30歳からの歯列矯正(7)下のブラケットの装着&月1調整
こんにちは(^^)
久しぶりに歯列矯正体験記です。
今回は下の歯にブラケットを装着したお話。
1か月前に上の歯に装着したので、それの調整もしてもらいました。
下のブラケットの装着
ブラケットの装着は、前回と同じN先生。
上のブラケットを装着するときに特に痛いことなどはなかったので、リラックスして治療室へ。
ブラケットに慣れるまでは口の内側に当たるのが痛いかもしれないと言われていましたが、それも問題ありませんでした。
ただ、ブラケットを付けて歯に圧力がかかるとものすごくムズ痛くなります。
特に前歯。
奥歯を支えにして前歯を引っ張るような感じなので、最初の2週間くらいは本当に痛い。
前歯で何かを噛み切ることができなくなります(麺類を噛み切ったり、パンにかぶりついたり、おせんべいを食べたり)。
食べること自体が苦痛になるほど…
ようやく慣れてきたところなのに、また痛くなるのか…という憂鬱はありましたが、付けてしまえばあとは(平均)2年間耐えるだけ!!
ということで、下のブラケットの装着。
前歯がかなり混み合っている(重なって斜めになっている)ので、ワイヤーを通す部品を付けられない歯が1本ありました。
これは歯が少し移動してきたら付けるとのこと。
また、奥歯に虫歯の治療で詰め物をしたところがあるので、もしかしたら部品が取れやすいかもしれないと言われました。
付け方の流れは、こちらの記事をご覧くださいませ。
下のブラケットの装着は、特に新しい発見はなくスムーズに終了。
ただ、この国で働いているS先生(私の担当医)と違って、日本がメインのN先生は現地の言葉をほとんど話せません。
そのため、N先生と助手さんとの意思疎通が上手くいかず、私は口を開けた状態で数分待たされました(笑)
ブラケットを付けるときに邪魔にならないように、口を開けて唇を押し広げた状態で固定する器具をはめたまま…
これ、歯医者さんは見慣れてるから何とも思わないでしょうけど、絶対面白い顔だよ…
真顔で口開けて歯がむき出しになってるんだもん。
早くして~(泣)と思いつつ、日本と海外を行き来しながら矯正歯科専門医として働くN先生も、歯医者さん&語学力の武器を持つS先生も、両方すごいなぁと再認識。
上のブラケットの調整
下の歯のブラケットを付け終わったら、今度は1ヵ月前に付けた上のブラケットの調整です。
ブラケットを装着した後は1ヵ月ごとに必ず調整が必要になります。
要は、少しずつ歯が動いていくのでワイヤーを締め上げて(?)圧力をかけ直すということですね。
これがまさかのかなり痛い。
麻酔をするほどではないにしても、歯を引っこ抜こうとしてるのかと思うくらい痛い。
装着するときもワイヤーを締めるので痛いのですが、月1の締め直しもこんなに痛いとは…
これは…数時間後上下ともにかなりのムズ痛さが来ると予想される…
装着&調整後
…と思ったら、1ヵ月前に上のブラケットを付けたときほどではありませんでした。
もちろん痛くて食事には少なからず支障をきたしますが、上のブラケットを付けたときは何もしていなくても気になるほどでした。
いつのまにかずいぶん慣れていたようです。
とはいえ、上下の歯を強く噛み合わせると痛いので、薄くて歯応えのあるものなどは非常に食べるのが辛い…
また、上よりも下のブラケットの方が食べるときにワイヤーが邪魔になります。
細いものがめちゃくちゃ絡まりやすい。
食べにくいもの(薄い・細い・粒々・固い)
切り干し大根、もやし、麺類、わかめ、米飯、パン、固い野菜や果物など
食べやすいもの(あまり噛まなくてよい)
豆腐、ヨーグルト、クリームチーズ、柔らかい煮込んだ野菜など
食べやすいものを見ると、「何だか健康に良さそうじゃん」と思われるかもしれません。
しかし、家で食べるならまだいいのですが、外食は結構つらいです。
また、バイトに行く前にコンビニで昼食を買おうと思っても、パンもご飯も麺類も食べにくいので選べるものがない。
最近は、もともと好きなのと作業しながら食べられる手軽さもあって、昼食はチョコばかりです。
ちなみに朝は丸ごと豆腐一丁味噌汁。
夕食は夫もいますし、痛いのを我慢して食べます。
また、上のブラケットを付けたときは口の内側に当たって痛いということはなかったのですが…
下は1カ所、口の内側に部品が引っかかるような感じで痛くなりました。
でも、マメができて、破れて、治って、前より皮膚が固くなって…というのと同じように慣れていくものなのかなと思い、とりあえず今は我慢。
下のブラケット装着が外れた!!
下のブラケットを付けるとき、N先生が
「虫歯の治療で詰め物をしたところがあるので、もしかしたら部品が取れやすいかもしれない」
と言っていたのですが、だから何かあるのかとは特に考えていませんでした。
ところが、装着の翌日、夕食を食べていたら何やら口の中に違和感が。
ん?…んん???
これはまさか…
部品が1つ外れたーっ!!!
一番奥の、まさに詰め物がある歯の部品が取れてしまったのです。
こんなに簡単に外れてしまうものだとは…
奥歯を支えに前歯を引っ張っているから、奥歯のブラケットが外れてしまったら付けている意味がなくなってしまうのでは?
というか、それよりものすごく食事しにくくなったから早く治してもらいたい!!!
上手く説明できないのですが、中間ではなく一番奥の部品が取れたので、ワイヤーの先に付いている部品が口の中でコロコロ動いてしまうような状態。
ときどき食べ物と一緒にガリッと部品を噛んでしまうのです。
食べている途中で突然ガリッ!と歯に当たって、え!?何!?異物混入!?みたいな気持ち悪さ…
装着したのが金曜、外れたのが土曜。
そして月曜にまた歯医者さんに行くことになってしまいました。
外れたブラケットの処理&矯正以外の治療
外れた部品は、手前でワイヤーを切って一旦取ってしまうことに。
また次回付け直すことになりました。
しかし、詰め物を取るわけにもいかないし、付け直すといってもどうするのだろう。
普通に食事しただけで取れてしまったくらいだから、何度付け直してもまた取れてしまいそう…
でもとりあえず、口の中で不安定な状態になっていた部品を切り落とすことができてすっきり快適!
一番奥の歯だけで支えているわけではなかったみたいです。
その後、ついでに虫歯の治療と古くなっていた銀の詰め物を治してもらうことに。
矯正器具を付けた後でも、器具に当たらないところであれば治療可能です。
大人になると歯の定期検診などなかなか行かなくなってしまう人も多いと思いますので、通っているうちに悪いところは全部治してしまいましょう♪
ところが。
取れた部品を切り落とし、虫歯の治療も終わって一安心…と思ったら
切ったワイヤーの先端が頬の内側にめっちゃ刺さる。
歯医者さんでは先端が当たっている感じはほとんどなくて大丈夫だったのですが、食事をしてみて気付きました。
食事中ってこんなに口が動いてたんですね…痛くて食べられない。
食べ物が固かろうが柔らかかろうが、口を動かさずに食べることはできません。
柔らかい方があまり噛まなくて済む分マシですが…
泣けてくる(涙)
ワイヤーが刺さるって、こんなん慣れるものなのか?
口の内側って粘膜になっててやわやわじゃないですか。
次に歯医者に行くまで、ずっと痛いままなのはさすがに辛い。
と思っていたら、
何か慣れてきた気がする。笑
慣れてきたのかワイヤーが曲がったのか分かりませんが、そこまで痛くなくなってきました(笑)
痛くないわけではないけど、頻繁に歯医者さんに行くのは面倒だし、これくらいならまあ1ヵ月耐えられる。
でもなー…実はあの後、上の一番奥もブラケット外れちゃったんだよなー。笑
上だからそこまで食事に影響ないけど…どうしましょ。
歯列矯正体験記、まだまだ続きます~。
それでは今回はこの辺で。
お読みくださり、ありがとうございました。