家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

つらくて深夜に書いちゃった。駐在員って大変なんだ

前回に続いて新型肺炎のちょっと暗い話で申し訳ないんですが。
駐在妻らしい話題ということでお許しください。





1月24日、私と夫は春節の連休で日本に帰省。


1月30日に戻る予定だったのですが、新型肺炎の感染拡大のため、夫の会社の指示で2月3日まで延期することに。


その後、さらに2月15日頃に戻るようにと通達があり、夫は実家で在宅ワーク。


そして今日、2月15日に戻るのも白紙に。
中国に残っていた駐在員も一旦全員日本引き揚げ。


会社の指示で、

駐在員→流行の状況を見て中国に戻る
家族→流行が収束するまで日本で生活

ということになりました。





つらい。


夫と一緒に戻りたいと思っていたのに。


ブログやTwitterでは夫の愚痴ばかり言ってる私ですが、実は結構ちゃんと夫のこと愛してるんです。




湖北省を除く中国全土の感染症危険レベルは2(不急不要の渡航は止めてください)なので、私はそもそも戻るべきでないのは分かっています。


だけど、夫だけ中国に戻って私が日本に残っていて、もし夫が感染したと知らせを受けたら...


とてもじゃないけど耐えられない。


怖いけど、夫が戻るなら私も戻る。
危険だからこそ離れていたくない。


そう思っていました。




でも夫の会社に「戻るな」と言われてしまったら従うしかない。


保険や居留許可証など、私が中国で暮らすための手続きは全て夫の会社を通しています。


私が自分で航空券を取って戻ることはできますが、会社の指示を無視して滞在していたら、何かあっても会社を頼ることができません。





「致死率低いし、健康な30代なら重篤化しないだろうし、万一感染しても大したことないんじゃない?」と思いますか。


そう思った方は、自分ではなく、自分の子どもや配偶者、大切な人が中国にいるのを想像してみてください。



ウイルスが突然変異して、感染力や毒性が強くなったら...


病院に患者が溢れ、感染してもすぐに検査や治療を受けられない状況になったら...



メディアがどんなに大丈夫だと言っても、大切な人が危険にさらされることを考えたら、最悪のシナリオが頭に浮かんでしまうのではないでしょうか。



先ほど「怖い」と書きましたが、自分が感染することは実はそこまで怖くありません。

全く怖くないとは言わないけど。
夫が感染することの方が怖いです。





それから、ちょっとずれるけど今こそ言いたい。



世の中の会社員を全てひとまとめにして「会社員は気楽だ」とか宣ってる方々。


自分の生活がどれだけの会社員によって支えられてるか、今一度よく考えてくださいね。



あなた自身は気楽な会社員(だった)かもしれない。
あなたの周りには気楽な会社員しかいないかもしれない。


でも、こんなときでも人々の生活のために働く会社員がたくさんいるんですよ。



そんな危険のある仕事に就かなきゃいいって?


あなたがそういう仕事を避けたければご自由に。
選ぶのは本人ですからね。


ただし、あなたの仕事だけでは社会は成り立たないのをお忘れなく。






ということで、深夜なので説明不足などがありましたら申し訳ありません。


お読みくださってありがとうございました。
待宵スークでした。