「私がもし急に死んだら」リストを作って夫に託してみた
こんにちは。
今回は、思いの外ご好評をいただいた「私がもし急に死んだら、この人たちに知らせてください」の続編です。
宣言通り、知らせてほしい人のリストを作りました!
リストは何で作るか
もともとは紙に手書きで作るつもりでいました。
で、この引き出しに入れておくからね、と夫に言っておけばいいかなと考えていたのですが…
しかし、もし本当に自分が死んだらと考えると、見るたびに辛くなるようなモノはできるだけ残したくない。
紙に手書きにするとどうしても夫への手紙みたいになってしまいます。
内容が内容なだけに「スークは自分が死ぬこと分かってたのかな…」なんて変に悲しませることになりそうな気もします。
ということで、夫のフリーアドレスにメールで送ることにしました。
メールでも生前の妻からのメッセージには違いないけど、筆跡がない方が辛さが軽減されるかなと。
何より、スマホでメールを開けば、友人の連絡先を手打ちしなくて済みます。
ワードで作っておけば、リストを更新したいときも簡単ですね。
どんなリストを作ったのか
リストに書いたのは以下の項目です。
- 名前
- どんな知り合いか
- 電話番号(携帯電話、あれば実家も)
- メールアドレス
こんな感じになります。
小学校友人
山田花子(やまだはなこ)さん(旧姓:川田)
12345678900
abc.abc@abc.ne.jp
名前は読み方と、既婚の場合は一応旧姓も。
電話番号は打ち直さずに使えるようにハイフン無しにしました。
どんな知り合いかは、簡単に同級生とか同僚とか。
実際につくってみる
まず、LINEの履歴や電話帳を見ながら、誰をリストに載せるか決めます。
載せるか載せないか、やはり何人か迷いましたね(笑)
結婚式の招待客を決めるのもこんな感じなのかなぁなんて思いながら(結婚式挙げてないので)…結局25人になりました。
ちょっと多い気がしますよね…
そこで、リストの中で「この人とこの人は知り合いです」と分かるように同じ記号を付けることにしました。
小学校友人
★山田花子(やまだはなこ)さん(旧姓:川田)
12345678900
abc.abc@abc.ne.jp
小学校友人
★花田山子(はなだやまこ)さん
00987654321
def.def@abc.ne.jp
同じマークの人は、その中の誰かに連絡が取れればOK。
だったら初めから載せなければいいのにと思われそうですが、リストに載せた1人に連絡が取れないと困るので、一応載せておきます。
しかし、やはりLINE以外の確実な連絡先が分からない人が多いです。
学生時代の友人は電話番号もメアドも電話帳に記録されていますが、これ10年以上前に聞いた連絡先だよね?絶対変わってるって…のオンパレード。
社会人になってからの知り合いで、仕事関係でもない人は、LINEしか連絡先が分からないし…
それだと死ななくてもLINEのデータが吹っ飛んだときに非常に困るので、リストに載せようと思うくらい大切な友人には今度電話番号も聞いておこう、と思いました。
さて、リストがひと通り完成。
あとは「同じマークの人は知り合いです」とか簡単に説明を書いていきます。
そのとき気を付けたのは、心を込めすぎて手紙みたいにならないようにすること。
「今までありがとう」「○○してごめんね」などなど…あまり書きすぎると、手書きではなくメールにした意味が半減してしまいます。
もちろん、配偶者への手紙として残しておきたいという場合には思いを綴ってもOKだと思います。
でも、私は「私が急に死んでも夫や家族が困らないように」というのが目的なので、できるだけあっさりとした内容にとどめました。
夫に託す
結婚してすぐの頃、夫にはこういうリストも必要だよねという話をしたことがありました。
しかし、いざ夫にリストを作ったよと言うと、第一声は
「縁起が悪い」
ですよねー(笑)
30歳の妻から「私がもし急に死んだら、この人たちに知らせてください」なんて言葉は普通聞きたくないでしょうね。
しかし「そんなのまだ早いよ」と言われても、早く死んでしまったときのために作ったのですから、構わずメールで送りました。
ごめんね、夫よ。
別に重病を隠してるとか誰かに恨まれてて殺されるとか、そういうわけじゃないからね。
むしろ夫にも自分のリスト作ってほしいんだけど…無理そうです(笑)
いかがでしたか?
急に死んだら周囲の人には絶対に迷惑をかけてしまうことになりますが、これで1つは迷惑が減ったなと思うと少しだけ安心です。
まだ頑張って生きていきたいですけどね!!!
それでは、今回はこの辺で。
お読みくださって、ありがとうございました。