家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

仕事ができない人の悲哀

こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。

私のブログでは、「努力と才能」について書いていくことが多くなると思います。
働くことが自尊心の柱となる私にとって、今までも繰り返し繰り返し考えてきたテーマです。
書きたいことがたくさんあり、考えや想いを誤解のないように且つ簡潔に伝えるのが私の文章力では難しいため、一つひとつの記事は完成度の低いものになってしまうかもしれませんが・・・
頑張って書きますので、お付き合いくださいますと嬉しいです。

※「努力と才能」のテーマは、単に自分自身の努力不足を才能がなかったせいにして擁護したいためだけに書くわけではありません。
もちろん、そういう気持ちはありますけど・・・
私のことを知らない方々にわざわざ自分の才能のなさを晒して擁護する必要もないですし。
・・・最終的にうまく着地できるといいのですが(汗)


私は「仕事ができる人」だったことがありません。
社会人になってからはもちろん、学生時代のサークルやアルバイトでも。
仕事ができるって何だという話になりますが、「早く、過不足なくできる」「優先順位を間違えない」ということかなと私は思います。
そんなん当たり前じゃん?と思われる方も多いかもしれませんが、私にはとても難しいのです。

私は大学時代に小さなレストランでアルバイトをしていたことがありました。
そのレストランの近くはオフィスがたくさんあり、平日のランチタイムは非常に混み合います。
来店したお客様を席に案内し、注文を聞き、サラダとスープを出し、メインを出し、食べ終わったらお皿を下げ、デザートとコーヒーを出す。空いたテーブルがあったら片付ける。
常に店全体に目を配り、適切なタイミング・適切な順番でこれらをこなしていかなければなりません。
そのときに、私はよく先輩や店長に注意されていました。
「バッシング(テーブルの片付け)が遅い」
「2番卓じゃなくて、先に3番卓のサラダとスープ運んで」

「ちゃんと考えて動いて」

私は何も考えずにやっていたのでしょうか。
いいえ、めちゃくちゃ考えていました。
「今かなり席が埋まってきたから、5番卓のバッシングを先にした方がいいな」
「さっきお客さんが立て続けに入ってきて、7番卓にまだサラダとスープを出せていない。早く出さないとメインが出来上がってしまう」
という感じで、そう判断する理由も自分なりにきちんとありました。

それでも、私の判断はいつも間違っていたのです。
先輩や店長の目には、私は何も考えていないように見えていたのです。
アルバイトでも立派な仕事ですから、「一生懸命考えていること」そのものは評価に値しません。
実際にこなせなければ意味がないのです。
そのことはよく分かっていましたが、何も考えていない奴と思われるのはとても辛いことでした。
やり方を変えてみたり、先輩に聞いてみたりしましたが、思ったように成果が出ません。
結局、いつも自分が足を引っ張っているような申し訳なさや、ダメな奴と思われている惨めさに耐えられなくなり、8か月で辞めてしまいました。

また、ある社長さんとお話ししたときのことです。
その方は元成績No.1の営業マンだったそうで、現在は独立して自分の会社を経営しています。
営業マン時代、彼にとって売上を稼ぐことは難しいことではなかったといいます。
もちろんさまざまな工夫はしていたけれども、売上を伸ばせない人は何でできないんだろうと思っていたそうです。
顧客との間でトラブルが起こった時には、おろおろする担当営業マンに「そんなの、チャッと電話して伝えればいいのに」と言ったところ、「チャッとって・・・そんな簡単にできない」と返されたのだとか。

この社長さんの話を聞いたとき、私はレストランでのアルバイトの経験を思い出し、やっぱり「できない人」は「できる人」に「よく考えて工夫すればできるのに、なぜやらないんだ」と思われているのか・・・と悲しくなりました。
もちろん、「できる人」は相応の努力をしているのは分かっています。
怠けているせいでいつまで経っても成長しない人も確かにいます。

でも、できる皆さん・・・あなたが「あいつは努力してないからできないんだ」って思ってる人も、実はすごく努力してるかもよ・・・?
間違いなく努力しているはずなのに、成果が出ない、周りについていけない・・・これだけやっても努力が足りないってことなの?って
自分を責めて悩んでいるかもしれませんよ・・・?

結果を残している人の努力を否定したり軽んじたりするつもりは一切ありません。
しかし、結果を残していない=100%努力不足 と思われてしまうのは、あまりにも辛いなぁと思います。


「努力と才能」について、まだあんまり踏み込んだことは書けていませんが、今回はこの辺で。
お読みくださり、ありがとうございました。





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