校の同級生が亡くなったりすると、親しい友人ではなかったとしても「中学校のときの○○さんって覚えてる?あの人、亡くなったらしいよ」といずれ情報が入ってくることが多いです。

 

しかし、大人になってからの友人は、親に会ったこともなければ、共通の知り合いが少ない・全くいないことも珍しくありません。

仕事関係で知り合ったり、バーでたまたま意気投合したり、趣味を通じて仲良くなったり、ということはよくあることです。

共通の知り合いがいたとしても、頻繁に連絡を取り合っていなかったり、連絡先をLINEしか知らなかったりすると、果たして自分にまで訃報が届くかどうか。

 

その元彼と私の場合は、連絡先の分かる共通の知り合いが一人もいませんでした。

彼がもしその事故で亡くなっていたとしても、ニュースで報じられたりしない限り、私が彼の死を知ることはなかったわけです。

 

ということは、もし私が何の準備もできずに死んだら…

私の家族や小中学生時代の友人の中に共通の親しい知り合いがいなければ、大人になってからの友人たちには私の訃報は届かないということです。

 

まさか私が死んだなんて思わずに

「LINE全然返ってないなー。忙しくてメッセージ見落とされちゃったかな?」

「スマホ壊れて連絡先消えちゃったとか?」

なんて気にさせることになるかもしれません。

数か月、数年経っても相手から一切連絡が来ないとなったら、ますます心配させしまいます。

それでいて、何があったか確認できる人もいない。

理由も分からないまま関係が途絶えてしまった、ということになってしまうのです。

 

 

自分が急に死んだときのために 

何より、私がお世話になった人たち、優しくしてくれた人たちにお礼すら伝えることができずに消えるのは悲しすぎる。

 

そこで考えたのが、『私がもし急に死んだら、この人たちに知らせてください』リスト」を作って夫に託しておくこと。

 

名前、連絡先、どこで知り合った人かを簡単に書いて、夫や家族から代わりに感謝を伝えてもらえたらいいなと思ったのです。

 

以前、旦那さんが急に亡くなった女性の体験談で、スマホを見ても誰に連絡したらいいのか分からなかったという話をネットで読みました。

この人に連絡すればいいというのが明確になっていた方が、残された人たちの負担も軽くなるのではと思います。

やましいことはないけど、スマホを見られるのは嫌ですし(笑)

 

結婚したときに、ほぼ必ずどちらかがパートナーの死を見届けなければならないんだなぁということを強く感じました。

もし自分が先に死ぬ場合、残される夫にはできるだけ世話をかけたくない。

こんなリストを書くなんて何だか縁起が悪い気もしますが、現実的に考えたら必要なことかなと思います。

 

あ  私「終活」について調べたことないですけど、もしかしてこういうリスト作るのって終活では当たり前なのかな(調べずに書くなww)

 

なぜこんな記事を書いたかって?

結婚して2年経つのに、まだリストを作っていないからです(笑)

来週中に書きまーす!!笑

 

 

 

それでは、今回はこの辺で。

お読みくださり、ありがとうございました。