家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに聞いてほしいこと

家族や友達には話しにくいけど、でも誰かに話したいこと

日々いろんなことを考え、悩むけれど、家族や友達には話しにくい。でも誰かに話したい。そんな話をつらつら綴ります。アラサー、子無し主婦、海外在住、駐在妻。

「3万円かかるアクティビティ」とは

こんにちは。
待宵スークです。

 


1月9日にこんなツイートをしました。
春節の一時帰国を2週間後に控えてウキウキしていた頃ですね。

 

 


この『総額約3万円かかるアクティビティ』って何ぞや。


リプライをくれた方に「実行したらブログに書く」と返事したけど、実行したんかいな。






しませんでした!!
するつもりで帰国したんですが、結局キャンセルしちゃった。

 


アクティビティって書いたのは他に言葉が思い付かなかったからで、大自然の中で遊ぶとかではありません。



いったい何だったのかというと、







塾の正社員時代を過ごした街に行きたかったのです。





私は大学卒業までの約22年間を関東の実家で過ごしました。


その後、地元を離れて塾の会社に就職。
初めての一人暮らし、ドキドキしたっけなぁ。




新卒からの4年間。


たった4年間。


でもそれは、胸いっぱいに希望を抱えて見知らぬ土地にやって来てから、自分に見切りをつけて諦めるまでの4年間でした。



また、今の夫と出会う前、結婚を考えていた人と暮らした街でもあります。



その街での4年間には、仕事も恋も、20代前半の思い出がとにかくぐちゃぐちゃに詰まっているのです。



久しぶりにその街に行って何をするというわけではなく、ただただ行きたかった。


あの頃と同じように車で、思い出の場所をたくさん巡りたかった。
当時よく聴いていた音楽とともにね。



アクティビティに必要な3万円というのは、その街までの往復の交通費とレンタカー代です。






その日に授業をする校舎に向かって運転しながら眺めた夕暮れの街。



いつも菓子パンを買っていた国道沿いのコンビニ。



塾が終わった後の深夜、憂さ晴らしのようにかっ飛ばしたバイパス。



0時の閉店ぎりぎりに駆け込んだスーパー。



授業を考えるために朝まで利用していた24時間営業のファミレス。



マックの駐車場で夜明けの空を眺めたこともあったな。



新卒の年に住んでいた部屋では、ベッドで寝た記憶がほとんどない。


布団には埃がたまっていた。


仕事帰りに居眠り運転で事故って、一歩間違っていれば誰か殺すところだった。





多少生活がまともになったのは、同じ職場の同期の男性と付き合い始めてから。


恋をする余裕があったならまだマシじゃないかと思われそうだけど、彼がいなければ私は人間らしい暮らしができなかった。


ある程度は食事や睡眠を摂るようになったし、休みの日には彼が外に連れ出してくれた。


色々あって別れてしまった...というか振られてしまったんだけど、努力家だった彼のことは今でも尊敬しています。


ずっとずっと元気で頑張ってほしい。






そして何よりも、生徒たちと過ごした塾の校舎。
文字通り笑って泣いて、熱い時間だったな。



塾を辞める最後の年に担当していた中3の生徒たちのことは、今でも思い出すと涙が出る。


なかなか上手くいかなくて心が折れそうになったけど、下半期の生徒アンケート(講師の支持率調査)で結果が出た時は本当に嬉しかったなぁ。



でも、退職が決まっている講師は中3卒業パーティーには参加させてもらえないのがこの塾の会社の掟。


退職日=2月末日、卒業パーティー(公立高校一般入試の合格発表日)=3月なのでね。


受験を終えたあの子たちに伝えたくて、でも伝える場を与えられなかった言葉が、今でも忘れられない。



2014年度に中3だった子たちだから、2020年は21歳になるのか。


時が経つのは早いですね。
みんな元気でやってるかな。


私のことは忘れててもいいから、中3のとき一生懸命頑張った自分のことはずっと忘れずにいてほしいな。






で、これだけ思い入れを語っておきながら今回なぜ行くのをやめたのかというと、



日本に帰ってきた翌日に塾の会社の同期だった女友達と久々に会って、当時のことなどをあれこれ話したら何だか満足してしまったから。笑



彼女は私と違ってすごく優秀だったんですが、一緒に働いていた頃から愚痴や弱音を言い合える仲でした。

真面目な者同士というか。


仕事が終わった後、2人でびっくりドンキー行ったりしたなー。




何だろう...当時の思い出に浸りまくりたい願望(?)が満たされちゃったのかな。
そもそも、その願望いったい何よ(笑)



でもとりあえず3万円かけて行かなくてもいっか...って感じになってしまったんですよね。


また行きたい気持ちが高まったときに行こうと思います。





ということで、Twitterで言っていた「アクティビティ」って何だったんだというお話でした。



新型コロナウイルス拡大の影響でまだまだ日本にいるし、時間は腐るほどあるんですが...


最近はほぼ引きこもりです。


今更ながら新型コロナウイルスの正しい怖がり方が分からない。


皆様も手洗いや消毒をしっかりして、感染予防に努めてくださいね。




では、今回はこのへんで。
お読みくださってありがとうございました。

 

 

 

それでもまだ、夢に見る

 

 

 

バスケをする夢を見たんです。

 

 

 

バスケについてはこのブログに何回か書いてますね。
在住日本人のバスケサークルに入った話、大会前の話、そしてサークルを離れることにした話。

 

 

2019年10月半ば・11月初めに大会があって、それが終わってからは練習に一度も行っていません。
クリスマス会や女子メンバーの集まりなども全て欠席。

 

「サークルを辞めます」とは言っていないけど、実質辞めているような状態。

 

 

 

前回のバスケ記事に書きましたが、サークルに行かなくなった理由は大きく2つ。

 

1つは、私は子連れOKのサークルには向いていないから。

 

もう1つは

 

大会を通して私はやっぱりバスケが下手なんだということを再認識してしまい、それが辛くなったから。


上手い人からのプレッシャー、自分がチームの足を引っ張っているという焦り。

 

中学・高校時代とは違って、そういった負の感情からは解放されたと思っていたのに。

大人になってまでネガティブな気持ちを抱えながらバスケをやらなくたっていいや。

 

 

このサークルを辞めたら、おそらくもうちゃんとシューズを履いてユニフォームを着てバスケをすることはないだろう。


もったいないかなーと少しだけ思ったけど、練習に行かなくなったら週末をとても心穏やかに過ごせるようになりました。

 

 

ストレスが減って良かったわ。
練習場の体育館まで片道1.5時間かかるのもしんどかったしさ。

 

良かった良かった。

 

 

 

 

それなのに、まだバスケの夢を見るんです。

 

 

 

元々よく夢を見る方だし(「覚えている」というのが正しいか)、その中でも昔から特にバスケをしている夢はしょっちゅう見ていました。


小3~高3までずーっとバスケ部だったからか、大学時代も、社会人になってからも、バスケの夢が不動の頻度1位。

 

 

で、一昨日もバスケをしている夢を見まして。

 


夢の中の私って、ほんと上手いんですよ。
現実でそんなに上手かったことなんかないのに。

 

特にディフェンス。


相手選手にピタッとついて、パスにもドリブルにもバシバシ手を出してカットして。


ボールに飛び込んでいって、チームを元気付けるようなガッツ溢れるプレーも連発して。

 

「いけるよ!」って大声でメンバーを鼓舞して、誰よりもコートを走り回って。

 

 

 


そんな選手になりたかったんだ。

そんなプレーができたらバスケ楽しいだろうなっていつも思ってたんだ。

 

現実の私は下手くそで、弱気で、カッコ悪くて...

 

 


でももう私はバスケとサヨナラしたんだし、これ以上望むことなんて何もないのに。
今後はチームに迷惑をかけてしまうとか考えなくてもいい、プレッシャーに悩まなくてもいい。

 

 

それなのに、10年以上ずっと


上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい


と思い続けていたから、いまだに願望や憧れが夢に出てきてしまう。

 

 

 

もういいよ。

 

もういいよ。

 

もう辞めたんだよ。

 

これ以上、時間も金も精神力もバスケのために割くのは無駄だって思ったんだよ。
マイナスの方が大きいって思ったんだよ。

 

願望も憧れも捨てたんだよ。
上手い選手がいても、「私も上手くなりたい」じゃなくて単に「上手いなー」って見ていればいいの。

 

 

夢の中ではすごく楽しくて幸せだけど、目が覚めると本当に虚しくなる。
何度も何度も挫折感を思い出させないでくれるかなぁ。

 

 

 


今これを書きながらたまたまOfficial髭男dismの『Pretender』を聴いてたんですが、

 

「それじゃ僕にとって君は何?」

 

だってさ。

 

 


私にとってバスケは何?

 

 

プロフィールなどを書く機会があるたびにいつも思ってたんですよ。


趣味の欄にも特技の欄にも、バスケは当てはまらないよなって。

 

趣味といえるほど楽しんで続けてきたわけじゃない。
特技といえるほど上手くもない。

 

 

ただ小3のときに何となく始めて、色々あったけど続けてた方がメリットが大きいと思って...友人関係とか内申書的に。

 

 

一番打ち込んでたのは高校時代だけど、その頃ですら趣味とも特技とも思ってなかったし、将来バスケ選手になりたいとかは1ミリも考えたことがなかった。


どれだけ頑張っても上手い人たちには勝てないと分かっていたんだもの。

 

 

10年以上やってきたのに、趣味でも特技でもない、未来もない。

 

 

まぁ、私のパーソナリティ形成には影響を与えたかな。


根性は身に付いたと思うし、もし私が小学生から高校生までチームのエースプレーヤーだったら、良くも悪くも性格が違ってた気がする。


「努力は裏切らない」とか言える人になってたと思う。

 

 

 


とりあえず、私はもう今後バスケは見る専門なので。
夢にバスケの場面は出さなくて結構。


いいですか、脳ミソさん?

 

 


ちなみに、今の私の趣味はブログ、特技は洗顔料をふわっふわに泡立てることです。

 

待宵スークでした。

 

 

 

つらくて深夜に書いちゃった。駐在員って大変なんだ

前回に続いて新型肺炎のちょっと暗い話で申し訳ないんですが。
駐在妻らしい話題ということでお許しください。





1月24日、私と夫は春節の連休で日本に帰省。


1月30日に戻る予定だったのですが、新型肺炎の感染拡大のため、夫の会社の指示で2月3日まで延期することに。


その後、さらに2月15日頃に戻るようにと通達があり、夫は実家で在宅ワーク。


そして今日、2月15日に戻るのも白紙に。
中国に残っていた駐在員も一旦全員日本引き揚げ。


会社の指示で、

駐在員→流行の状況を見て中国に戻る
家族→流行が収束するまで日本で生活

ということになりました。





つらい。


夫と一緒に戻りたいと思っていたのに。


ブログやTwitterでは夫の愚痴ばかり言ってる私ですが、実は結構ちゃんと夫のこと愛してるんです。




湖北省を除く中国全土の感染症危険レベルは2(不急不要の渡航は止めてください)なので、私はそもそも戻るべきでないのは分かっています。


だけど、夫だけ中国に戻って私が日本に残っていて、もし夫が感染したと知らせを受けたら...


とてもじゃないけど耐えられない。


怖いけど、夫が戻るなら私も戻る。
危険だからこそ離れていたくない。


そう思っていました。




でも夫の会社に「戻るな」と言われてしまったら従うしかない。


保険や居留許可証など、私が中国で暮らすための手続きは全て夫の会社を通しています。


私が自分で航空券を取って戻ることはできますが、会社の指示を無視して滞在していたら、何かあっても会社を頼ることができません。





「致死率低いし、健康な30代なら重篤化しないだろうし、万一感染しても大したことないんじゃない?」と思いますか。


そう思った方は、自分ではなく、自分の子どもや配偶者、大切な人が中国にいるのを想像してみてください。



ウイルスが突然変異して、感染力や毒性が強くなったら...


病院に患者が溢れ、感染してもすぐに検査や治療を受けられない状況になったら...



メディアがどんなに大丈夫だと言っても、大切な人が危険にさらされることを考えたら、最悪のシナリオが頭に浮かんでしまうのではないでしょうか。



先ほど「怖い」と書きましたが、自分が感染することは実はそこまで怖くありません。

全く怖くないとは言わないけど。
夫が感染することの方が怖いです。





それから、ちょっとずれるけど今こそ言いたい。



世の中の会社員を全てひとまとめにして「会社員は気楽だ」とか宣ってる方々。


自分の生活がどれだけの会社員によって支えられてるか、今一度よく考えてくださいね。



あなた自身は気楽な会社員(だった)かもしれない。
あなたの周りには気楽な会社員しかいないかもしれない。


でも、こんなときでも人々の生活のために働く会社員がたくさんいるんですよ。



そんな危険のある仕事に就かなきゃいいって?


あなたがそういう仕事を避けたければご自由に。
選ぶのは本人ですからね。


ただし、あなたの仕事だけでは社会は成り立たないのをお忘れなく。






ということで、深夜なので説明不足などがありましたら申し訳ありません。


お読みくださってありがとうございました。
待宵スークでした。

怒りと悲しみの声を聞け

こんにちは。
待宵スークです。



私は悔しくて泣いている。

毎日、テレビやネットのニュースを見て、SNSを見て、泣いている。




新型コロナウイルスによる肺炎が広がっていることは、皆様もご存じだろう。


この新型肺炎が発生した国に私は住んでいる。

1月24日から春節(旧暦の正月)の連休が始まり、現在は日本に帰省中。


私自身、1月上旬頃はまだそこまで深刻に考えていなかった。
だが今は状況が大きく変わった。




新型肺炎に関する情報を詳細に述べるのは割愛させていただく。


私が言いたいことは







政府とWHOは何をしてるんだ??






「転ばぬ先の杖」って言葉、知ってる?
今あなたたちがやってることは「後手後手」の見事なお手本よ。

いつまでこんなぬるい対応を続けるつもりなのか。



武漢からの帰国者を隔離しないだと?

帰国者の人権を尊重するのは分かるが、だったら新型肺炎拡大防止に関する特別措置法つくれよ。
お前ら法律をつくるのが仕事だろうが。

この期に及んで桜を見る会の話を延々続けて、狂ってるのか?



武漢からの帰国者を国会議員の自宅に泊めてあげれば?
どうせ広い家に住んでるんでしょ?
隔離する施設の確保が難航してるみたいだからちょうどいいじゃん。
感染してる可能性の高い人たちと一つ屋根の下。


もしそれを怖いと感じるなら、やるべきことが分かるだろう。
感染する恐怖を国民と同じように味わえよ。
想像力も先見性も欠如した馬鹿どもめ。





それから、中国人を叩いてる人たち。


中国人が今まで世界の観光地で迷惑をかけてきたせいだっていうのはよく分かる。

うるさいし、どこにでもゴミ捨てるし、自分たちが得することばっか考えてるもんね。



だけど、悪口言ってる人たちはどこまで考えてる?


武漢がいかに苦しい状況に置かれているか理解した上で、それでも悪口を言ってやろうと思うわけ??

血も涙もない人だね。




Twitterでは何度も言ってるけど、春節は旧暦の正月のことで、1年で最もめでたい行事なんだよ。

日本人にとっての正月よりももっと大事にされてると思う。



それなのに、正体不明の病気に冒されて命を落としたり、入院したり、家族に会えなくなったり。

人が集まると感染のリスクが高まるから、お葬式すらできないんだって。



発表されている感染者や死者数は正確でないといわれてるけど、今となっては政府が隠してるせいだけじゃない。

病院が足りないから、診察を受けられない人が山ほどいて、人数なんか把握できる状況じゃないの。


病院に人が殺到して、医師や看護師がマスクや防護服も不十分なままずっと診察に当たってる。



テレビで見てないですか?

「私だって家族と過ごしたいのに」と電話で叫ぶ医師。

「私だって咳が出てるのに」と泣き崩れる看護師。


患者やその家族はもちろんかわいそうだけど、医療従事者たちも過酷な状況で戦っている。


私の母がこの看護師さんの映像を見て涙ぐみながら言ってた。

政治家やWHOの人は、この子を自分の娘だと思って見た方がいいね。
そしたらこんな間抜けな対応できないはずだ、と。



病院から逃げ出した人もいるそうだけど、私にはとても責められない。



それに、逃げるにしたってどこに逃げようというのか。

もう武漢の街からは出られない。
食べ物や物資も不足して、感染していない人々も苦しい生活を強いられている。




今朝、こんなツイートを見ましてね。

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「流石にしっかりしてくれ」?


誰が?


もしかして武漢市民?


武漢市民に「しっかりしてくれ」って言ってる??






ふざけんなよ!!!
しっかりするのは政府だろうが!!!


政府の対応が遅かったせいで武漢の人々はこんなにも辛い思いをさせられてるのに!!!



感染がどんどん広がっていき、収まる気配がない。
自分や家族もいつ感染するか分からない。

ウイルスが変異して強毒性になったら?

若者や健康な人だって危ないかもしれない。

だけど、逃げ場もない、身を守る有効な手段もない。


窓から互いに叫び合うのは確かに感染リスクを高めるだけかもしれないが、その怒りや恐怖、悲痛な思いが分からないのか。





最後に、これはちょっと個人的な話になってしまうんだけど。


日頃からちょくちょくLINEしてる友達が「今中国で新型ウイルスみたいなのが流行ってるから気を付けてね」と連絡をくれましてね。

ニュースを見て私が中国在住なのを思い出してくれたのは大変有り難いんだけど、このLINEは1月24日(=春節の連休スタート)。

日本でもすでに結構取り上げられてるはずなんだけど、この人は今知ったのかな...まあいいや、ありがとう。



しかし、その後も

「まだ日本では感染者出てないし」→すでに出てる

「へ~ヤバイことになってるんだ、知らない(^_^;)」→すでに死者100人越えてる

「(武漢から)帰国した人が感染してたよ~」→中国在住の私が一日に何回ニュースをチェックしてると思ってるの...



ちょっとイライラしてきたので、
「ニュース見ようね!日本もこれから感染拡大するから、もっと警戒した方がいいよ」と返信した。

すると、
「ニュースつまんない(´・ω・`)感染拡大するのかぁ~対策ってマスクつけるくらいかな(^_^;)?」と。

おいおい、もうマスクはどこも品薄もしくは品切だぞ...



私「ごめん、私にとっては差し迫った問題だから危機感の温度差がツラい(笑)」


本当は「(笑)」なんて付けたくなかったんですが、あまりきつい言い方になってもね。


友達「そうだね、うちの方はさほどでもないけど(^_^;)スークちゃんにとっては重要だよね、ごめんね」


ちなみに、友達は都内まで電車で10分のところに住んでいる。

台風か何かと勘違いしてる?
この地域なら大丈夫とかないんだけど。
むしろ、あなたの地域から都内に通勤してる人めちゃくちゃ多いから、わりと危険度高めなんだけど。


この認識の甘さは何なんだ...??
私は中国在住だから他の日本人よりも敏感になっているとは思うが、それを差し引いても...

これ以上言っても無駄としか思えなかったので、もう返信するのをやめた。



別の友達からも「予防接種とかないの?」

テレビの街頭インタビューでも「ワクチンってないんでしたっけ?」


こういう人たちは自分や家族が感染するまで分からないんだろうなぁ。
「風邪かと思って病院に行かなかった」とか言って、知らず知らずのうちに感染を広げるんだろうなぁ。




頼むよ、ほんとに。
もうそんな呑気なことを言ってる場合じゃないんだよ。


中国の人々の怒りと悲しみを知ってくれ。
日本人が晒されている危機を知ってくれ。


何なら、あなたの友達である私の抱いている恐怖を知ってくれ。

中国に戻るの、正直めちゃくちゃ怖いよ。
私が住んでる街も感染者120人超えてるのよ。
でも怖いからこそ夫と一緒に戻るんだよ。



他人事のように思わないで。
あなただって感染するかもしれない。
政治家も、中国人を叩いてる人も、関心がない人も。




タイトルと着地点がだいぶズレましたな。笑

とりあえず新型肺炎について怒りと悲しみを感じたことまとめでした。

途中、言葉が乱暴でごめんなさい。

お読みくださってありがとうございました。

私は本気だ

私は本気だ。

 

 

今までも本気だったが、今回の私は一味も二味も違う。

 

 

無駄にするわけにはいかないチャンス。

ずっと待ち望んでいた。

絶対に負けられない戦いが、ここにある。

 

 

入念に準備をし、万全の状態で“そのとき”に臨まねばならない。

 

 

2017年3月、某国で夫と暮らし始めてまもなく丸3年。

今月末には私にとって3度目となる春節(旧正月)を迎える。

 

 

 

ついに来たのだ。

 

 

 

ついに来たのだ。

 

 

 

 

 

 

 

夫婦別々帰省が!!!!!

 

 

 

 

 

 

ついに!!!

 

 

実現するのだァーーーーーッ!!!!

 

 

 

 

 

 

某国で働く夫が5日以上の連休を取れるのは年に3回。 

春節、国慶節、夏休みだ。

 

そのうち2回(少なくとも1回)は日本に帰国する。

 

 

昨年の春節に帰国したときの様子は「久しぶりに日本に帰ったときの話」に書いたが、驚異のタイトスケジュールだった。

 

5泊6日で

某国→夫の実家(九州)→私の地元(関東)→夫の実家→某国

である。

 

一応事情があってのことだが、それにしたって金も時間も無駄としか思えないだろう。

 

 

 

さらに、昨年夏の帰国は

 

某国→私の地元→私の祖父母宅(東北)→私の地元→夫の実家→某国

 

一応事情があってのことだが、それにしたって金も時間も無駄としか思えないだろう。

 

 

 

 

親たちはもう若くないし、出来るだけ顔を見せに行きたい。

そのためならば多少の無理はする。

 

 

しかしながら、私は夫の実家にいても気を遣うだけだし(義両親はとても良い人たちだが)、夫も関東に来たって友達がいるわけでもない。

 

相手の地元に一緒に行っても特に楽しいことは何もないのだ。

 

そのうえ、遠い。

大きな荷物を持っての移動は骨が折れる。

 

 

 

 

今までも別々に帰省したいという話は何度か夫にしてきた。

しかし、夫の両親が夫婦仲を心配するのではという懸念があって出来なかった。

(私の両親は呑気なので、北京旅行中のツーショットとか送っておけば問題ない)

 

 

 

けれども今年は、私は引かなかった。

 

これが最後のチャンスなのだと夫に強く訴えた。

 

結婚して何年も経ってから別々に帰省するなんて言い出したら、それこそ夫婦仲を心配されるだろう。

 

過去2回の春節で、夫婦両方の地元に帰る労力・時間・交通費がどれだけかかるかよく分かったのでと話せば、お義父さんもお義母さんもきっと理解してくれる。

 

今こそベストタイミングなのだーーーー

 

 

 

 

 

こうして夫の両親への説明を済ませ、夫婦別々帰省が実現する運びとなったのであった。

 

 

 

 

 

 

しかし!!!

 

 

 

今回の帰省はそれだけではない。

 

夫婦別々であるだけではない。

 

 

 

実は今まで、私は2回ほど単独帰省をしている。

つまり夫を某国に残して、1人で日本に帰ったのだ。

 

私は家族に会ったり地元の友達と遊んだりして、自由な時間を満喫した。

 

 

ならば、なぜ今回の別々帰省をそこまで喜ぶのか。

また可能なタイミングで単独帰省すればいいだけのことじゃないか。

 

 

 

違う。

 

 

 

全く違う。

 

 

 

別々帰省と単独帰省は、夫に遠慮することなく地元でフリーダムに過ごせるという点においては同じだ。

 

 

 

しかし、違う。

 

 

 

違うのだよ・・・

 

 

 

 

単独帰省の場合。

 

私が日本に帰っている間、夫は某国で一人暮らしだ。

 

それは洗濯物が溜まり、食事のデリバリーのゴミが溜まり、コップ等の食器が洗われないまま放置されることを意味する。

 

当然のことながら、一人暮らしが長くなればなるほど部屋の状態は悪化していく。

 

つまり、私はあまり長く家を空けられないのだ。

夫のためでもあり、戻ってきてから片付けをする私自身のためでもある。

 

 

加えて、いくら私といえども、毎日朝早くから夜遅くまで働く夫を置いて日本で遊び回るのは少々罪悪感を覚える。

 

誰にも文句を言われる筋合いなどないわと思いつつ、やはり申し訳ないと感じてしまうのだ。

 

 

 

だが、今回は違う!

 

 

 

私が日本に帰っている間、夫も同じく日本にいる。

 

部屋が汚れる心配も後ろめたさを抱く必要もない。

 

たっぷり6泊7日、自由なのだ!!

 

 

 

 

 

 

ああ、なんて素晴らしいのだろう。

 

 

 

日本で誰に会おうか、どこに行こうか。

 

 

あの人と酒を飲みながら語り合いたい。

久しぶりにあの場所にも足を運びたい。

 

 

考えただけで胸が高鳴る。

 

1秒たりとも無駄にできない。

 

 

いや、敢えて余白をつくるのも良いかもしれない。

 

時間を気にすることなく本屋を見て回ったり、カフェでゆっくりとコーヒーを飲んだり。

贅沢この上ない過ごし方だ。

 

 

 

日本の食べ物もたくさん味わいたい。

 

コンビニスイーツにファミレスのハンバーグ・・・

寿司や和食ならともかく、そんなのを楽しみに帰国するなんて可笑しいかな?

 

日本の皆さん、どうか笑わないでくれたまえ。

当たり前のように手に入る安くて美味しい食べ物は、某国では当たり前ではないのだ。

 

 

そう!友人たちに連絡を取るのももちろんだが、私が今日からでも取り組むべきこと。

 

それはずばり、ダイエットだ。

 

せっかく日本にいるのに、太るかしらなんて気にしていたらもったいない。

帰国するまでに出来るだけ絞るのだ。

 

 

 

 

 

今までは、日本に帰国し、戻ってきた後に記事を書くことはあった。

しかし今回は帰国する前に書いている。

 

 

それくらい、私は本気だ。

 

日本での時間を全力で楽しむ。

 

残り2週間と少し。

 

 

私は本気だ。

 

 

 

おっと。

本気のあまり、記事の初めに名乗るのを忘れていた。

 

 

お読みくださってありがとうございました。

待宵スークでした。 

 

 

グレート・ファイアウォールとの終わりなき戦い

「パース!君に決めた!」


くそっ、ダメか...


「行けっ!シカゴ!」


シカゴでも勝てない...
グレート・ファイアウォールめ...!!




...はっ!来てくれたのか!
これできっと...


「頼んだ!シンガポール!!」



やった!ようやく成功ーーーーー!






祖国日本を離れ、東アジアの大国で暮らす私たちは、日々「グレート・ファイアウォール」との戦いを強いられている。


令和だろうが何だろうが、我々にとっては海の向こうの話。


今回は、その巨大な壁に挑む私と戦士たちの様子を少しだけお届けしましょう。






あ 申し遅れました。
スマイリングシンデレラ、待宵スークです。


闇営業ばりに暗い昨日の記事で2019年はブログ納めのつもりだったんですけどね。


駄文を書き散らかしたくなったんです。



ええ、もう書き始める前から駄文のつもりで考えてます。


一生懸命書いたって駄文になってしまうことが少なくないのですから、駄文のつもりで書いたら駄文オブ駄文が出来上がるに違いありません。



楽しみですね。

それでは参りましょう。

ミュージック、スターティン!!






まず、戦士たちの紹介をさせていただきます。



冒頭で戦っていたのが、パース、シカゴ、そしてシンガポール。


先ほどはたまたまシンガポールが「壁」を突破しましたが、パースもシカゴもまるでジャッカルのように頼りになる戦士たちです。



パワーで群を抜いているのが香港、台湾、マカオでしょうか。
彼らが登場してくれると非常に心強い。



サンフランシスコ、シアトル、カナダといった北米勢は、笑わない男もびっくりの安定感。



力が弱く、レアキャラ感があるけれど、ここぞというときに確実性を発揮するのが日本。



最近めっきり参戦しなくなってしまったのは韓国、アルジェリア、シドニーやメルボルン。
なお、ホワイト国かどうかは関係ない模様。



インドネシアやブラジルは気まぐれで、たまには役に立つけれど...アテにはできないかな。
きっと毎日どこかでタピってるかドラクエウォークをやってるんでしょう。






はい。





え??





何の話だよって??






まあまあ、お待ちなさい。

これは駄文として始まり駄文として終わる、駄文オブ駄文なのですよ。


慌てないで。


私たちの戦っている相手「グレート・ファイアウォール」について、まだ何も説明していないんだから。






グレート・ファイアウォール(GFW)とはーーーー






中国全土に敷かれているインターネット検閲・ブロックシステムのことである!
(※香港、台湾、マカオを除く)


政府にとって不都合な情報の規制、中国独自のインターネットサービスの拡大などが主な目的。




以前もこのブログでも書いたことがありますが、

・Googleのサービス全般
・Yahoo!の検索機能
・Twitter
・LINE
・Instagram
・YouTube

などなど、様々なサービスがGFWによってブロックされています。


つまり、これらは中国では使えないということ。
にわかには信じがたいですよね。


他にも、特定のワード、特定の新聞社のページが表示されない等、挙げたらキリがありません。




「使えない」って何?
どういう状態??


例えば、GoogleやYahoo!の検索機能。

検索窓に言葉を入力して、検索ボタンをクリック。


すると、

f:id:matsuyoisouk:20191231053219j:plain

f:id:matsuyoisouk:20191231040716j:plain

こうなります。



LINEでは、受信した新しいメッセージが反映されない、こちらからメッセージを送れない。


Twitterも同様。
タイムラインが更新されない、自分のツイートもできない。






控えめに言って、






不便すぎるだろオイィィィ!!!





ということで、こんなネット環境では生活に支障をきたすため、GFWをどうにかして打ち破る...というか回避する必要が出てくるわけです。



そこで使われているのが「 VPN (Virtual Private Network)」というサービス。


基本的な仕組みがワタクシの頭ではちょっと理解できない上、いろんなタイプがあって難しい。


なので私が利用しているサービスをsexyに説明すると、


別の国や地域のIPアドレスを使うことで、中国国内からのアクセスだとバレないようにする
→GFWに引っ掛からない!!!

って感じです。
(※テキトーなので参考にしないでください)


それでさっきからシンガポールだのサンフランシスコだの言ってたんですね。





VPNのアプリを起動して、

f:id:matsuyoisouk:20191231040834j:plain


サーバーを選択し、

f:id:matsuyoisouk:20191231040904j:plain


接続できるか...

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ドン!!

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こんな感じですね。





ただし、このようなサービスを中国政府が野放しにしておくはずがありません。


VPNを規制しようとする動きが年々強まっていると言われています。


大型連休や国家にとって重要な行事があるときは規制が強まり、VPNがほぼ使えない状態になることも。
(※このへんの事情も私はあまり詳しくないのですが)



チーーーーーン。応答セヨー。

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原因はよく分からないのですが、9月頃から私が利用しているVPNサービスはずっと不調続き。



例えば、仕事や家事の合間にササッとLINEを返したい。


そう思っても、そのタイミングでうまくVPNに繋がってくれなければLINEは使えません。

10分や20分トライし続けても繋がらない、なんてこともザラ。

計画運休みたいにならないかな。
いつが繋がらないのか初めからはっきりしてほしい。




やってられませんよ、まったく。



夫と結婚し、翔んで中国になったことには後悔などあろうはずがありません。


でもネット規制は本当に#KuTooだし、イライラする。

どうにか少しでも面白くしないと、こんな状況が続いたら発狂しそう。






ということで、私の脳内は冒頭のようになってくるわけです。






「香港、君に決めた!」



なぜだ...数値は出ていたのに...



「サンフランシスコ、任せたぞ!」



何!? 抜群の安定感を見せていたサンフランシスコでも突破できないなんて...



「じゃあ...シアトル!あなたの番です!!」



ダメだ、もう時間がない!休憩が終わっちまう!!



...おや...?



「...久しぶりじゃねぇか、アルジェリア。どうせこのままじゃ俺はLINEを返せねぇ。こうなったら、お前に懸けてやるよ...!!

行け!アルジェリア!!」



...よしっ!!よくやったアルジェリア!!
お前...待たせやがって!!







そのうちに戦士たちまで喋り出します。





台湾「ご主人、俺に任せときなよ。Twitterのリプ返がたまってるんだろ?」



私「そうなんだ。今返せないと、あとはもう夕食を作り終わってからになる。頼んだ、台湾!!」



台湾「・・・・・」



私「おい、台湾・・・?」



台湾「 (接続できませんでした) 」



私「オイィィィィ!!!」



パース「私がいきますよ。台湾のやつ、力が入りすぎちまっていけねェや。私がチャチャッとやりますから」



私「パース、頼りにしてるぞ!」



パース「・・・・・」



私「おい、パース...」



パース「・・・・・」



私「...シンガポール、準備しろ」



パース「 (接続できませんでした) 」



私「くそっ!パースめ、調子のいいこと言いやがって...シンガポール、いけるか」



シンガ「こっちはいつでもいいよ」



私「行くぞ」



シンガ「・・・・・」



私「シンガポール、もうお前しか...!」



シンガ「 (接続しました) 」



私「よくやった...!」



シンガ「最初からアタシにしとけば良かったんだよ、まったく。あいつらは気分屋で使えないんだからさ。
いつもご主人のピンチを救ってきたのは、このアタシさ」



香港「おい、今のは聞き捨てならねぇなァ、シンガポール。俺がお前に劣るってのか?お前が接続に成功するのは、4年に一度じゃない、一生に一度だろ?」



カナダ「はぁ、ちょっと待ちなって...ケンカしてる暇があったら成功率を上げること考えたら?私は確かにパワーは弱い。でも今週の成功率は私がNo.1だよ」



シアトル「誰がNo.1だって関係ないさ。僕たちの役目は、ONE TEAMになってご主人様の快適なネット環境を守ることだよ」



私「...って、Twitter開いたらもう接続切れとるやないかい!!シンガポール!!仕方ない、やり直し」



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私「ぅおーーーーい!!!誰か!誰かおらんのかーーーい!!!誰か返事しろぉぉぉお(休憩時間終了)」








はい。


いつまで続ける気ですかね。
もうそろそろやめておきましょう。




とにかく何が言いたいかというと、この国で暮らしている限りグレート・ファイアウォールとの戦いは終わらない。


いや、正確にいうと私は別に戦ってはいない。
一方的に妨害を受けてるだけ。



仕組みについては本当に全く理解できてないですけども。
グレート・ファイアウォールも、VPNも。


繋がりやすいサーバー・繋がりにくいサーバーがあるのもよく分かりません。




でもとにかく、LINEもTwitterも検索機能も好きなときに使えない、不便!不便!エブリデイ不便!!


有料のVPNにペイペイしてても繋がらない時は繋がらないし!!


もぉ~~~~イライラするぅぅぅうう!!!!




もうすぐ旧正月(春節)がやってきます。
VPNの規制が厳しくなり、前回もずいぶん苦労しました。


またその季節になる前に、ネット規制の苛立ちを書いておきたくなって。


あと、脳内で展開されているVPN劇場を垂れ流したくなって。



2019年を締めくくるにふさわしい、なかなかの駄文になったのではないでしょうか。



でも、馬鹿馬鹿しいことを書き連ねてきましたが、ネット規制って言語や文化以上に自分の力ではどうにもならない問題なんですよね。


どれだけ頑張ろうとも、金を払おうとも。
繋がらない時は繋がらない。




ちなみに、今は12月31日AM4時。
何やってるんでしょうね。

日本のように年末年始の休みがないので、明日もバイトなのに。



これ公開して大丈夫なのかな。

ここまで読み進めてこられた人、います?


ああ、いますね。
よほど暇だったのでしょうね。


嘘です。
ありがとうございます。


貴重なお時間をこんな駄文のために割いていただき、本当に申し訳ない。


昨日の暗いブログと同一人物なのか、自分でも疑わしくなってきました。




ではでは、これで本当に2019年最後です!
ありがとうございました!

来年もよろしくお願い致します!


待宵スークでした\(^o^)/

さよなら、2019年

こんにちは。
待宵スークです。



今日は親友Tについてなので、今ちょっと暗い話は聞きたくないなという方は遠慮なくブラウザバックで構いません。


あと、少し生々しい?内容が入ります。
グロいとかではないんですが、何ていうんだろ...死に関すること。


読んでいて気持ちがずぅーーーんと重くなったらごめんなさい。



いや...もし読んでくださる方がいるなら、私と一緒に重くなってくれませんか?




元々、2019年が終わるにあたって親友Tの記事を1本書こうと思っていました。

というか、先日書いてたんですが、まとまりきらず途中になっていて。





金曜日の昼間、バイトに行く途中。
日本の友人にLINEを返していた時のこと。



「これで全部返したかな」と、トーク一覧を下にスクロールしました。




そのとき。





Tのアカウントが消えているのに気付いたのです。



プロフ画像が表示されなくなっており、「Unknownが退出しました」「トーク相手がいません」と。





どうして??
なぜ消えている??


もうメッセージ送れないの?
Tとの繋がりが...


いやいや、メッセージを送ったってTに届いてるわけじゃないんだし。
それにいつも脳内で話しかけてるじゃん。


でも、まだ繋がっているような気がしていたのに、切れてしまった...





一瞬だけ、実はTが生きていて、スマホを買い換えたとかで消えたのかもしれないと馬鹿な考えが浮かびました。


が、そんなわけはない、警察から電話で「お亡くなりになった状態で発見されました」と言われたんだから。




アカウントの持ち主が操作してないのに消えることなんてあるの?


一定期間起動せずに放置してると自動的に削除されるとか?




LINEの友達が消えている原因についてその場でちょこっと調べてみると、


①アカウントの持ち主が削除した
②LINEの不具合
③こちらのミスでブロックや非表示設定にしてしまった


こんな感じでした。
うーーーん...どれもピンと来ない。




しかし、Yahoo知恵袋からLINEの利用規約の情報を発見し、「最終アクセスから1年以上経過しているアカウントは削除される」との記載が。


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1年以上?


Tが亡くなってからまだそんなに経ってない。
今月で9か月。



でも、やっぱりずーっと放置してると削除されるようになってるんだ。


まだ1年経ってないけど、なぜ経ってないのにと聞かれたら分からないけど、きっとこれだ。




だって、




Tから私に送られてきた最後のメッセージが3月25日。


私が26日に返信したメッセージは既読にならなかった。



発見時には死後1週間くらい経過していたと警察の人が言っていたことからも、命日はおそらく3月25日か26日。



で、アカウントが削除されたのが12月26日。



絶対に偶然じゃないでしょ。
1年じゃなくて9か月だけど、でも命日ぴったりすぎるもん。





Tが最後にLINEを開いたのは3月26日だったんだ。


今までTの命日は25日ってことにしてたんだけど、26日だったんだ。





そして、「もしかして」と思ってトーク画面をさかのぼりました。



Tのアカウントが消えた日時は12月26日12:09。


つまり、最後にLINEを開いたと思われるのが3月26日12:09。



既読にならなかった私のメッセージは、


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3月26日 10:01。





Tは最後のメッセージから私の返信までの間に亡くなったのだと、ずっと思っていました。


でも違った。


私が返信した時には、まだ生きていた。




そっかそっか。

あの時はまだ生きてたんだ。
私のメッセージは一応届いてはいたんだね。



だから何ということはないんだけどさ。



届く前に、私が送る前に死んでしまったのだと思ってたから、それよりは良かった。



いや、良くはないのか。

「私がもっと早く返信していたら」と後悔してたけど、生きてるうちに返信しても救えはしなかったってことですもんね。





でさ、






3月26日12:09、

最後にメッセージを送った相手は誰よ。







誰でもいいけどさ。



誰でもいいけどさ。




お互いそんなにすぐは返信しないから、受信してた私のメッセージを開いてなくても不思議ではないし。


それに、LINEを起動したっていうだけで、誰かにメッセージを送ったとは限らない。


タイムラインを見たのかもしれない。

LINEニュースをチェックしたのかもしれない。

LINEのアイコンに手が触れただけかもしれない。




ただ、昼の12時って普通ならTは寝てる時間なんですよ。
仕事が夜勤なので。


それが起きていたとなると...もしかして...


ってね、また色々と考え出してしまう。




1つ新たな事実が分かると、別の疑問が浮かんでくる。




でも、いつ・何によって・どんなふうに亡くなったのか、どれも警察から教えてもらえなかったから、命日だけでも分かって良かった。


私がLINEを返したときにはまだ生きていたということだけでも分かって良かった。


私がLINEを返すだけでは救えなかったということも。






寂しい。


悲しい。


つらい。


寂しい。


寂しい。




それでも最近はずっと穏やかな日々を送ることができていたのに。


いきなり新しい真実を突き付けて揺さぶってくる。
また新しい別れを味わうことになる。



忘れてないってば。

この前LINEでそう言ったでしょう?


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もう忘れさせてよ。


せめて、あなたと一緒に見た夢だけでも忘れさせて。






今日は12月30日。


あなたと過ごした2019年がまもなく幕を閉じる。

あなたのいない2020年が始まる。


LINEももう出来なくなってしまった。
2020年のメッセージが刻まれることはない。




さよなら、2019年。





*******************



私のブログを読んでくださって、本当にありがとうございます!

2019年の締めがこんな記事かよ!って感じで大変申し訳ありません(汗)



今年は5か月ほどの休止期間を挟みましたが、無事に再開することができ、ここまで続けてこられました。


2018年に始めたこのブログ、2020年に突入です!


今年もありがとうございました!
来年もよろしくお願いします!


あなたにとって2020年が幸せな1年となりますように。


良いお年を~(*^^*)

居心地が悪いと感じるなら、自ら離れるべきなのだ

こんにちは。

待宵スークです。

 

 

今回の記事は、特に小さいお子様をお持ちの方々には不快に思われるかもしれません。

いや、お子様がいなくてもかな…

先に謝っておきます。ごめんなさい。

 

 

 

 

最近、実はバスケサークルからすっかり足が遠のいてしまいまして。

 

 

某国某市の在住日本人のバスケサークルに入っている件は「NO BASKETBALL, NO LIFE 」と「最近のバスケの話」で書きました。

 

「NO BASKET~」では、下手だけど大人になってからのバスケを楽しんでいるという話。「最近の~」では、大会が近付いてきて練習に行くのが怖くなってしまったという話。

 

 

 

10月中旬と11月初めに大会があって、一応無事に終わったのですが、実はそれ以降一度も練習に参加しておりません。

 

何のためにバスケをやってるんだったかよく分からなくなってしまったし、理由はとりあえず置いといて「行きたい」と思えなくなってしまったんですよね。

 

 

 

元々、行くこと自体は前からすごく面倒くさかったんですよ。

 

着替えやシューズなど結構大きくて重い荷物を持って、片道1時間20~30分。

しかもそのうち45分くらいが歩き。

自宅から駅までと、駅から練習場の体育館まで、どちらも遠いんです。

 

練習は2時間なのに、往復に約3時間かかるっていうね。

 

タクシーを使う人も多いんですが、専業主婦の私としては自分の趣味にあまりお金をかけたくなくて。

日本のタクシーよりはるかに安いからといって、毎回使ってたらバカにならないですからね。

 

 

重い荷物を持っての往復3時間。

 

 

それでも通っていたのは、行けば楽しかったから。

行き帰りの疲労よりも楽しさが上回っていたから。

あとは運動不足解消のためっていう意識かな。

 

 

 

でも何だかなー。

 

 

大会を通して変わってしまった。

 

 

大会前の憂鬱は「最近のバスケの話」に書いた通りだったんですが、大会そのものを経てさらに、という感じですね。

 

 

 

 

普段、女子はそんなにガツガツ練習しておらず(人数も少なめだし)、勝利を目指して!みたいな感じじゃなかったんです。

 

それなのに、大会前と大会中だけ急に技術を求められたのがものすごく嫌だったんですよね。

「え、聞いてないよ!」みたいな感じで。

ホンット情けない話なんですけども。

 

 

以前の記事で何度も書いていますが、私はバスケが下手なのでね。

「上手くやらなきゃ!」っていうのが本当にストレスで。

 

 

大会前の練習数回(しかも日曜日に2時間だけ)で大幅にスキルが向上するわけないじゃないですか。

つまり、結局は現状の能力で勝負するようなもの。

 

だったら私が下手なのは分かりきってたじゃない。

そんな急にプレッシャーかけられても…

 

 

お前に勝ちたい気持ちはないのか?って言われれば、一応あるんですけど。

でも、もし試合で勝つことを目標にしてるチームだったら私は加入してなかったですよ。

 

下手なので。

足を引っ張ることになるのが分かってるので。

 

 

いや、別にね?

 

チームメイトに怒られたり責められたりしたわけじゃないんです。

チームメイトたちを悪く言うつもりはさらさらないんです。

 

むしろ責められても仕方ないくらいに試合では役立たずだし。

 

 

でも怒られなくても責められなくても、自分で感じ取ってしまうじゃないですか。

迷惑かけてるな、本当はもっと強く言いたいだろうな、とか。

 

客観的には優しくアドバイスをしてもらってるように見えるのかもしれないけど、それすら怖い。

アドバイスされてることがもうすでに怖い。

 

だって、大会に出るのが決まる前は、練習でどんなミスをしたってアドバイスなんかされなかったもん。

誰もお互いのミスなんて気にしてなかったですから。

 

 

 

大会にエントリーしてみたはいいものの、試合に出るのが嫌で嫌で仕方なくて。

1分でも1秒でも早く交代したくて。

 

元気いっぱいに、前向きにプレーするぞ!と思っても、私にとって現実はそんなに甘くないんですよ。

 

 

 

私ってバスケ好きだったんだっけ。

 

大会中、そんな疑問が頭に浮かびました。

 

全然楽しくない。

ベンチに座っていたい。

応援だけしていたい。

 

 

いったい何のためにバスケをやってるんだろう。

 

 

 

 

それからもう1つ別の理由。

 

 

私は子どもが苦手すぎる。

 

 

 

このバスケサークルは「子連れ参加OK!」なんです。

 

そのため、ママさんプレーヤーたちは(たまにパパも)気軽に子どもを連れて来ることができて、練習中は体育館内で遊ばせています。
※男性プレーヤの奥様とか、最低1人は大人が付いて見ています。

 

 

 

普段の練習の前後や飲み会など、私も子どもたちと触れ合う機会がたくさんあります。

1歳~7歳くらい。

 

 

追いかけっこをしたり、投げたボールがゴールに入ったら褒めてあげたり。

危ないことをしないように目配りしたり、話し相手になったり。

 

食事の時は、こぼさないように注意していたり、飲み物がなくなったらオーダーしてあげたり。

 

 

子どもが苦手な私もちゃんとやります。

ええ、やってますとも。

親御さんの負担が少しでも減って、みんなと同じく楽しめるように。

 

 

 

しかしながら。

 

 

私のような子どものいない者にとっては、加減が分からないのですよ。

 

あの遊びはそのままやらせてて大丈夫なのか、止めに入った方がいいのか、とか。

子どもが「見て見て!」とか言ってくるのに対し、どこまで見ててあげればいいのか、とか。

 

 

分からないから、目の前で子どもが危なっかしいことを始めたらすぐに手を出せるように構えるし、「見て見て!」と言われたらずっと見ているわけです。

 

そうやって、私なりにちゃんとやってるのですが。

 

 

でも、子どもがほしい、母になりたいという願望がない私にとっては、当たり前のようにそれらをしなくてはいけない状況に正直すごく疲れてしまう。

 

子どもが好きな人なら全然苦にならないのかもしれませんが、私はそうじゃない。

 

 

 

先日、あるママさんの坊や(小1)が私にずーーーっと話しかけてきてたんですよ。

ドラえもんの道具について。

 

「アンキパン(暗記パン)っていうのがあってね!これに本を写して食べると全部覚えられるんだよ!」

 

「へええ!!それ、めちゃくちゃ便利じゃん!学校のテストの前に食べたら100点取れるね!」

 

「それからねー!」

 

「そんなのもあるんだー!私もほしいなー!!」

 

お喋り好きな子どものマシンガントークってすごい勢いじゃないですか。

いつまででも喋り続ける。

 

私がそれに一生懸命答えていたところ、坊やの親御さんから一言。

 

 

「そんな全部返事してたら疲れちゃうよ(笑)」

 

 

カチーーーンと来ちゃいましたよ。

 

いやいやいや。あなたのお子さんがね?

私に向かって楽しそうに話しかけてくるから相手してたんですけど?

どの程度返事してあげればいいかなんて知らんがな。分からんがな。

 

そこまで構ってあげなくても大丈夫だから、って言いたいのかもしれないけど、だったらアリガトウとかないのかよ。

嫌々相手をしていたわけではないけど、何その言い方。

 

 

 

 

 

 

先述のバスケの大会のときもね。

子どもたちに気を配らなければならない場面がたくさんあるわけです。

 

当たり前のようにね。

普段の練習は2時間だけど、大会は丸一日なのでなおさらね。

 

 

子連れで大会に参加するなという意味ではありません。

むしろ子どもがいるからといって参加を諦めなくても済むように、みんなでサポートするのはいいことだと思います。

 

 

でもねー。

何だかねー。

 

 

子どもが苦手で、気遣うのに疲れてしまう。

積極的に子どもを持たない道を選んでいるくらいなので、当たり前のように子守を担う状況がどうにも…

 

 

 

私は「ああ、そうか」と気付いたのです。

 

現地の日本人向けフリーペーパーに載っていたバスケサークルのメンバー募集広告。

私はそれを見つけて加入を決めました。

 

そこに書かれていた「子連れ参加OK!」というのは、子どもがいる方が必要とする情報だと思っていた。

子どもを連れて行って良いのか悪いのか。

 

でもそれだけじゃなかった。

 

「子連れではない参加者も子守に加わってもらいますよ」という情報なんだ、と。

 

 

 

 

何か上手く表現できないんですけども…

 

子連れさんに遠慮してほしいとか、面倒見てあげてるんだから毎回丁寧にお礼しろと言いたいわけじゃないんですよ。

 

どんな場面でも、子連れさんが肩身の狭い思いをしなくて済む世の中になるべきだと思ってます。

 

私も社会の一員として、例えば公共の場で困っているママさんがいたら手助けしますよ。

 

 

だけど、それは子どもが可愛いとかママさんに対する思いやりというより、あくまでも「そうするべきだ」という義務感みたいなもの(私の場合は)。

 

 

サークルで子どもたちの面倒を見るのも同じ。

子どもが可愛いからでも、思いやりの心からでもない。

 

子連れOKのサークルに所属していて、メンバーの子どもが同じ空間にいるから、苦手だけど義務としてやっているだけ。

 

 

繰り返しになりますが、子連れNGにしてほしいのとも違う。

子守が好きじゃない人もいるんだから子連れさんの参加を制限しろ、とか訴えたいんじゃない。

 

 

子連れOKに賛成。

ただし、私自身は子どもが苦手。

当たり前のように子守を担わなければならない状況に疲れる。

 

 

だったら、私が参加するのをやめればいいだけの話。

 

 

 

子どもが好きだったら、私みたいにグチグチ言わないで喜んでやれるのかもしれない。

 

少なくとも、自分の子どもがいる人は、他人の子の世話をするのも当たり前という感覚なのだろうし。

 

 

子どもが苦手かどうかよりも、私の心が狭すぎる気がしてきたな。

 

 

いずれにしろ、私は「子連れOK!」のサークルに向いてないな、と大会期間を通じて思ってしまったのです。

 

 

 

 

 

そういうわけで。

 

バスケが下手なのも、否応なしに子守をしなければいけない環境も、以前からずっとあったのですが。

 

バスケの大会を終えて残ったのは、心身の疲労感ばかり。

 

自分の中で「何か違う」という気持ちが高まってしまいまして。

 

このままフェードアウトしてしまおうか、どうしようか。

 

悩みどころなのでございます。

 

 

 

高校生の時以来、せっかくバスケを再開したのに。

 

ちょっと…いや、すごく残念な気もするのですが。

 

だけど、どうにも前向きな気持ちが湧いてこなくて。

 

 

困ったなぁ。

 

 

 

 

「良いプレーをしなきゃとか思わず、楽しめばいいじゃん!」とか、

 

「私も子ども好きじゃなかったけど、生まれたら可愛いよ!」とか、よく言われますけどね。

 

 

私はこういうレベルでっせ。

 

 

 

 

ではでは、今回はこの辺で。

 

お読みくださってありがとうございました。

 

祝・建国70周年!北の都に行ってきた(5)

こんにちは。

待宵スークです。

 

 

ずいぶん間が空いてしまいましたが、北京旅行記第5回!

やっと書けた!

 

といっても、旅程はもう全部書いたので今回はオマケみたいなもんです。

 

初めて北京に行って感じたこと、ホテルの話、などなど。

 

 

それでは、よろしくお願いします~!

 

 

 

 

北京の街の印象

 

 

今さら言うまでもありませんが、中国は日本よりも遥かに大きい国。

 

都市部と地方で様子が異なるのはもちろんですが、中国の2大都市である北京と私が住んでいる某市はどんなふうに違うのかな~と興味がありました。

 

 

たった3泊4日、観光地中心に回っただけですが、感想をお届けします。

 

 

 

 

結論から申し上げますと、北京と某市は結構違う!!!

 

 

街の印象を一言で表すならば、北京は「優等生」「学級委員長」って感じ。

さすが政府のお膝元。

 

先日の「星の見えないこの街で」の記事で某市の煌びやかなビル群について書きましたが、北京の街はそんなにギラッギラしてなかったです。笑

 

お膝元云々というより、某市の方が新しい街なので当たり前なんですけどね。でも何だかきちんとしている印象でした。

 

 

北京が「優等生」なのに対して、某市を例えるなら何だろう。

「イケイケなムードメーカー」ですかね。

ときどき学級委員長の言うこと聞かなくてイラッとさせる感じの。

 

 

でもね、お膝元感もちゃんとあったんですよ。

私が行ったのは国慶節(建国記念日)だったので、街中が中国の赤い国旗だらけ。

某市は国慶節が近付いてもここまでじゃありませんでした。

 

20年以上前にポケットビスケッツの「レッドエンジェル」という歌がありまして、「赤い風が吹く街~♪」という歌詞があるんですが(古すぎやろ)。

 

子どもの頃、何となくかっこいい歌だけど「赤い風が吹く街」っていったいどんなだよと思ったんです。

 

今回北京に行き、風が吹くたびに赤い国旗がはためく様を見て、「これか」と。

 

 

違う?

 

 

まぁいいんです。

 

 

 

 

それから、北京の街の人々の様子。

誰が北京市民で誰が地方からの観光客か分からないので何とも言えないのですが・・・

 

建国70周年の記念イベントなどがたくさんあったので、わざわざ旅行に出ていかず北京に留まっていた市民も多いんじゃないかと思うんですけどねぇ。

 

 

まぁ、推測でいくら物を言っても仕方ない。

 

 

 

何が言いたいかというと、これまた某市とは結構違った!!

 

 

某市在住歴の長い日本人から「某市は最近4~5年でマナーが飛躍的に向上した」と聞いていましたが、なるほどでした。めちゃくちゃ納得。

 

 

 

北京市民なのか、地方民なのか、存じ上げませんけども・・・

 

 

マナー悪っ!!!

 

 

最初に感じたのは、横断歩道を渡るとき。

 

日本だったら横断者優先が当たり前で、渡り終わるまで車は手前で止まって待ちますよね。

 

某市は日本に比べると、車が横断者の前後スレスレを通ったりというのは確かにあるんですけども。

 

北京は某市の比じゃなかった。

車を運転してるのはさすがに地方民じゃなくて北京市民でしょう。

 

横断してるときにじりじりプレッシャーかけるな!!!

近いよ!!近付き過ぎだよ!!

危ねぇわ!!

ぶつかってくるかと思ったわ!!

 

 

 

あと、目に余るなと思ったのはこれ。

 

子ども(~5歳くらい)に歩道などで用を足させてしまう親。

小さい子どもはどうしても我慢できなくなってしまうこともあるのは分かります。

でも、3泊4日で何回見かけたかなぁ。

せめてもう少し人の多いところを避けてくれよ・・・

 

 

 

最後はこれ!!

 

あなたたちは、常に前を行く人を追いかけ、追い越すように義務付けられているんですか?

 

っていうくらい、前に前に出すぎ。

 

 

ここ順番関係なくね?

一人二人追い抜いたところで何もないでしょ?

 

と思うような場所でもぐいぐい行く。

 

階段や狭いところでも我先に行こうとするので、本当に危ない。

押されて落ちるわ!!

中国人同士、よく何とも思わんな!!

 

 

 

ということで。

 

某市も似たようなもんなんですが、北京の方が遥かにマナーが悪いという気付きでした。

某市のマナーが向上しているというのは本当だったんだな。

 

 

 

 

泊まったホテル

 

 

以前から自宅マンションの不具合に散々悩まされてきたので、ホテルは安さ重視では選びません。

 

それなりにきちんとしたホテルでも、特に水回り系のトラブルは覚悟の上。

シャワーのお湯が出ないとか、排水がスムーズにいかないとか。

 

 

でも、今回のホテルは大当たりでした!!

綺麗で快適!

水回りも空調も問題なし!!

やったーーーーーーー!!!

 

 

ちなみに。

 

部屋にはWi-Fiが備え付けられていますが、こんなカードが置いてありました。

 

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これらのインターネットサービスは、部屋のWi-Fiでは使えませんってことですね。

中国のネット規制に引っ掛かります。

 

Thank you for your kind understandingじゃねぇっつーの。

不便だわバカ。

私たちは普段から中国に住んでて分かってるからいいけども。バーカ。

 

 

 

朝食はバイキングでした。

食堂はこんな感じ。

国慶節中なので、食堂も国旗だらけ。

赤い風が吹く食堂になってます。

 

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その中国一色の中に、なぜか「江戸前寿司」ののれん。

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しかも、のれんの下に江戸前寿司が置かれているわけではない。

中華まんが並んでます。なんでやねん。

 

 

 

さて、ホテルの部屋にも食堂にも食事にも、文句は全くなかったんですけどね。

 

1つだけ残念すぎることが。

 

 

 

2日目の朝8時頃、部屋のドアを突然トントンとノックされました。

何かと思ってドアを開けると、ルームメイクのおばちゃんが立っています。

 

「まだ出ないのか」と。

 

いやいや、チェックアウトは12時でしょうよ。

早く出ろって急かす奴がおるかい!

 

 

4日目にも来ました。

 

「今準備中だ」と言ったら、部屋の中にバケツとか運び込み始めて。

 

いやいやいやいやいや!!!

まだしばらくは準備中!!!

すぐには出ないから!!!

 

 

実はチェックインしてすぐのときにもよく分からない用事でホテルのスタッフが部屋に来たし。

3泊4日で計3回。

 

3日目は早朝からバスツアーに行っていましたが、部屋にいたらきっと来たでしょうね。

 

落ち着かんわ。まじ卍。

勘弁してちょんまげ。

 

 

 

 

 

・・・あら?

 

せっかくの楽しい北京旅行だったのに、最後の最後でまた悪口言っちゃってますね。笑

 

 

遺跡はとっても素晴らしかったですよ。

見応えがありましたし、やはり現地に足を運んだからこそ感じられるものがたくさんあって。

 

 

あと北京ダック。

あれだけリーズナブルでおいしいのは、やはり本場だからこそでしょう。

 

 

遺跡も北京ダックも、何度でもリピートしたいくらい良かったです。

 

 

いや、市民のマナーが悪いとか、ホテルの部屋を訪問してくるなとか、ぶっちゃけ大したことではなかったんですよ。

日本や某市と比較するので、記事に書くとこんな感じになっちゃいますけど。笑

 

海外旅行に行ってこの程度だったら、全然問題ないレベル。

トラブルは何もなかったですし。

 

 

北京旅行、楽しかったですよー!!

旅行するなら某市よりオススメです!!

某市はディズニーランドと、あとはぼちぼちですから(おい)。

 

 

実は他にも書きたいことがちょこちょこあったのですが、旅行記を一旦締めたいので、とりあえずこれにて終了~!

 

お読みくださってありがとうございました(*^^*)

 

 

星の見えないこの街で

この街は星が見えない。

 

ビルの明るすぎるイルミネーションのせいか、大気汚染のせいか。

その両方か。

 

ちなみに、私は先日の健康診断で両眼とも視力1.5を叩き出したので、私の目が悪いのではない。

 

もちろん裸眼で。

視力が良いのは、昔からの数少ない取り柄の1つ。

 

 

 

 

私の住んでいるマンションは、川沿いの煌びやかなビル群から徒歩30分の距離にある。

 

 

この街のビルは、東京よりも形やイルミネーションのデザインが凝っていて、とても派手だ。

単調な四角柱のビルを探す方が難しいかもしれない。

 

 

赤、青、黄色、緑・・・

ビルの壁を上から下まで駆けめぐる光。

  

ビルがよく見える場所では、毎日必ず誰かがスマホを掲げて写真を撮っている。

 

ビル群を一望できる川の対岸が、この街随一の夜景スポット。

一般的に「外灘(The Bund)」と呼ばれる。

 

 

 

都会に住んだことがなかった私は、初めてビル群とイルミネーションを見たときには心が躍った。

 

写真もたくさん撮った。

スマホの画像フォルダには、街のシンボルであるピンク色のタワーが並んでいる。

 

 

 

 

 

しかし、2年半経った。

 

 

ギラギラと輝くビルは、私に美しい思い出以外の何も与えてはくれない。

 

毎日見ても、旅行や出張で一度だけ見ても、感想はきっと同じ。

 

 

 

「綺麗だね」

 

 

 

その光を放つビルさえも霞んでしまうことが珍しくないのだから、やはり星が見えないのは大気汚染のせいもあるのだろう。

 

今年ももうすぐ汚染の悪化する季節を迎える。

 

 

 

 

 

昨年までは、この街でどうやって生きていこうか、と毎日考えていた。

 

仕事に就けない、友人もいない。

友人どころか、言葉の通じる人がいない。

 

 

結局、多忙な夫を支えることを頑張るしかなく、毎日せっせと部屋を掃除し、クックパッドと睨めっこしながら様々な料理に挑戦した。

 

 

働いている夫に比べれば全然大したことはないのだけど、異国での生活は決して楽ではなかった。

最初は1人で買い物に行くのも、バスに乗るのも怖くて、小さな子どものように緊張したのを覚えている。

 

 

 

しかし、「働いている夫に比べれば全然大したことはない」と思うと、夫に不安をぶつけてはいけない気がした。

夫のストレスが10だとすると私はせいぜい1くらいなのだから、私はいつも夫を労わらなくては。

 

 

家族や友達にも話しにくかった。

心配されたり、憐れまれたりするのは嫌だったし、「働かなくても生活できるのに贅沢な悩みだ」と思われる気がして、打ち明けられなかった。

笑い話にできるくらい時間が経ったら、ようやく話せるくらい。

 

 

 

毎日たったの1だとしても、ゼロではなかった。

確実にストレスは溜まっていった。

本当は私も誰かに労わってもらいたかった。

 

 

 

夫は、休日は家にいることが多かった。

ずっと寝ているか動画を見ているかのどちらか。

 

私はあまり寂しがり屋ではなく、お一人様も平気(むしろ好き)、ホームシックにもならないし、「旦那元気で留守がいい」と思っている。

 

だけど、私は夫の目に映っていないのかなと、さすがに虚しくなった。

毎日部屋がきちんと片付いていて、食事が出てくれば、私なんかいなくてもいいんじゃないのか?

 

私は大好きだった仕事を辞めて、家族や友人たちとも離れて、夫の仕事のためについてきたのに。

夫もついてきてくれと言ったし、夫の会社も同行推奨だったから、思い切ってついてきたのに。

最終的に決断したのは私自身だから、恩着せがましいことは言いたくないけど。

 

 

それでいて、夫は触りたい気分の時は好き放題に触ってきた。

朝だろうが、リビングだろうが、私のテンションなんかお構いなし。

 

 

「私はセックスのできる家政婦なんでしょ」

 

夫に思わずそんな言葉を投げつけて、けんかになった。

 

 

仕事のプレッシャーと戦うだけで精一杯なのに、家とスーパーを往復するだけの嫁に「もっと私にも気を遣え」と泣き喚かれ・・・

客観的に見たら、夫の方がよほど気の毒だっただろう。

 

夫に気を遣わせないように、手を煩わせないように暮らすのが、子無し駐在妻の務めみたいなものなんだから。

 

 

 

 

「こんな生活、つまらない」

 

誰かに言おうとして、何度も飲みこんだ。

 

 

自分の生活を他人に面白くしてもらおうとしてるの?

そんな言葉を口にしてはだめ。

つまらないのなら自分の責任。

嘆いている暇があったら、何とかする方法を考えろ。

 

 

 

夫の帰りが遅くなる日、わけもなく一人で外灘の夜景を見に行ったことがあった。

 

やはり星は見えなかった。

川の向こうに見えるビルたちが、ステージに立ったアイドルのように歌い踊る。

 

 

この美しい夜景を愛でるだけであと4年も過ごせるだろうか。

 

 

せめて星の1つでも見えれば。

自分の歩いていく方向が分かるのに。

 

 

ビルの灯りに照らされることのない暗い心を抱えて、多くの人々で賑わう外灘を後にした。

 

 

 

 

 

こんな鬱々とした毎日を送っていた頃を思えば、その後の私は随分頑張ったのではないかと思う。

 

 

2018年は、在住日本人のバスケサークルに加入し、現地企業でバイトを始め、現地人の友達もできた。

2019年には語学試験にも合格した。

 

 

 

 

以前は夕方5時頃までには買い物を済ませていたけど、バイトの後にスーパーに寄って帰ると早くて夜7時半になる。

 

 

疲れたなぁ、買い物袋重たいなぁ…と、マンションに入る手前で夜空を見上げた。

 

 

 

すると、マンションの棟と棟の間に星が1つ見えた。

 

1つだけだったけど。

 

 

 

あれ?

 

 

なんだ。

 

 

見えるんだ。

 

 

夜、ビルの光が遮られる場所なら、見えるんだ。

今まで気付かなかった。

 

バイトを始める前はいつも暗くなる前に帰宅していたから、見えなかったんだ。

 

 

 

私の毎日はもうつまらなくない。

 

 

 

 

 

しかしながら。

 

 

この街での生活はすでに折り返し地点を過ぎた。

 

日本に帰ってからどうするのか?

 

今度はそれを考える時期にさしかかっている。

 

 

 

夫が今の会社で働き続けるなら、また数年後に転勤になる可能性が高い。

国内でも、海外でも。

 

そうなると、私は正社員での就職は難しいのだろうか。

アルバイトや派遣など、非正規で働くことになるのか。

 

 

じゃあ、また塾講師のバイトする?

 

塾業界は常に人手不足だし、経験者は優遇されるので、採用されるのはおそらく簡単だ。

 

だけど、塾講師の仕事は好きだけど向いていないので、またやりたいかと言われると正直考えてしまう。

 

生徒との戦いの日々は、やりがいは確かにあるが、私には辛すぎる。

 

 

夫もあまり歓迎しないだろう。

私が塾で働き始めたら、授業を作るのに持てる時間の全てを注ぎ込んでしまい、毎日家事をする余裕がなくなるのは目に見えている。

 

 

生活時間もずれる。

塾は13時半~22時頃が定時なのだ。

土日休みではない場合も多い。

 

 

 

だったら、語学やバイトの経歴を活かすか…

 

 

私のバイトは営業アシスタント。

内勤なので商談に行ったりはしないが、顧客と電話やメールのやり取りはあるし、営業の仕事の全体像も一応分かっているつもりだ。

 

 

 

そう思っていたところ、ある駐在妻友達に言われた。

 

「バイトしてたことを履歴書に書いたら、違法就労について何か言われないかな?」

 

 

この国では駐在員の家族の就労は認められていない。

私は「まぁバレないでしょう」という仕事をしているけれど、万一警察にバレたら夫もろとも強制送還なのだ。

夫の会社にもどれだけ迷惑がかかるか分からない。

 

 

確かに、「本当は法律違反だけど、バレないような職場だし、周りの駐在妻もバイトしてたので私もやってました」なんて採用面接で言えるか。

規範意識や危機管理意識が低いと見なされてしまう。

 

 

じゃあ、4年半もの間、一切働いていなかったことにしなければならないの?

 

違法ではなかったかのように、何か上手い言い訳を考える…?

 

今頑張っていることが、将来の障害になるかもしれないなんて。

 

 

 

 

 

今年ももうすぐ大気汚染の悪化する季節がやって来る。

 

 

光を放つビルさえも霞む。

見えていた星も見えなくなる。

歩いていく方向が分からなくなる。

 

次の夏を迎える頃には、また星が見えるようになっていてほしい。

 

 

 

祝・建国70周年!北の都に行ってきた(4)

こんにちは!

待宵スークです。

 

北京旅行記第4回をお届けしますー!

前回のラストで「北京、悔いなし」と言いましたが、まだ終わりではありません!笑

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

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10月5日(4日目)

 

 

最終日となる4日目に行ったのは頤和園(いわえん)!

 

  

清の全盛期を創出した乾隆帝が、母の還暦を祝って造営した庭園。

その後、清王朝の衰退とともに荒廃し、第二次アヘン戦争で英仏軍により焼失。

1800年代末、西太后によって再建されました。

こちらも世界文化遺産でございます。

 

 

 

実は頤和園は「悔いあり」なんですよね…

 

 

 

まず、時間が足りなかった。

 

旅行4日目・前日が早起きで疲れていたせいもあり、ホテルで朝ごはんを食べた後に私も夫もダラダラしてしまって。

 

 

チェックアウトして荷物だけホテルに置かせてもらうことにしていたので、この日の動きはこんな流れ。

 

ホテル

頤和園

ホテル

高速鉄道の駅

 

 

高速鉄道は17時だったのですが、発車1時間前には着かなければならない。

その前にホテルに戻って荷物を受け取らなければならない。

 

逆算すると頤和園にいられるのは14時半くらいまで。

 

で、結果的に頤和園の全てを回りきれなかった。

 

ああーーーーー!!!

だらけなきゃ良かったあーーーー!!!

 

 

頤和園に到着したのは、まさかの11時半。

 

ああああーーーーー!!!

私たちのばかーーーーー!!!

 

 

でもですね。

この日のお天気は素晴らしかった!!!

 

秋晴れオブ秋晴れ。

 

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暑くも寒くもない!!

さわやか!!

青い空!!!

 

やはり北京旅行は秋!!!

国慶節に来てよかったーーーーー!!!

 

 

何か第1回からずっと暑いだの寒いだの天気のことばかり書いてる気がしますが、でも旅行で天気や季節ってめちゃ大事ですよね?

 

別に国慶節に北京行くのやめろと言ってきた人たちを見返したいわけじゃないですよ?断じて。ザマミロとか思ってませんからね?

 

 

今回行った主な観光地は故宮、万里の長城、明の十三陵、頤和園ですが、十三陵の地下宮殿を除いてほぼ屋外です。

 

気温0℃とか35℃は絶対無理。

せっかくなのにゆっくり見てられない。

屋内に避難しようにも、そういう場所が施設内にあまりないですし。

 

秋最高。ビバ秋。

 

 

じゃあ春でもいいんじゃない?と言われそうですが、たぶん空気があまり良くないんじゃないかな…

誰かに聞いたわけじゃないので予想ですが。

 

 

 

 

頤和園は故宮よりもさらに広く、その面積の大半を占めるのが大きな人口湖。

つまり、頤和園のメインは景色の素晴らしさといってよい。

 

見てこれ!!!

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天気が悪かったら対岸は見えなかったでしょう。

時間がなくて湖の反対側まで行けなかったのが残念すぎますが(泣)

 

 

 

といいつつ、建物ももちろん美しい。

 

どーーーーん!!

 

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色を鮮明にする加工とか一切なし。

 

頤和園のシンボル、仏香閣。

青い空に八角三層の華やかな塔がめちゃ映える。

 

 

この仏香閣を上っていく階段が結構急で。

 

これ上るのキッツイなぁー。

皇族たちはお神輿(?)みたいなのに乗って従者に上らせたのかなぁー。

 

と思ったのですが、後で調べたら乾隆帝は自らの足で上ったという伝説があるらしいです。

 

疲れるけど、上りきった塔から見渡す庭園は絶景!

これが乾隆帝や西太后の見た景色!!

(この写真は実はまだ塔の途中(笑))

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遠くにはたくさんのビルが見えます。

時の流れを感じますねー。

 

 

 湖側から見た仏香閣。

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しかしながら、頤和園は激混み!!

 

人口密度でいうと、一番高かったかも。

 

これは「長廊」という文字通り長い回廊なんですが、混み合い過ぎててずーーーっと行列みたいになってました。

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長廊から見た湖。

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この長廊、屋根(?)部分もすごく凝っていて、梁にはたくさんの絵が並んでいます。

 

実はこれが私の頤和園の後悔2つ目。

 

14000枚にも及ぶ梁の絵は、支配者である満州族に関するものではありません。

漢民族の歴史や文化が描かれているのです。

日本人もよく知っている、三国志や西遊記をテーマにした絵もあるのだとか。

 

第2回でも触れましたが、清王朝は漢民族の文化も取り入れていく方針で統治していました。

ここにもその一端が、ということですね。

 

 

 

 

・・・って、

 

 

私それ見てねーーーーーーーー!!!

 

 

知らなかったーーーー!!!

調べてなかったーーーーーー!!!!

 

 

というのも、国慶節の前はネットの規制が普段以上に厳しくなり、YahooやGoogleの検索があまり使えなかったんですよね・・・

 

もしちゃんと調べられてたら、一枚一枚の絵をもっとしっかり見たのにーーー!!!

 

「ほえ~。これ全部違う絵なのかなぁ。こんなにたくさん、ネタ切れしそうだわ~」くらいしか考えてなかったーーーーーー!!!泣泣

 

 

先述の仏香閣の階段を乾隆帝も上ったという話とかもね・・・

だから何ってことはないけど、やはり遺跡にまつわる伝説とかは知っておきたかったよね・・・

 

故宮みたいに音声ガイダンスの機器を借りれば良かったんですが、時間がなかったのでやめちゃったんですよね・・・

 

 

時間が足りなかった。

下調べが十分にできなかった。

 

これが「悔いあり」。

 

はあ・・・本当にめちゃくちゃ悔やまれる。

いつかリベンジしたいなぁ(T^T)

 

 

 

 

 

頤和園からホテルに戻って荷物を受け取り、北京南駅へ!

 

 

北京南駅から高速鉄道に乗って某市へ帰ります。

所要時間は4時間半くらいだったかな?

 

日本でいう新幹線ですが、セキュリティは中国の高速鉄道の方が厳しいです。

 

荷物は全てX線検査を通し、切符だけでなく身分証の提示も必要。

外国人ならパスポートですね。

 

手続きの列に並んでいるとき、駅員のお兄さんに「私たち外国人なんですが、この(中国人と同じ)列でいいんですか?」って聞いたんですけど。

お兄さんは「ああ、はい」みたいな感じで。

 

手続きの順番が回ってきたところで別の駅員さんに誘導される。

おい兄ちゃん、仕事しろ。

 

 

あ、そうそう。職場へのおみやげも買いました。

 

他の国は分かりませんが、中国って個包装で数がたくさん入っているお菓子がなかなか売ってない。

日本ではおみやげの定番なのに。

日本はどこの観光地に行っても、ロゴや絵の入った可愛い個包装のご当地お菓子が売ってるのに。

 

あとは、日本人にとっておいしいか・おいしそうに見えるか。笑

 

北京南駅は幸い比較的選択肢がありましたが、今回行った他の観光地にはあまりめぼしいものはなかったです。

中国に旅行して、おみやげにお菓子を買おうと思う場合は、空港か高速鉄道の大きな駅で買い物時間を確保しましょう(この記事で唯一の有益情報)

 

 

高速鉄道は、手続きを終えてから乗車までの間、ずっとゲートに並んでいなきゃいけないのが辛い。

すっごく蒸し暑くて。

この場所には空調がないみたいだから、真冬だと極寒ってことかな・・・

 

しかも、日本の新幹線と違って30分くらいフツーに遅延します。

まぁそれくらいは想定内なので構いませんが、結局1時間くらいは並んでたかも。

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列車は特等(?)、1等、2等に分かれていて、私たちが予約していたのは1等の席。

2等の車両はカオスらしいです。

もちろん特等や1等より安いけど、おすすめしません。

 

 

1等の車内はとてもきれいで快適でした。

日本の新幹線くらい。

足元も広いし、墜落の心配がないし、私は飛行機より好きだなー。

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車内販売もあります。

お菓子ではなくカットフルーツの種類が多いのが中国らしい。

私と夫は北京南駅に行く前に日系スーパーで買ったお菓子をずっと食べていました(笑)

食堂車は、今回は利用せず。

 

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 ということで、あとは特に問題なく某市の駅に到着。

タクシーで帰宅して、3泊4日の北京旅行は無事に終了~!

楽しかった~~~!!

 

 

次回で北京旅行記はラストです!

何やかんやで実はまだ書き終わっておらず、ちょっと記憶があやふやになってきてピンチ!笑

 

まぁ頭の中で8割は出来上がってるから大丈夫でしょう。

 

ではでは、お読みくださり、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

祝・建国70周年!北の都に行ってきた(3)

こんにちは!

待宵スークです。

 

北京旅行記第3回!

 

1・2回目はこちら。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

10月4日(3日目)

 

 

北京3日目は丸1日オプショナルツアー!

 

1.万里の長城

2.翡翠(ヒスイ)工場見学&昼食

3.明の十三陵

4.中国茶体験

 

北京市内といっても、どこでも交通の便が良いとは限りません。

ということで、1日にお楽しみ満載のバスツアーを予約しました。

 

 

バスが朝6時半~7時でいくつかのホテルを回ってツアー参加者を乗せていき、出発進行~!!

 

 

 

 

But!!!

 

実はこのツアー、ベリー シリアス プロブレム フォー ミー があったのです。

 

マイハズバンドにとってはノープロブレム。

 

 


 

 

そう、ツアーガイドが
スピーキングイングリッシュ!!

 

 

 

つまり、英語ガイドのツアーなのです。

同じ行程で日本語ガイドのツアーがなかったため・・・

 

 

いいですか、読者の皆様。

海外在住2年半の私の英語力を舐めちゃァいけません。

 

 

何と小学生レベルです。

もはや中国語の方がマシ。

 

英語でバリバリ仕事してる夫とは大違い。

 

 

 

最初の目的地である万里の長城に向かっている間、中国人女性のガイドさんが流暢な英語で挨拶やらツアーの注意事項やら話してくれます。

 

頑張って耳を傾けていたけど何を言ってるかサッパリ分からなくて、いつの間にか寝てました(ごーーん)。

 

はっきり聞き取れたのは、「北京旅行は秋がベストシーズン」っていうくだりだけかな。

国慶節に北京なんかやめとけって言ってきた人たち、聞こえたか!

北京旅行を知り尽くしたベテラン(っぽく見える)ガイドさんが、秋が最高とおっしゃっているぞ!!

 

やはり我々の選択は間違ってなかった!というのを確認し、あとは爆睡。

 

 

 

 

1時間半ほどバスに乗り、万里の長城に到着!!

 

 

 

 

But!!! 

 

 

 

この日はあいにくの雨。

 

しかも、さっっっむ!!!

 

何これ!!?

冬!!?

冬なの!!?

 

昨日は夏みたいな暑さだったじゃん!!

熱中症になったらどうしようって心配になるくらいの暑さだったじゃん!!

 

ホテルを出たときから寒かったけど、万里の長城は山だからさらに寒い!!

 

 

 

小雨の中を少し歩いてから、ロープウェイに乗ります。

万里の長城があるところまで徒歩で行くこともできるそうですが、ツアーなので時間短縮のため全員ロープウェイ。

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 結構速い。

ぐんぐん登っていきます。

 

 

 

雨で視界が悪いですが・・・

 

 

 

うおおおおお!!!

見えた!!!

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教科書で見たことあるやつ!!

塾の生徒たちに「北方の遊牧民の侵入を防ぐために造られたんだよ~」って教えてきたやつ!!

 

 

これが!!

万里の長城!!!

 

ついに来たあああああああ!!!

 

すっげーーーーーー!!!!

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ってか、

 

 

さむーーーーーい!!!!!

 

かっぱ着てるし、雨は大したことないけど、風が強い!

風が冷たい!!

 

冬!?

冬なの!?(2回目)

 

 

 

こんな気候の中、昔の人々は手作業でこの城壁を築いたのか・・・

10月でこれじゃ真冬はどれだけ寒いんだ。

キツイなんてもんじゃないな。

 

山だから危険も多かっただろうし。

稜線に城壁を造るんですもん。

 

国慶節の連休が明けた後、バイト先の中国人さんに「万里の長城は世界一大きいお墓だって言われてますよ。建設作業中に亡くなった人があの下にたくさん埋まってるんだって」と言われました。

 

納得。あそこで作業したら死にます。

 

こんなんで報われるか分からないけど、あなたたちが築いた城壁は宇宙からも見えると言われるほど立派な姿になって(実際は見えないらしいけど)、日本人なら子どもたちですら誰もが知っていますよ、そしてその城壁が守った中国は世界をリードする立場に登りつつありますよ、と死んでいった彼らに伝えたい。

 

 

 

途中に砦みたいな見張り台があって、

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そこから覗くとこんな感じ。

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この見張り台、狭くて急な階段を昇り降りしなきゃいけないので、結構怖い。

 

中国人さんよォ・・・こんな場所でまで先を争わなくてもいいじゃん・・・

危ないから押さないでおくれよ。

 

足元に全神経を集中させるため、階段の写真は撮ってません!

 

 

 

 

万里の長城全体、すごくしっかりした造りなんだけど、どこまでが昔造られたもので、どこからが観光地化の後に造られたのか気になる。

よく見ると排水設備なんかもあるんですよ。

 

修繕とかは定期的に行われてるんだろうけど。

でも、修繕といってもこれだけ長いと大変やな・・・

 

と思ったら、観光地としてきちんと整備されてるのはごく一部で、大部分は明代に造られたままで少しずつ劣化していってるらしいです。

 

ちょっと切ないですが、まぁそうなりますわな。

 

現存する城壁の長さは約6200kmだって。

日本列島が約3500kmなので、その1.8倍近くもある!!


1年に62km修繕しても100年かかる計算。

無理ゲーですね。

 

明代から手付かずの城壁も見てみたいけど、中国の法令で立入禁止になっているそうです。

 

 

 

どこまでも続くように見える城壁。

もっともっと遠くまで行ってみたかったですが、バスに遅れるといけないので早めに引き返しました。

 

 

 

バスに戻って、次の目的地へと向かいます~。

 

 

 

 

翡翠工場に到着。

 

 

ここでは、翡翠を加工している職人さんを間近で見ることができたり、置物やアクセサリーなど様々な翡翠製品を買い求めることができるのですが・・・

 

 

如何せん、全体的に地味でして。

そして値段が高い。本物ですから。笑

 

ツアー参加者(英語ツアーなので、私たち以外ほとんど欧米人)たちは少し眺めただけで飽きている様子でした。

 

翡翠はとても美しいし、加工技術も素晴らしいんですけどね。

写真は撮れませんでしたが、これ本当に1つの石からできてるの?嘘でしょ?と思うような精巧な作品もありました。

 

 

私と夫はわりと買う気であれこれ見ていたんですが、一口に翡翠と言っても、色や模様は実に様々。

 

夫はちゃっかり黒い翡翠のブレスレットを購入。

私はどうしようかなーと迷ったんですが、老け顔なので翡翠のアクセサリーはオバサンぽく見えそう…と思えてしまって結局何も買わず。笑

 

 

 

その後、博物館に併設されているレストランで昼食。

 

 

10人くらいで1つの丸いテーブルに座ります。

 

中華レストランといえばコレ!って感じの、ぐるぐる回る円卓です。

メニューは家庭料理っぽい感じかな。

 

 

 

But!!

 

 

 

あんまりおいしくない(ごーーーん)。

いや、マズイわけじゃないんだけど・・・

味云々というより、めっちゃ冷めてる。笑

 

それと、せっかくの北京旅行だから中国らしいテーブルセットで中国料理をいただくのはいいとして・・・

 

円卓に並べられた大皿料理に、取り箸とかトングが置かれてない。

まじか・・・

みんな自分のお箸で取るしかないの?汗

 

そういうもんなのかな・・・

諦めて食べる。

 

 

そして部屋が寒すぎ。

少しでも暖を取りたくて、熱いお茶のカップをホッカイロ代わりに手で持っていたくらい。

落ち着いて食べてられん。

 

ツアー参加者みんな腕をさすったり肩を縮こまらせたりして、寒いアピールしてるよー!

店員さん気付いてー!笑

 

 

 

 

昼食が済んだら、次は「明の十三陵」へ!

 

 

 

相変わらず寒いけど、雨が上がって少し明るくなってきました。

 

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明の十三陵は現存する中国最大の陵墓群で、世界文化遺産「明・清王朝の皇帝墓群」の一部。

明王朝13人の皇帝や皇后たちが眠っています(明の皇帝は全部で16人)。

 

 

敷地内は緑が多く、とても静かで時間がゆっくり流れている感じ。

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ここはガイドさんの案内でツアー参加者全員一緒に見学したので、なかなか写真が撮れず…

もっと撮りたかった…orz

 

 

一般公開されている陵墓は3つだけ。

そのうち、万暦帝の陵墓である「定陵」は発掘されており、地下宮殿の内部を見学することができます。

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今は壁がコンクリートで固められて、照明もついてるけど、400年前とかどうやって造ったんだろう。

かなり広くていくつかの部屋に分かれているので、手作業で造るなんて気が遠くなるな…

 

地下宮殿内には発掘された遺品も展示されています。

 

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外に出たら、何やらイベント?をやっていました。

明代の皇族、貴族、軍人の衣装を着た人たちのファッションショーみたいな感じ。

 

頭の飾りがめちゃ豪華!!重そう(笑)

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欧米のドレスももちろん綺麗だけど、中国的な美もやはり素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

最後は中国茶体験。

 

私は中国のお茶屋さんに普段からちょくちょく行っているので、そこまで新鮮味はありませんが、いろんなお茶が飲めるのでわくわく。

 

解説をしてくれたのはチャイナドレスの綺麗なおねいさん。

もちろん英語ペラペラです。

手付きも鮮やかで、ふつくしい・・・

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烏龍茶、プーアル茶、ジャスミン茶、ローズマリー茶、フルーツ茶の5種類。

どれもいい香り。

寒かったので、温かいお茶でほっこりしました。

 

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体験の後は茶葉や茶器等のお買い物タイム。

 

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うちには中国茶が常備されているので特に必要ないなーと思っていたら、突然「ジャスミン茶がほしい」と言い出す夫。

 

え…別にいいけどジャスミン茶なんて好きだっけ?と聞くと、「うん、俺は好きだよわりと」とあたかも前からそうだったんだと言わんばかりの表情。

 

疲労回復に効くらしいから、会社で飲む!とのこと。

小さめの缶1つお買い上げ。

 

 

ちなみに、この記事を執筆している本日は旅行から3週間以上経っていますが、ジャスミン茶は未だに開封されておりません。

うん。こうなるだろうなと私は分かってたよ。

まぁせっかくの旅行なので良しとしましょう。

 

 

 

 

全ての行程が終わり、ホテルに到着。

 

 

 

 

そして!!!

 

 

夕食は念願の北京ダック!!!

 

これを食べに来たんです!!!

 

 

とはいえ元々宮廷料理だし、ある程度お金出さなきゃいけないのかなと思っていました。

でも、調べてみると意外とリーズナブルで大衆的なお店も多いんですね。

 

 

ホテルから歩いていけるお店を予約して、いざ!!レッツダック!!

 

 

 

の前に、スタバへ寄り道。

 

夫が北京限定のマグカップをほしがったので。

各国や各都市でその地名の入ったデザインがあるんですよね。

 

別にいいんだけどさ、前に香港行ったときもシンガポール行ったときもそんなん買わなかったし、何なら今住んでる某市のマグカップも買ってないよね?

 

夫「でもバンコクのは持ってるじゃん」

 

ふーん…(笑)

夫は気まぐれコレクターなんです。

(徹底的コレクターよりいいか笑)

 

 

 

予約の時間が来るまでスタバで過ごし、レッツダック!!!

 

 

 

店内は明るく解放的。

リーズナブルなだけあって、若いカップルや家族連れもたくさんいました。

 

 

 

コースの最初に来たのはこれ。

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中国ではよく見かける果物で、小さくて甘みの少ないりんごみたいな感じ。

蜜たっぷりの甘いりんごを食べ慣れていると、正直そこまでおいしくはないです。

なので、とりあえず放置。

 

 

 

あと、梅ジュース。

 

梅しそふりかけの味がしました。

梅干しの味でもなく、しその味でもなく、梅しそふりかけって感じ。

 

 

 

次に来たのは豆苗の炒め物。

これすっごくおいしかったー!!

写真撮り忘れた(泣)

あまり食べたことのない味でちょっと独特の甘さ。

何の調味料を使ってるんだろう…

 

 

次。

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見るからに辛そうな山の中に牛肉の唐揚げみたいなのが埋まってます(笑)

唐揚げ自体はそこまで辛くなくて、でも香辛料が効いてておいしい。

 

 

 

そしてついに!!!

キターーーーーーーー!!!

 

 

北京ダック!!

ベイジンカオヤー!!!

 

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テッカテカ!!

 

こんがりパリパリ!!!

 

春巻きの皮みたいなものにキュウリや白ネギと一緒に巻いて食べます。

 

 

でもせっかくだから、まずはダックだけで食べてみよう。

私は脂っこいものが好きなので、春巻きの皮とかキュウリとかで薄めたくないのよ。

 

 

ぱくり。

 

 

もぐもぐ。

 

 

もぐも・・・・

 

 

 

 

んんんんまい!!!!

 

おいすぃーーーーーーー!!!!

 

お・い・C ーーーーーー!!!!!!

 

溢れ出る脂!!

 

溢れ出る脂!!

 

溢れ出る脂!!

 

 

うん、アブラ感すごすぎ!!!!

続けて食べたらきっと胃がもたれる!!

だめだこりゃ!!!

 

納豆が単独より納豆ごはんの方がおいしいのと同じで、北京ダックも春巻きの皮と薬味があった方がいいわ!

 

 

 

いや、でもこれほんとに、ちゃんと巻き巻きして食べると本当に美味い。

お腹は満たされていくけど、口は飽きない。

 

うんんめぇ~~~~~~。

 

うんんめぇ~~わ~~~~~~。

 

 

旅行中に食べたものとしては、カヤジャム以来の衝撃か。←懐かしい!!

 

 

いやぁ、まいりました。

これはあかん。

おいしすぎました。

 

 

このコース、2人で3500円くらい。

2人でですよ。

 

コスパ最強かよ。

 

 

しかも、焼き上がった鶏を切り分けていくところのすぐ近くの席!

ラッキーすぎる偶然!!

 

おかげで写真も動画も撮り放題。

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包丁で切り込みを入れて皮をはがすと、肉汁がどばーっと出て脂が滴り落ちる!!

うわー!!どっちの料理ショーで見たのは大げさじゃなかった!!

 

子どもたちも興味津々。

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実はこれで終わりではなくて、最後にスープが出てきました。

 

たぶんあれです。

北京ダックとして食べる部分以外を使って作るやつ。

 

鶏白湯的な?

 

 

中国ではよくあることですが、スープがでかすぎ(笑)

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写真だと伝わらないかなー。

持ってたポケットティッシュと並べて撮ったんですけど。

深さもあるんですよ。この器。

 

2人前コースの中で、スープだけ量がおかしくない?

5人前はあるよね?

 

もうすでにかなり満腹。

あの春巻きっぽい皮がお腹にたまるんですよね。

来る前にスタバでココア飲んじゃったのもいけなかった。

 

いやいや、ココアのせいじゃない。

空腹に負けてココアを飲んじゃったせいじゃない。

スープの量が多すぎるんだ。

 

全部は飲み切れなかったけど、おいしかったです。

濃厚でした。

 

はあ~~~~~大満足。

北京、悔いなし。

 

 

 

ということで、3日目終了!

 

次回は最終日、4日目です!!

祝・建国70周年!北の都へ行ってきた(2)

こんにちは。

待宵スークです。

 

北京旅行記第2回!

前回の記事はこちらです。

 

matsuyoisouk.hatenablog.com

 

 

10月3日(2日目)

 

 

故宮(紫禁城)!!!

 

旅行会社のツアーを見ると故宮は2~3時間とかになってたりしますが、行ったことのある人によると半日はあった方が良いとのこと。

 

そのため、この日はガッツリ故宮day!!

 

 

故宮(紫禁城)とは

 

明清朝の旧王宮。

世界最大の木造建築群。

世界文化遺産に登録されている。

 

故宮の第一の門がかの有名な天安門です。

 

故宮の面積は725,000㎡!!

と言われてもよく分からないかもしれませんが、東京ディズニーランドが510,000㎡なので、それよりもさらに広い!

 

え?ディズニーランド行ったことない?

 

じゃあ、あれです。東京ドームでいうと15.5個分。

 

それも分からんという人はプロ野球の日本シリーズ見とけ!!

 

 

…って下書きの時点では書いてたんですが、ジャイアンツあっさり負けすぎやろがい。

東京ドームの広さをよく知らない人がこの記事を読んだら困るでしょうが。まったく。

 

 

 

 

前回の記事で書いた通り、国慶節中は警備強化のため最寄+前後の駅が利用不可なので、その先の駅で降りて歩いていきます。

 

電車の中や駅も混んでいましたが、外に出ると故宮に向かう人々がぞろぞろと行列のようになって歩いていました。

 

うおーーーーー。

やっぱり人が多いなぁー。

 

まぁ昨日は夜でもあれだけ人がいたんだし、こんなもんだよね。

そもそも激混みなのを覚悟してきたので、これくらいは問題無し。

お散歩気分でゆったり向かいましょ。

 

 

 

 

 

 

駅を降りてまっすぐ天安門に行けるのかと思ったら、交通規制で何やらぐるぐる回り道をさせられる。

 

ええ・・・最寄駅の1つ先からでも徒歩20分程度で着くはずだったのに・・・

 

日陰少ないし・・・

 

この日の北京はとても天気が良くて、日中の最高気温が30℃くらいでした。

まだ午前中だけど、あっつい・・・

 

これじゃあ到着する前に熱中症になりそう。

5年前くらいに炎天下を歩いてて熱中症になったことがあるので(しかも5月に)、それ以来ちょっと恐いんですよねぇ・・・

 

 

人が多すぎてのろのろとしか進まない道を、バイクで無理やり進んでいく奴もいるし。

クラクション鳴らしまくったって無理だから!

あなたの方が邪魔だし危ないっつーの!

こんな時まで我先に行こうとしないで潔く歩け!

 

 

 

結局、1時間半くらいでしょうか・・・

 

もはやどこに向かっているのかよく分からなくなるくらい遠回りさせられて、ようやく天安門広場に到着。

 

 

暑さですでに疲れ果てていましたが、天安門広場に入ったときの開放感といったら!
開放感の伝わる写真がないけど!! 

 

 

広い!!

青い空!!

テレビで見たことあるやつ!!

 

 

北京に来たぞおおおおおお!!!!

 

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ちょっと似てる。

 

 

天安門広場の先に「午門(ごもん)」という門があり、これが故宮の現在の正門。

午門より向こうはチケット制で入場者数が制限されています。

 

私たちは故宮のHPでこの日の午前中に入場するチケットを買ってたのですが、想定以上にぐるぐる歩かされたせいですでに11時を回っていました。

 

入れなくなってしまうと困るので、天安門広場をゆっくり見られなかったのが残念・・・

 

 とりあえず急いでGO門へGO!!!

 

 

 

 

故宮では、イヤホンで聴ける音声ガイダンスの機器が40元(650円くらい)で借りられます。

いろんな言語が用意されていました。

もちろん日本語もありますよん。

 

 

音声ガイダンスで聴いた説明はほとんど忘れちまいましたので(え)、ここからは写真多めで。

真っ直ぐ撮れてないけど、そこは皆さんの温かい心の目で補正してください。

 

 

 

これが午門。でかい。 

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向こうに見えるのが太和門(たいわもん)。

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広い!!

大きい!!

良いお天気!!

あつーーーーーい!!

 

日傘をさしている人もちらほらいますね。

この人ごみで日傘はちょっと…と思いましたが、この暑さでずっと屋外なので確かにしんどい。

 

 

お昼時だというのもあり、日陰のスペースがあればどこでも座って何か食べ始める中国人。

最初から故宮で食べる用にお菓子や昼食をちゃんと持参しているのが面白い(笑)

(太和門の中?というか下です)

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太和門を抜けると太和殿という大きな建物があります。

これが故宮の中で最も重要且つレベルの高い建築物だそうです。

 

よーーーーく見ると、屋根の先っぽのところにちょんちょんと何か並んでるの、分かりますかね?この写真だとほとんど見えないかな…

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これは、あのーーー、何だっけ・・・えーと・・・何かの動物か鳥とかそんな感じのをかたどったものでして、並んでいる数が建物のレベルを表しているのだとか。

太和殿は11個。

もちろん、故宮にある宮殿の中では太和殿の11個が最多です。

 

 

 

故宮には大小さまざまな建物や門があり、それぞれについて音声ガイダンスが「重要な式典を行った」「外国の使節と接見した」「皇后の住まいだった」とか教えてくれるのですが。

 

故宮の本来の名である「紫禁城」の「禁」は「庶民などが自由に入るのを禁ずる」という意味だそう。

 

明清代に君臨した皇帝たちは、まさか中国の庶民どころか私たちのような外国人にまで宮殿に踏み込まれ、音声ガイダンスによって「ここは皇帝の着替えに使われました☆」なんて説明されることになっているとは思うまい・・・

 

 日陰のスペースがあればどこでも座って何か食べ始める中国の庶民。

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太和殿に登って「これが皇帝の見た景色!!」とテンションが上がる外国人(私)。

歴代皇帝の皆さん、わたくし如きが同じ場所に立っちゃってすいませーーーん!!

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という冗談はさておき。

 

 

いくつもの巨大な建物、色鮮やかで豪華な装飾、広い庭。

皇族の持っていた富と権力を物語っています。 

 

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私にとって社会科の教科書の中の世界でしかなかった明や清の王朝。

かつて本当にあったんだなぁ、としみじみ感じました。

 

 

明や清の皇族たちが今もここから国を見下ろしているとしたら、現代の中国をどのように思っているんだろう、なんて考えてみたり。

 

 

19世紀以降、欧米列強に支配され、政治闘争が繰り返され、多くの命が失われ・・・

 

その歴史の上に立っているのが中華人民共和国。

 

 

中国が国際社会で存在感を増していくのを見て、彼らは喜んでいるかもしれない。

苦しい時代が長かったから。

 

 

古い時代の人々に思いを馳せると、この国の未来が明るいといいな、なんてちょっと願ってしまったりしてね。

 

 

「中国の未来が明るいということは、日本の未来は暗いということだ」って言われそうだけどね。

 

 

 

 

 

建物の看板には「〇〇殿」「〇〇門」と名前が書いてるんですが、漢字だけのものと、満州文字も併記されているものがあります。

明の皇族は漢民族、清の皇族は満州族なんですよね。

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でも、あくまでも「併記」。

漢民族の文字を消さずに残している。

 

国民の大多数を占める漢民族を力で押さえ付けたり、文化を否定したりしない。

国を安定して治めるために漢民族の扱いにどれだけ気を使ったか、それがよく表れていますね。

 

 

 

  

 

 

16時くらいまで見学し、故宮観光は終了。

 

うん、2~3時間なんかじゃ絶対無理!!

たっぷり時間を取って大正解。

暑さから来る疲労がなければ、もっとじっくり見ても良かったかも。

 

 

 

お昼ごはんを何も食べていなかったので、少し早いけど夕食のお店を決めることに。

 

 

私「北京ダックはいつ食べる?今から予約できるところ探してみる?」

夫「ジャージャー麺がいい」

私「もう昨日食べたじゃん!(北京ダックは?)」

夫「でもアレ何か違くね?麺がやたら太かったし」

私「まぁもっとおいしいのがあるかもしれないけど、ジャージャー麺2回は食べなくていい(北京ダックは?)」

夫「分かったよ、餃子ね」

私(北京ダックううううう!!!)

 

 

 

結局餃子に決定(-_-)

1日目と同じようにスマホで調べて、中華料理屋さんへ。

 

 

涼しい!やっと座れたー!

 

 

メニューを見ながら「チャーハンと~、焼き餃子(豚肉と白菜)と~、水餃子(エビ)と~」と何種類か注文しようとしたら、店員のおばちゃんに止められる。

「これ1皿15個だから、そんなに注文したら食べ切れないよ」と(笑)

 

なにーーーっ!??

おばちゃんありがたや。

結局、チャーハンとほうれん草の炒め物と焼き餃子の3つだけにしました。

 

こちら!(どどーーん)

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映えない写真だな(笑)

 

一つ一つが結構ボリューミーです。

親指と人差し指でつくった輪っかよりも少し大きいくらいかな。

 

形は違うけど、味は日本の餃子と似てました。

クセがなくておいしかった!

 

 

途中、隣のテーブルに座った女性(中国人)になぜか

「ここのジャージャー麺はおいしいですか?」と聞かれたので、知らないけど「結構おいしいですよ」と答えておきました。

 

隣に運ばれてきたジャージャー麺を見たら、やっぱり麺は太めでした。

これが本場中国のジャージャー麺なのか・・・

 

 

 

翌日は早起きなので、ホテルに戻ってシャワーを浴びたらすぐ就寝!

 

 

ではでは、(3)に続きます!

祝・建国70周年!北の都に行ってきた(1)

こんにちは。

待宵スークです。

 

 

 

私が住んでいるアジアの某国は、10月1日が建国記念日(「国慶節」)。

毎年そこから1週間が連休になります。

 

 

私は某国に2年半住んでいるにも関わらず、なんと某市以外に一度も行ったことがありませんでした。

 

 

いや、香る港には昨年夏に行きましたが、一応某国の一部だけど違うっていうか…ごにょごにょ(デリケートな問題なので明言は避けます)。

 

 

 

 

香る港のあれこれは置いといて。

 

元社会科教師としても、やはり某国に住んでいるうちに絶対に行っておかなければ!

 

私が住んでいる某市は比較的南にある大都市。

 

そして先日の連休で行ってきたのは、北の都!

 

これ、ノンインデックスとかにすれば検索に引っ掛からないようにできるのかな?

 

 

 

 

 

北京!!!!

 

Beijing!!!!

 

 

 

ということで、今回は3泊4日の北京旅行記をお届けします!

 

 

 

 

 

▲注意点▲

 

これから北京に旅行しようとしている方の役に立つ内容には、おそらくならないでしょう。

 

 

我々夫婦が旅行するときには、私が荷物全般の担当・夫が経路探索担当と決まっております。

 

つまり、私は夫のあとをついていっただけで、何も調べておりません(どーん)。

ホテルでキャリーケースの整理整頓をしただけです。

 

ただでさえ今回の旅行は直前まで日程がなかなか決まらず、かなりのドタバタで計画しました。

 

なので、参考にならない旅行感想文のつもりで読んでいただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

国慶節を迎える前

 

 

国慶節は、中国国内の観光地がとにかく混みます。

 

 

毎年1月~2月頃の「春節(旧正月)」も1週間の連休ですが、伝統的な祝日であり、中国人の大半が里帰り。

 

一方、国慶節は近年制定されたばかりの新しい祝日。

 

里帰りする人ももちろんいますが、国内外に旅行する人々が比較的多いのです。

 

 

 

国慶節が近付いてくると、日本人とその周りでは「国慶節はどうするの?日本に帰るの?」という会話があちこちで繰り返されます。

 

 

そして私が今年は北京に行きますと答えると、92%くらいの確率で

 

「ええっ!?国慶節に北京なんか行ったらめちゃくちゃ混むよ!」

「人が多すぎて大変だよ!?」

 

と言われました。

 

 

今年は中国の建国70周年に当たっており、首都北京では大規模なイベントも開催予定。

例年以上の大混雑が予想されていたのです。

 

語学学校の先生には、「何で今年の国慶節に北京なんか行くの」とまで言われて。

 

 

 

 

 

でもさー。

じゃあいつ行くの??

 

 

国慶節の北京が(今年は特に)激混みってことくらい、我々夫婦だって分かってますよ。

だけど、夫が自由に連休取れるわけじゃないからさー。

 

 

北京は歴史ある街ですから。

しっかり時間をかけたい見どころがたくさんあるので、3泊4日は必要。

3連休になる祝日は年に何度かあるけど、それじゃ足りないのです。

 

 

5日以上の連休は、国慶節(10月)、春節(1~2月頃)、夏休み(8月)。

 

北京は、真冬は極寒・真夏は酷暑なんでっせ・・・

 

旅行に行くなら秋しかない!!

てか他の季節は無理!!

 

 

 

そういうわけで、

 

「いつ行くの?国慶節でしょ!!」と決定しました。

 

 

 

 

10月1日(出発前日)~2日(北京の空港まで)

 

 

旅行や一時帰国の出発日は、どうしても出掛ける前にバタバタしてしまって、夫とケンカになりがち。

 

 

いや、嘘です。私が一人勝手にイライラするんです・・・

 

だって、夫は自分の準備だけすればいいけど、私は食器片付けたり洗濯したりゴミ捨てたり旅行の荷物まとめたりしなきゃいけないからさー(泣)

 

 

 

でも、今回は大丈夫。

旅行の前日から私も夫も仕事が休みなので、ゆっくり準備できる!

 

 

と思っていたのですが。

 

 

まさかの私が体調を崩す(ごーん)。

 

 

たまーにやってくるちょっと強めの頭痛で、寝れば治るやつだと分かってたんですけどね。

でも起きて何かできる状態ではなく。

 

結局午後は夜までずっと寝ており、旅行の準備は当日の朝することに・・・

 

 

 

はい。

もちろん通常通りバタバタして私は不機嫌になりましたよ。

 

 

だってさー、前日は夕食も作れなくて食材がたくさん余っちゃったから、それを出来る限り冷凍する作業とかも増えちゃってさー(泣)

 

なのに夫が悠々と動画見てたら「暇ならゴミ捨ててきてくれないかな(怒)」ってなるし、お茶飲みたいとか言われたら「今!?」ってなりますやん・・・

 

 

 

とりあえず、ほぼ予定通りに家を出ることができて一安心。

 

 

行くぜ!北の都、北京へ!!!

 

 

 

 

  

あ、空港とかは何も書くことないのかって?

 

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うーーーーん。

 

 

特にないですね。

 

 

午前11時台の飛行機だったんですが、朝から何も食べていなくて腹ペコだったので、空港内のカフェでクロワッサンサンドを食べたくらいですかね。

 

 

機内食もあるのに。

 

 

いいんです。

 

 

家に帰るまでが旅行だよ、ってよく言うでしょう。

「家に帰るまでが遠足」的なやつ。

 

ということは、行くときは家を出た瞬間から旅行。

 

旅行中は食べたいものを我慢してはいけない決まりになっていますよね。

だから空港でも食べたいものを見つけたら食べるのです。

 

 

 

搭乗前の手続きは至ってスムーズでした。

国内線なので出国審査とかもありません。

機内に持ち込む荷物の安全検査だけで終わり。

 

 

 

機内食は普通においしかったです。

写真撮り忘れちゃった。

中国の航空会社で中国国内を飛ぶのに、何だか日本の炊き込みご飯みたいなのが出てきました。

 

 

 

フライトは2時間半くらいだったかな?(テキトー)

 

 

定刻よりも少し早いくらいで、無事に北京に到着!!

 

 

 

 

 

10月2日(1日目)

 

 

北京は良いお天気でした。

少し暑かったかなー。

 

 

空港からは地下鉄でホテル付近まで移動。

 

 

国慶節中だからか、駅のセキュリティはやはり某市よりも厳しかったですね。

 

深緑の服を着た警備員が微動だにせず立っていて、展示用の蝋人形かと思いました。

まじまじと見てたら目が合った。笑

 

 

 

 駅に入る通路にセーラームーンのコラボ商品の看板があったので、つい写真を撮ってしまいましたよー。

 

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セーラームーンロード!

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ホテルに到着してチェックインを済ませたら、ベッドでごろんごろんしたりお茶を淹れたりして、しばらくまったりと休憩。

 

 

 

その後、北京駅まで予約済みの高速鉄道の切符を受け取りに行きました。

 

今回の旅行は、行きは飛行機、帰りは高速鉄道なのです。

私は高速鉄道にはまだ乗ったことがなかったので、わくわく。

 

 

 

 

北京駅とその周辺は、とにかく人が多かった!!

 

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先ほどは「春節と比べると里帰りする人が少ない」と書きましたが、駅には列車を待つ出稼ぎ民らしき人々がたくさんいました。

 

 

 

日本と中国で違うなぁと思うのは、こういうところ。

 

 

東京駅の大勢の利用者を眺めてみても、誰が東京の地元民あるいは上京民で、誰が出稼ぎ民かなんて見分けがつかないでしょう。

 

そもそも「出稼ぎ」自体があまりないですが。

 

 

北京駅の周辺には、清潔感のない服装でお腹を出して(暑いので服をまくってる)、地べたに敷いた段ボールに寝そべっている人たちがたくさんいました。

大きな荷物を枕代わりにしたりして。

 

上海の高速鉄道の駅でも同じ光景が見られたかもしれません。

 

それを馬鹿にしているとかではなくて、日本の「都市部⇔地方」と中国のそれは、やはり同じ感覚で考えてはいけないなーと。

 

中国ではあまり気軽に出身地を訪ねるべきではないと聞いたこともありますしね。

就職やビジネス、結婚にも出身地が大きく影響するとか。

 

改めて、そういう中国の事情を肌で感じました。

 

 

 

 

 

さて。

 

無事に切符を受け取って、少し早めの夕食へ。

 

 

 

せっかくなので北京らしいものを食べたい。

 

夫がスマホで調べながらジャージャー麺(炸醤面)とか餃子とかどう?と言うので、1日目の晩ごはんはジャージャー麺に決定。

 

北京らしいのかどうか私はよく知らなかったけど。

 

私はとりあえず北京ダックだけは絶対に食べたい、食べずには帰れない!と思っていたのですが、予約が必要かもしれないということで、2日目以降に回すことに。

 

 

 

中国の検索サイトで調べて、ローカルなジャージャー麺屋さんに入りました。

 

これがサクッとできるのは、すでに中国に2年以上住んでいるからですかね。

ドヤりたいわけじゃないのですが、読者様の参考にならなくてすいません(ドヤァ)(ドヤるんかい)

 

 

 

ここです。

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注文したものは以下の通り。

 

 

・コーラ(夫)

これは中国クオリティとかじゃなくて普通のペプシ。

 

 

・謎のジュース(私)

烏龍茶とか普通のオレンジジュースがなかったので、仕方なく。

何のジュースなのかは不明。

飲んでみた感じだと、グレープフルーツジュースにケチャップを加えたような味。

まぁ飲めるかな。

 

 

・ほうれん草のにんにく炒め

某市でも中華料理屋では必ず食べる。

安定のおいしさ。

(食べかけの写真ですいません)

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・麻婆豆腐

某市のと少し味が違った。

タレではなく、豆腐が何だか独特の味。

臭豆腐ほど強烈ではないけど・・・

 

 

・楊州チャーハン

フツウ。笑

ちょっと味が薄い。

ご飯がパラッとしてない。

麻婆豆腐のタレをかけて食べたら丁度いいしょっぱさになっておいしかった。

(この写真は食べかけではありません。盛り付けが雑。笑)

 

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・ジャージャー麺

本日のメインディッシュ!!

 

麺がうどんくらいの太さ。こういうもんだっけ?

夫が混ぜ始める前に写真を撮りそびれたー。

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ぼやけてるけど、混ぜる前はこんな感じ。

隣のテーブルのをちゃっかり撮りました(笑)

 

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肝心のお味はいかに。

 

 

ぱくり。

 

 

もぐもぐ。

 

 

もぐもぐ。

 

 

 

う~~~~~~ん…

 

 

 

 

おいしくはない!!!(どどーん)

 

 

何だろう…焦がし醤油っていうより焦げちゃった醤油(?)って感じの味。

不味いまではいかないけど…

 

 

 

結局、ほうれん草のにんにく炒めが一番おいしかったです。

 

 

 

 

その後、まだわりと時間が早かったので、天安門までお散歩してみることに。

 

 

 

 

 

 

 

何だこれ!!夜なのに人がめっちゃ多い!!

東京ドームでの阪神-巨人戦が1点差で終わった直後の水道橋駅くらい人がめっちゃ多い!!

 

 

ああー!!写真がない!!

歩道橋が崩落しそうなほど、人がぎっしりだったのに。

防犯のためにリュックを背中じゃなくて前に持つくらいの感じ。

 

 

建国70周年公式ロゴのオブジェ(?)の前にできる人だかり。

写真だと見えにくいなー

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こっちにも人だかり。

北京の街や観光地で何度も見かけた、スローガン的なやつ。

最後のところは「新時代中国特色社会主義偉大勝利!」と書いてあります。

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なるほど。

厳重な警戒態勢になってて、天安門の最寄駅とその前後の駅が利用不可になってるのね。

 

一番混んでいる道を避けて天安門を目指してみたものの、途中から通行止めになっていて結局たどり着けず(天安門から戻ってくる人オンリー、今から向かうのはNG)。

 

 

 

天安門と故宮は明日訪問予定なので、諦めて帰ホテル。

 

ホテルについては後でまとめて書きます。

 

 

 

ではでは、(2)に続きますー!

スマホってスマートフォンですよね?

スマホってスマートフォンですよね?

 





冒頭からいきなり何言ってるんだ。


スマートフォンを略してスマホ。

当たり前だろうが。

 

何か問題でも?

 

 


いや、問題はないです。

 

ただ、スマート「フォン」なのに、スマ「ホ」って言うし、書くよねーと思いまして。

 

 


それは・・・「スマフォ」だと言いづらいからじゃないの?

 



うん、まぁきっとそんな感じですよね。

いいんです。ふと気になっただけで。

 

 

 


 

スマートフォンの「フォン」って「phone」ですよね?

 

ear phone だったら「イヤフォン」より「イヤホン」って言いません?

 


SONYの公式サイトを見てみたら、ちょうどトップページにヘッドホンが載っていました。


やはり「ヘッドフォン」ではなく「ヘッドホン」ですね。

 


ついでに辞書の表記も確認してみましょう。

「イヤホン。イヤホーン」と書かれています。

 


 

なんでスマートフォンはスマートホンにならなかったんだろう。

 


オーディオ機器は「ホン」ってことになってるとか?

 



電話は?

テレホン?テレフォン?

 

どちらかといえば「テレホン」カードって言うかな?

 

 


あ、でも笑っていいともは「テレフォンショッキング」だわ。

 



つまり、英語ではどれも「phone」だけど、日本語では「フォン」が主流になっている言葉もあれば、「ホン」が浸透している場合もあるということですね。

 


まぁ別にどちらかに揃えろとは言わないですけど。

 

 

 


 

ところで、「○○ホ」って言うと、男性は別のものが浮かぶ人が多いんじゃないですか?

 


多くはないんじゃないの・・・

てか、あなた女なのに浮かんでるじゃん。

 

 


いや、スマホの「ホ」はphone、つまり発音はFでしょ?


で、○○ホの「ホ」はhole、発音はHでしょ?

 



元々日本語にFの音ってないじゃないですか。

 


中学生時代に英語の授業で言われませんでした?

fishは息をふーって吐くんじゃない、上の歯を下唇に付けるんだ!って。

 

ちなみに、某国語にもFとHの音があります。

(※某国=日本のご近所の大きい国)

 


FとHの音がある言語だったら、スマート「フォン」を略してスマ「ホ」になるなんてことはあり得ないと思うんですよ。


だから、子音の少ない日本語ならではなのかなーって。

 






あーーーー・・・そう。

 


で?

 




いや、それ以上は特に何もないです。

 



あ、ちなみに、日本語は子音だけじゃなくて母音も少ないです。

 


自分の第一言語の音の種類が少ないと、第二言語を学ぶとき不利だなーって、某国語を勉強するようになってから思いました。

 

「あんにん(杏仁)」の「アン」と「あんかけ」の「アン」は、実は言語学(?)的には違うんですと言われても。

 

日本人にとっては、いやいや同じやんって。

 

 

某国人は日本人よりも英語の発音うまいですもん。

もちろん、英語の全ての発音が某国語に含まれてるわけじゃないですけど。


でも某国人は日本人が苦手とされているRの使い手ですからね。

そりゃあうまいわけです。

 


あ、あと某国と比べると日本人はボインも少ないです。

これはまじ。

顔は似てるのに、なぜだ。

 

公共の場では日本人の方が「しいん」としてますけど。

某国人はよく喋るのでね。

 

 


はい。

 




別に「本来の発音に出来る限り近付けて『スマフォ』『イヤフォン』と表記するべきだ!」とか言いたいわけじゃないんですよ。

 

ただ単に、面白いな~と思っただけです。

 

 



そうそう。

 

先日You tubeのある動画のコメントを読んでたんですよ。

 

そしたら、「バイオリン / ヴァイオリン論争」が起きてまして。

 

 


「ヴァイオリンじゃなくて、バイオリンだろ」

 

「発音的にはヴァイオリンの方が正しいでしょ」

 

「でも辞書的にはバイオリン」

 

「violinだからヴァイオリンだよ」

 

「てか『バイオリン』を『ヴァイオリン』に直そうとするなら分かるけど、逆は初めて見たww」

 

「そもそも日本語じゃないんだから、バイオリンもヴァイオリンも完璧に正しく表せてるわけじゃないだろ」

 

 


こんな感じ。

すっごくどうでもいいですよね。

 

 

日本語にVの音がないから、こういう表記揺れが起こる。

 



そういえば少し前に、Vを含む国名の日本語における正式表記に「ヴ」を使わないことになった、とかありませんでしたっけ。

 

 

あと、高校生になってなぜか印象的だった出来事。


地理や歴史の教科書で、中学時代は「バビブベボ」だったものが、「ヴァヴィヴヴェヴォ」に変わった。


不自然なくらい「ヴ」が入ってて、

 

ベネチア→ヴェネチア

ザビエル→ザヴィエル

オダノブナガ→オダノヴナガ

 

みたいな。

 

 

 

塾講師時代にも、外来語のカタカナ表記はどっちが正しいのか問題、生徒によく質問されました。


特に学校の定期テスト前。

 


生徒「ガンジーとガンディー、どっちですか!?」


生徒「ウイリアムとウィリアム、どっちですか!?」

 

私「教科書に合わせるか、どうしても心配なら学校の先生に確認しなさい(にっこり)」

 


ぶっちゃけ、私だったらどっちでもいいなー。

 

さっきのバイオリン / ヴァイオリン論争と同じ。

日本語として一般的な表記というものはあれど、どちらも本来の発音を正しく表しているわけじゃないから。

 

でも私が「どっちでもOKだよ」って答えて学校のテストでバツにされたら生徒に悪いですからね。

 



そんなことより、塾の授業中どれだけ念を押しても、テストで「のぐちひでお」って解答する子がいるのは何なんだ。

 

彼は日本人だぞ。

「ひでよ」でも「ひでお」でもOKなんてことはないからな。

漢字ミス防止のための平仮名作戦で自滅するなよ。

 

 


 

こんなのもあるなぁ。「バレー」と「バレエ」。

 

本来の表記は「volley(ball)」と「ballet」ですね。

 


「学生時代はバレーをやってました」と言われて、「バレーボールですか?踊る方ですか?」なんて聞き返してしまった経験のある人もいるのでは。

 

カタカナ表記だと「バレー」と「バレエ」になりますが、発音するとどっちか分かりにくくなりますよね。

一応イントネーションの違いはあるようですが、それもちょっと微妙。

 


これもVの音がない日本語ならではかしら。

 


そういえば、高校の教科書ではシリコンバレーじゃなくて「シリコンヴァレー(valley)」になってたかもしれない。

 

でも、高校の体育の教科書でもヴァレーボールとは書かない。笑

 

You tube でも「バレーボールじゃなくてヴァレーボール」「いや、より正しいのはヴァリボゥだろ」なんてコメントする人はさすがにいないでしょうね。

 

 

 


他にもいろいろあります。

 

ti を「ティ」と言うか、「チ」と言うか。

 

プラスティック?プラスチック?

 

ロマンティック?ロマンチック?

 

クリスティアーノ・ロナウド?

クリスチアーノ・ロナウド?

 

 

んーーーーーー。

 


まぁ、どっちでもいいかな。

クリロナ氏ご本人がどう感じるかは知らんけど。

 

てか、「クリロナ」っていう略称は本人公認なのか?

 

 

 

ただ、私が個人的にものすごく気になってしまうのは、スポーツ中継などで「チーム」を「ティーム」って言う解説者。

 


そこはチームでいいじゃんチームで!!


「両ティーム」とか「ティームワーク」とかさー!!


なんか聞いてるとそわそわしちゃうんだよー!!

 

 

 


あ、あと外来語の表記問題でもう1つ思い出しました。

 

「ラインアップ」って発音するときは「ラインナップ」って言うじゃないですか。


野球の3・4・5番打者のことも、「クリーンナップ」って発音しますよね。

 

表記するときにいつも迷うんですよ。

「アップ」がいいのか、「ナップ」がいいのか。

 

でもパイナップルは「パインアップル」よりも「パイナップル」だから、やはり「ラインナップ」「クリーンナップ」なのか。

 


パイナップルといえば、PPAP懐かしいな。

それぞれの頭文字が何だったか、パッと思い出せますか?

 

 

 

Pen Pineapple Apple Pen ですよ。

 



はい、今日イチどうでもいいですね。




表記揺れでいうと、「ホッチキス / ホチキス問題」や「ピーナッツ / ピーナツ問題」もありますね。


マクドナルドを略すときに「マック」になる(東日本?)問題はいかがでしょう。


この「小さい“つ”」ってやつは実は日本語特有なので、表記揺れが生じるのでしょうねー。

日本語堪能な某国人でもよく間違えます。



ちなみに、本場アメリカでは「マクダーナルド」って「ダー」を強く言わないと通じないらしいです。

 

 

 

 



以前、ある外国人タレントが言っていました。

 

日本語の中には、たくさん外来語が浸透している。

身の回りにあるモノ、だいたい英語で言えるでしょう。

 

テーブル、ミルク、ウィンドウ、ドア、などなど。

 

だから、実は日本人は英語を学びやすい、って。

 

 


確かに、それは英単語を覚える上で大いに役立っているかも。

 

 

ただし、先述のように日本語は音の種類が少ない。

外来語を無理やり日本語の音に当てはめて表すしかない。

 

だから日本人は英語の発音がカッコ悪いって言われるんでしょうね。

 


もちろん、世界中で日本人だけが不利なわけじゃないけど。

 

英語のRと某国語のRは近いと思うけど、フランス語のRはちょっと違う、とかありますし。

 


 

でも、「スマホってスマートフォンだよね」というところから、日本語の外来語表記って実はブレブレだし、日本人ですらどれが正しいのかハッキリ言いきれないものがたくさんあるよなーと…

 


途中で話があちこちに脱線して、無関係な話がちょこちょこ混じってますけど(笑)

 


あと、私は言語学者ではないので、厳密にはそうじゃないぞ!みたいな表現があっても許してにゃん。

 

いや、むしろ暇があったらぜひ教えてください。笑

 

 

 

 

ということで、こりゃあ間違いなく駄文になるなと思って書き始めたこの記事、想定以上の駄文になりました。

 

ここまで読んでくださったあなた、貴重なお時間を割いていただいてしまい、どうもすみませんでした。

 

 

ありがとうございました。