できる子だった時代と、そこから転落して今の私になるまで
こんにちは。待宵スークです。
私のブログを開いてくださって、ありがとうございます。
今回は、私の生い立ちについて。
いつまでも自己紹介的な記事が続いて申し訳ありません。
ブログ初心者は、まずはたくさん書いてみること!と複数のサイトで拝見しましたので、 これなら書ける!という内容をとにかく書いております・・・
特にドラマチックなものではないので、読み飛ばしてくださっても構いません。
私は幼稚園時代から「しっかりしているね」と言われる子どもでした。
やんちゃな男の子に「○○くんだめだよ!」と注意したり、先生のお手伝い係を勝手にやってたり。
小学校では勉強も運動もできる方。
1年生の運動会でリレーの選手に選ばれたときは、母が「私の子どもなのに走るのが速いなんて」と驚いていました。
勉強はクラスで一番…というか、自分ができる方だと分かると一番じゃなければ気が済まないようになりました。
テストや授業中に解くプリントはいつも一番に終わらせて提出し、スークちゃんすごいと言われたい!
テストの点数もほぼ90点以上、スークちゃん頭良いねって言われたい!!!
リーダーや班長も大好き。人の上に立ちたい、特別な役割をやりたい。最低でも副リーダー、ヒラなんて絶対嫌!
小学校1~2年生はこんな感じでした。
クラスの中で私が勝手にライバル視している子もいて、負けず嫌いでプライドの高い性格になりました。
3~4年生頃は、頭が良い子といえばスークちゃん!学級委員長といえばスークちゃん!というくらいになっていて、先生たちからもそう見られていました。
私はだんだん高飛車になっていきます。
女王様まではいきませんが・・・自分はクラスメイトに指示をする立場にある、みんなも先生もそれを認めている、と思っていて、かなり偉そうに振る舞っていたのではないかと思います。
そのうち同じクラスの今時女子から嫌われるようになりました。
しかし、私とはそもそも気の合うタイプの子たちではなかったので、嫌だなと思いつつもそこまで気にしていませんでした。
ところが。
あるとき、私の仲良しグループのメンバーから嫌がらせをされて大ショックを受けます。
持ち物にいたずらをされたのです。
グループの別のメンバーに「○○ちゃんがスークちゃんムカつくって言ってる」とも教えられ、自分が調子に乗っていたことにようやく気付いたのでした。
それからは、自分の出来をわざと見せびらかしたり、「私学級委員長ですから」というような態度は嫌われると認識し、控えるようになりました。
4年生後半は変にバカっぽく振る舞ったりして新しいキャラづくりに迷走していましたが、ひとまず表立って嫌われることはなくなりました。
中学生になっても勉強ができてしっかり者というのは同じでしたが、別の面で変化が。
その年頃になると、派手・普通・地味というのがより一層はっきり分かれてくるんですよね。
小学生の頃は前述の通り積極的に前に出る方だったのですが、キャピキャピしてるわけでもなく、オシャレも上手くできない私は、地味寄りの普通(もしくは普通寄りの地味)に。
そしていつの間にか「私なんかオシャレしたってどうせ可愛くない」と思うようになり、女の子らしいものを遠ざけるようになっていきます。
成績が良く、部活動も真面目、生徒会活動もしていたため、中学校の内申書は抜群でした。
そのため、県内トップクラスの高校に進学することができました。
ところが。(2回目)
中学時代は勉強で困ったことなどほとんどなかった私が、高校では嘘のようについていけなくなってしまったのです。
英語や数学は壊滅的。得意だったはずの歴史ですら覚えきれません。
高校で初めての数学のテストで、327人中324位を取ったことは今でも忘れられない思い出です(笑)。
授業中に先生に当てられても全く答えられない。小学生の時はみんなの前で発表するのが大好きだったのに、当てられませんように・・・と縮こまって下を向く日が来るとは。
成績が良いことで支えられていた私の自信は、高校1年の春に完全に崩れ去ります。
勉強という取り柄がなくなった私には、他に自尊心を保つものがありませんでした。
成績も悪いし地味だし、学級委員などをやることもなくなりました。
そこで、部活に力を注ぐようになっていきます。
下手でしたが、他の人よりも居残り練をするとか筋トレをコツコツやるとか、「スークはいつも努力してるね!」と言われるように頑張ることにしたのです。
当時は純粋に上手くなるために頑張るぞと思っていましたが、今考えると、どうにかして自尊心を維持しようとしていた部分が結構大きかった気がします。
幸い、同学年はもちろん先輩後輩や指導者にも恵まれ、(勉強ももちろんやらなきゃいかんのですけど)とても充実した部活ライフを送りました。
そして高校3年生のとき、その後の人生を大きく変える出来事に出会います。
これについては中途半端には書きたくないので、別の記事でいつか書きますね。
勉強に苦しみながらも素晴らしい青春を送った高校に別れを告げ、大学生に。
しかし、どこかゆるゆるとした、それでいて権力には従わないぜ的な空気感にいまいちなじめません。
気の合う友人もあまりできず、教室移動や昼食を一緒にする程度の、ぼっちにならないための付き合いでした。
そのため、学部の友達と遊ぶよりもサークルとバイトに力を注ごうとします。
ところが。(3回目)
みんなで準備や片付けをするとき、何だか私は他の人より遅いし、気を利かせて動けていない。
別にサボっているとかぼんやりしているわけではないのに、明らかに出来が悪い。
真面目でやる気はあるのに、判断が遅い。判断を誤る。私って仕事ができないんだ。
役立たずなんだ・・・
高校生で成績優秀であるという自信の柱が折れ、さらに自分は人より優れているどころかダメな奴だと思い知らされたのでした。
こうして、小さい頃培われたプライドの高さを根底に持ち、それゆえ劣等感が強く、他人に「こいつダメだな」と思われていないかいつも心配でたまらない、現在の待宵スークになっていきます。
その後、大学3年からの就職活動、そして新卒で入った会社での仕事を通して、劣等感は確固たるものになっていきました。
就職活動と仕事のお話は、また別の記事で書けたらいいなと思います。
子ども時代から現在までを振り返ってみると、ありふれた人生の中に大小さまざまな転換点があって、だから今の私になったんだなぁとしみじみ思います。
そんなことを睡眠時間を削ってでも延々考えるのが好きな、待宵スークなのでした。
それでは、今回はこの辺で。
お読みくださり、ありがとうございました。